2018年06月14日

梅雨寒

昨日からぐっと気温が下がって寒さに見舞われている楢岡陶苑です。最高気温は17℃の予報でしたが、帰宅時は13℃、寒い!一抹の悔しさを覚えながらも衣替えしてしまったばかりの機能性下着や厚手のシャツを引っ張りだしてきました。水も冷たい…。

天気も雨が降って止んでを小刻みに繰り返していたのですが、その降り方と雰囲気ときたら梅雨というより秋の長雨にそっくりでした。うっかり「これからひと雨ごとに寒くなるのう」と言ってしまいそう。

ここでは、いつも画像の山の向こうから雨がやって来ます。奥の山が白く霞んでいるのは雨、目視できる雨の塊です。今この時点では私がいる会社の前は降っていませんが、この白い霞が流れるように近づいてきて飲み込まれると雨になります。
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作業は焼成が終わって冷まし中。窯の中は350℃まで冷めました。このまま一晩おいて明日の朝から窯出し作業が始まります。この空き時間を使って、品物が出てきたあとの包装用具の準備をば。包装紙をカットしたり、化粧箱にシールを張ったり、栞を折ったり、熨斗の印刷をしたり。近々の包装予定が1000個越えなのでなかなかの量です。包装作業が滞らないよう、ちまちまとでも準備を進めておかないと(注:一気に進めると軽作業過ぎて気が滅入ります)。

この辺は次の窯詰め待ちの品物。〆切の近い注文品が多いので、窯出しが終わったら即、次の窯づめ作業に移ります。
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さて、ここで一夜明けまして、窯出し開始。
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期日的に一発勝負的な焼成になった品物もありましたが、ちゃんと発色して釉薬の垂れすぎ等もなく無事に焼き上がりました。は〜、よかった、ひと安心。
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さあ、いよいよ一人包装祭り開始だ!!終わりは8月半ば頃を予定。それまで包んで包んで包みまくります。いざ!



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2018年05月28日

田植え日和

昨日、楢岡陶苑はみっちり窯づめ作業でしたが、外界は田植え日和だったようです。道を行き交う車がほぼ軽トラックでほぼ苗床積んだ車でした。つられて5月の田園風景を堪能したくなったので帰りは川の土手の上を通ってみることにしました。

田植えの終わった田んぼ。
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真っ最中の田んぼ。お疲れ様です。
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まだ池状態の田んぼ。
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田植えシーズンだから温泉施設が混むよ、と都市部の友人に話したら「なんで?」と聞き返されてしまいました。それは作業終わったら温泉(場合によっては食事も)直行コースだから、そして温泉施設の売店には野菜の種も売られていると教えてあげたら、それはもう地域性だと言われました。

さて、余談ですが先週の大雨で被害は水の濁りだけとお伝えした楢岡陶苑でしたが、まさかのまさかで小豆の煮汁のような濁り水が一週間近く続きました。連日、水タンクを持っての出勤でしたが昨日からようやく濁りがおさまって来て、今日には通常とほぼ遜色ないクリアさに戻りました。雄物川の水も澄んできているので、その辺は通じてるものがあるのかもしれません。あとは明日からの雨でまた濁りが出ないことを祈るばかりです。

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2018年05月27日

道川の海&道駅いわき

先週のお休み日は海を目指して秋田県を横断してみました。正しくは「海辺の道の駅を見に行ってみよう」です(笑)。

見慣れた山の間からまた山が見えるような道(105号線)をどんどんゆくと
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だんだん新鮮な風景に。
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そして8年ぶりくらいの日本海〜。うっすら男鹿半島が見えました。
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目指したのは道の駅いわき。通常の道の駅施設の他に、海辺っぽく活魚センター、海鮮焼き店舗に、オーシャンビューの温泉施設にコテージ、そして日本唯一の島式漁港公園ありの道の駅です。内陸人にはどれも眩しいものばかりです。

道の駅の外壁には意外にツバメがたくさん巣を作っていて砂浜や波打ち際の上を飛び回っていました。海辺ってカラスはあまりいないのかしら。
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さっそく島式漁港公園に渡ってみました。陸地からの島の全体像を撮り忘れたのですが、海の中にワイングラス型の人工島(天鷺プラムワインにちなんで)を作り、内側が漁港に、そして港を囲む壁の上を一部歩いて巡ることができる作りになっています。
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きっと早朝は漁から戻ってきた漁船で賑わっていると思うのですが、お昼近くだったので、ちらほら釣り人がいる他はほぼ無人でした。

もやってある漁船近くには魚一匹と
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魚一匹分の骨が落ちていました。内陸だったらせいぜい川カニなところです。
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公園部分で一番だったのは男鹿半島を望むココ。
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いったん壁に上ったあと、壁上の歩道に少し下る階段付近です。海風は暑くも冷たくもなく生臭くもなく、すぐそこがテトラポッドなので穏やかな波音が聞こえる以外はほぼ無音。ここに比べると内陸は、車の音、トラクターの音、草刈り機の音、鳥の声、犬の声、牛の声、葉ずれの音…等々、騒音ではなくとも音が多いと感じます。そして水平線まで何もないと言う開けた眺望は山を見慣れているとすごく新鮮です。この階段に腰をおろして読書したいわあ。もしくは海鮮串とビールでも。ぼーっとしたい方におススメスポットです。きっといつまでも座っていられます。ちなみに反対側には海と風車と鳥海山が見えます。見慣れた鳥海山とは形が違うのも一興(笑)。
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自然を堪能したら人工的な楽しみへ移行です。徒歩でも車でも350メートルほどの距離で道の駅へ移動できます。お昼には小丼2種類を選択できるセットをいただきました。由利牛のステーキなども選択メニュー内にありましたが、せっかく海辺へ来たので漬け丼とタコ天丼を。漬けの下にはたっぷりとメカブが敷いてありました。そうか、こうやって食べてもいいのね。
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食事の後は施設内横移動で温泉に。こんなに浴槽に直射日光が当たる温泉は初めて経験しました。通常の浴槽も露天風呂もオーシャンビューで、日本海に沈む夕日を見ながらの贅沢な入浴ができる温泉だそうです。しかし!入浴中にばっちり日焼けもしますので、行かれる場合はご注意を。

道の駅いわきは、かりんとうが多く売られている道の駅でした。商品ラインナップにも地域性が出るものですね。餅物が多いとか豆物とか。今回は県外にもファンの多いあつみのかりんとうと磯海苔塩かりんとうを買ってきました。どこでも売ってると思いきや量(750グラム)に負けて乾燥海藻サラダも。
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上、2つが後日用の楽しみであれば当日用の楽しみもないとね、と活魚センター用に用意して行ったクーラーボックスに串焼きを入れて帰宅しました。生魚も楽しみにしていたのですが、時間的にあまり魚がなかったのでアワビとツブ貝とアサリとホタテの串物です。ちょっと内陸人の胃には重いかも。
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帰り道は曲がるべき場所をまちがえて、結果道に迷い、行きの2倍の時間がかかりましたが、頭の中が水平線で満たされて充実した1日になりました。これまでなかった「頭を休めに海を見に行く」という選択肢も増えました。海を見て、食べて、温泉も入れて、と色々一か所でできるので、あまり時間が取れない方にもおすすめできるスポットだと思います。ちょっとくたびれたと思った時にまた行こうかな。
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2018年05月21日

天日干し

雨の音は雑草の伸びる音であるかのように、緑の眩しい季節になりました。
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先月の、この淡々とした色彩はどこへやら。
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さて、先週末の大雨では、避難勧告が出たり、雄物川が一部氾濫したりした地域もありましたが、幸いにも楢岡陶苑の被害は窯場に少し水が入ったのと、雨が上ってからの井戸水の濁りだけに止まりました。避難を余儀なくされた方、田畑等被害を受けられた方々に、お見舞い申し上げます。

さて、雨が上ると急に5月らしい爽やかな天気になりました。雨の間中、成形した品物の乾燥が全く進まなくて、仕上げ作業が予定より2日〜3日ほどずれ込んでしまったここ数日です。今日はあまりに乾かない物がたまったので、今年初の天日干しの決行へ。
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最初は風の力を借りてと陰干ししていたのですが、思いのほかはかどらないので日光の力も借りようとほんとの天日干しに。薄茶色い色の物が、まだ乾燥が進んでいない品物です。ちなみに引っくり返したり、順番待ちの品と場所替えしたりと面倒を見ていると、私がどんどん日に焼けていきます。
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時間の問題だとは思いますが、今年はまだ土蜂が姿を見せていないので安心して外に出せます。ちなみに、先日お皿を作ろうと道具を取りに行った時のこと。
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板と輪っかを重ねたこれらをまとめて持ち上げたら、左中指に何やらやわらかくてシルキーな感触が…。ああ、これは…、と思ったら三角形のでっかい蛾が板の裏に張り付いていました。今年のザ・ファースト・コンタクト。

窓の外にはでっかいアオダイショウの姿も見かけて、すぐさまあちこちの侵入経路に木酢をまきました。突然のお出ましがないか、びくつきながら扉をあけるくせが抜けないまま冬が過ぎ、また今年も始まってしまいました。あまり入ってこないで欲しいなあ。

なんだか途中で話がずれました。そんな日もあり。

posted by UH.Komatsu at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況

2018年05月17日

長皿考

長皿の作りに入りました。

板状にカットした粘土の四辺を持ちあげて作成するのですが、ただそれだけのことなのに、全然思い通りに事が運ばず苦手な品物のひとつです。途中廃棄が多くて、かかった時間と労力の割には完品の数の少ないこと。

この段階では乾燥管理に応えて、まだお利口なのですが
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乾燥が進むにつれ、どれだけ気にかけようと、どんなにまっすぐに成形しようとゆがみが出たり、そして反ったりするものが出てきます…。

これだけ反ると、もうだめですね。
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今回はまだ発生していませんが、持ち上げた角の部分の圧力のかかり方によっては、この部分にぱっくりヒビが入ります。ヒビが出たら、その時点で廃棄です。
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前任者までは、完品が注文数に達するまで、とにかく作って作って作るというやり方だったのですが、私は店舗での仕事やデスクワークもありますので、そんなに時間をかけるわけにもいかず、そして労力や時間や材料の無駄は可能な限り省きたいので、原因をとまでは言いませんが、せめて完成率の高い作り方を模索して行きたいと思っています。

道具を変えてみるとか、乾燥進行時間を変えてみるとか、粘土のまとめ方を変えてみるとか、スライスした粘土の上下数枚は使わないでみるとか。結局、観察と試してみる時間はかかりますが、いい方法が見つかれば効率は上がるはず。

あれやこれやと観察と実験の予定を立てながら、おそらく、これだけあれば今回の注文数が取れるだろうという数を成形し終わった日の夕方、再び注文が入って必要数が倍になりました。ふおおおお〜。増産決定。

ぞ〜うさん、ぞ〜うさん♪
増〜量しなくちゃね♪

観察と実験の機会も増えたということで…。早く成功率の上る方法を確立したいものです。
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2018年05月13日

桜と流木

5月も半ばとなり、新緑の眩しい季節になりました。ほんの二週間前には桜咲いていたのになあ。春の進行が早いのは始まりだけではないようです。私はと言いますと先週、健康診断=胃カメラという、ここ最近ずもーんとのしかかっていた重しが外れてやっとのびのびした心持ちになりました。外れて分かるその重さ。

それはさておき、今年は4月30日に恒例の神岡の河川敷の桜を観に行ってきました。GW前の注文品の作成と納品で出勤が特別スケジュールになったので、本来ならば満開の日に休日だったはずが桜吹雪の時期にずれこみました。

それでも、なんとか間に合った感じです。
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例年通り、池の端から公園をぐるっと回って川べりの桜並木へ。
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ここまではいつもと変わらずだったのですが、今年はスゴイモノがありました。
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去年7月の大雨で浸水した時に流されてきて桜にひっかかったままと思われる流木です。根っこから引き抜かれる形で押し流れたようで、そして根を覆っていた土は全て流されたようで、まるでビーバーか何かの巣のよう。
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おそらくコレも
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そしてコレも洪水時の置き土産だと思われます。この公園、完全水没してましたから。水の力って恐ろしい。
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でも、この日は穏やかに水面を花筏が流れていました。
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GWのおでかけはこれだけ。何せ、お迎えする方ですから。3月4月と怒涛の忙しさで品物を増産しましたが、ほとんどが注文品として外へ出て行ってしまいました。ご来店下さったお客様に満足していただける品ぞろえであったかどうかが来年への反省材料です。

来年のことはもちろんですが、来るべき次の季節に備えねば。頑張ります!!

余談ですが、通勤路脇の桜の気にカラスが巣を作りました。木の芽時から毎日様子をうかがっていたのですが、まだ枝ばかりの桜の木の股に拵えられた巣が日に日に桜御殿へ変化。贅沢なカラスだのうと思っていたら、すぐに青葉御殿に変わり、そしていつの間にか巣は撤去されたようです。まあ、カラスが増えても困るのは分かるんですが、桜と青葉の御殿を追われたカラスはいずこへ。ちょっと気になっています…。




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2018年05月06日

悩ましい紫陽花モチーフ

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ブローチにしようか

ヘアゴムにしようか

今回限りにしようか、またトライしようか…。
(↑仕上げがえらい大変な上に、上手く釉薬のせるのが難しい)。

でも、かわいい。
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2018年04月23日

「北斎と冨士」展

4月20日、秋田県立美術館で21日から開催が始まった「北斎と冨士」展の開会式と内覧会へ参加して来ました。抽選で30名招待という告知を知ったのが3月の終わりのこと。もし当選したら、ちょうど春の繁忙期とB品掘り出し物市のご褒美になるなと応募したところ、ありがたくご招待いただきました。
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貴賓挨拶、テープカット、開会宣言などの開会セレモニーの後は内覧会へ。「冨嶽三十六景」は表富士36図と裏富士10図の全作品を展示、これまで和綴じ本であるため全作品の展示が難しかった版本「富嶽百景」も、摺りのいい一冊をばらして1図ずつ額装して展示と言う豪華さです。皆さん、スゴいモノが横手に来てますよ。
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全部ではありませんが、主要作品の説明をしていただきながら進みます。自分の乏しい知識とセンスだけではそれ以上のものを見過ごす可能性の方が大きいので説明大事!浮世絵に限らず、美術館や博物館は知識や説明があるだけで面白さや見方がぐっと変わります。おまけに、この日だけフラッシュ無しなら写真撮影も可ということで嬉々として撮影して来ました。
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有名なこの作品も。
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本来、波は沖ではうねるもの、こういう波頭は浜辺でしか見られないものですが、そこは北斎のセンスというかユーモアというかダイナミックに見せる工夫がされているそうです。外国の方はこういう個性的で勢いのある作品を好まれるそうで外国でも人気の作品。そういえば少し前に読んだ原田マハさんのゴッホ兄弟を扱った小説に、この作品が出てきました。「大きな波に難破しかけているけれど霊峰冨士が見守っているから絶対落命しない安心感がある」というようなことが書かれていて、へえ、と思った次第です。主題が富士山の一枚なので、そんなこと考えてもみなかった。波すごーい!とだけ。子供の頃は舟と人の存在すら見落としていたし…。

所要時間は開会式と内覧会でほぼ一時間の予定でした。開会式が10分と見積もっても、内覧会時間は50分、作品説明もしていただけるということは全部を観賞するのは絶対無理、と、こういうことだけそつなく頭を働かせて前売り券もしっかり買った私。後日、ゆっくりしっかり観て参ります。図録も買わねば。

あと、今年気になっているのはこちら。角館にある新潮社記念文学館の展示。
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数年前に「新潮文庫の秘密」展というのがあったのですが、開催を知った時にはもうぎりぎりすぎて行けませんでした。なんとなく同じ香りのする今回の展示はぜひ行きたいもの。

ちょっと気になるのは秋田市の千秋美術館のピカソ展。
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ピカソ好きと言うわけではないのですが、こういうビッグネームの展示会は興味薄で足を運んでも興味大になって帰ってくることが多いもの。だてに人気があるわけではない大物の実力を実感できます。

同じような理由で、確か初秋頃だったでしょうか、岩手県立美術館の「ブルーノ・ムナ―リ」展も気になっています。イタリアのグラフィックデザイナーと言うことですが「きりのなかのサーカス」しか知らない私。見に行ったらもっと詳しくなって興味がわくかも。その点に一番期待が高まります。ただ時期的に大きい仕事の後なので体力的に行けるかどうか。ちなみに去年は同じ時期に「暮らしの手帖」展が開催されていて、春先から行く気まんまんだったのですが、結局体力気力ともバテバテであきらめました。20年来、展覧会があったら絶対行く!と思っていたエロール・ル・カイン展は根性で行きましたが(笑)。

今年はどうかな。ベストな状態で行けるといいなあ。

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2018年04月16日

B品掘り出し物市 2018

昨日、4月15日、二年ぶりに掘り出し物市を開催しました。

晴れの日にあたることの多いイベントなのですが、今年はあいにくのお天気。雨、風、寒さの中をご来店いただいたお客様、そして運営をお手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。

開場待ちの会場、ビフォー編。
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県外から山越えして来て下さった方、前回の開催からの間に、子供さんやお孫さんがたくさん生まれて全員分のご飯茶碗をそろえようと、ずっと待っていたとおっしゃる方、これまでの掘り出し物市で枚数がそろわなかったものが今回やっとそろった方、中には、他の大きなイベント参加と迷った末に、こちらに来て下さった方もみえました。同日開催にしてしまって本当にすみません。期待に応えられた市になっていればいいのですが。

こちらはアフター編。あんまり減ってないようにも見えますが、テーブル三台が空になってのこの量です。
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そうそう、工房前の道路を挟んで斜め前の八幡社が、同日たまたま春のお祭りで、たまたまB品掘り出し物市スタートの頃合いに、お祭り開始の花火がばんばん打ち上げられました。「花火まであがるなんて楢岡さん、すごいですね」と勘違いされたお客様もたくさんみえましたが、すみません、さすがにそこまでは、うちでは無理です。

レスキューしてきた桜も、申し合わせたように満開になり、雨の日はとみに薄暗さが増す店内を華やかにしてくれました。
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花が散る頃には、外の真打ちの桜がほころびてくれるといいなあ。

帰りがけのお客様に、来年の開催は?とのご質問を何回かいただきましたが、う〜ん…。開催したいとは思っていますという煮え切らない返答しか現在できないのが残念です。そもそもの生産力(生産人数)が減っていること、そしてB品であること(作る側としては制作時のB品が出なければ出ない方が望ましいので)、毎年運営のお手伝いをお願いしている方々の環境的年齢的日程的都合等々。

それでも、気持ちは開催したいとは思っていますので、今後も何とぞよろしくお願いいたします。





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2018年04月02日

道の駅おおうち

3月24日、由利本荘市大内の道の駅へ行ってみました。いつもの会社への通勤路から由利本荘市に向かったのですが、進むにつれて雪の有無が一目瞭然になりました。南外地区はまだ山も田んぼも雪が多く、やっと顔を出した田んぼの畦を一筋の足跡をつけてカモシカが歩いていましたが、大内地区に入るとすでに畑にビニール仕込んで苗植えしている姿が。早い!!

ちなみに次の日の会社の周りはこんなでした。
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1時間かからず、道の駅はーとぽーと大内着。敷地内に複数の建物が建っているため全景が難しいので一部を。
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三月と言うことで「由利本荘ひな街道」や「町中ひな巡り」が開催中。道の駅と同じ敷地内にある図書館でも様々なお雛様が展示されていました。
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オーソドックスなものに、
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横手市の中山人形のものも。
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そして吊るし雛。ぶら下げられている一個ずつに意味があるそうで、「ニワトリ」の「早起き出来ますように」がくすりと笑えました。分かる分かる。
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こちらは道の駅に飾られていたもの。
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ここ数カ月、日は差さないわ、雪と氷ばっかりだわで黒白灰色に見慣れた目には赤や桃色が鮮やかでなりません。吊るし雛、冬の終わりの一番薄暗い頃に店にぶら下がっていたら、ぱあっと明るくなるだろうなと、これまで何回か思ったのですが、買うと高く、自分で作るとなるといったいいつ完成するのやら。一本だけぷらんと下がっていても、それは寂しい…。

お昼は道の駅でいただきました。ほんとは名物のとろろ飯をいただくはずが、ついうっかり「3月限定」に惑わされて「ひな膳ちらし」をオーダーしてしまいました。でも、ちゃんと、きぬさや麺つきですよ。とろろはね、多分、次回も食べられるからね…。ちなみに大内のきぬさや麺は大嘗祭献上品だそうです。さやえんどうの粉末を練り込んだ緑色の麺はつるつるで稲庭うどんに似た喉越しでした。
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抹茶セットもあったので。あちこちの抹茶セットを試しているので外せません。いちごシャーベットぜんざいにお抹茶という和と洋の折衷型でした。
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食事の後は、併設のぽぽろっこで温泉に入って、産直をのぞいて帰宅しました。同じ県内と言えど、大仙、横手、湯沢とは微妙に品ぞろえがちがいます。あられ用の干し餅とあられ多し。これはこっちの方ではあまり見かけません。

戦利品1。あられとブルーベリークリームのパンケーキ。桃クリームのものを狙っていたのですがコーナー一周してるうちに売り切れました。あられは塩が薄くて、干し餅特有の歯ごたえがあっておいしい。
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戦利品2。ルッコラと山にんじんをば。
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ルッコラはサラダに、山にんじんは蒸しエビと一緒にかきあげに。両方ともびっくりするほどシュウ酸が強くて食べているうちに舌がぴりぴりしてくるほど。食べ終わってから結石が怖くなって近所のスーパーにカルシウム強化のヨーグルトとチーズを買いに走りました。春は青菜と言えども量は適切に。

最後の青菜でちょっとつまずきましたが、道の駅おおうち、楽しめました。季節が進むと並ぶ品物もどんどん変わって行くのが産直、また行かねば。




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