2012年01月29日

春、待ち遠し。小皿のことなど

出社したらプレスフィルターの上に霜ができていました。昨日、粘土になる前の泥の水をしぼったので泥ごと凍ってしまったようです。外は地吹雪ツアーに最適の日。

さて、見本市に合わせて小皿各種が窯出しされてきました。
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左下から時計回りに「梅小皿」、「花びら小皿」、「花小皿」です。どれも直径8.5cm前後の小さなお皿です。小皿好きの方や醤油皿を探しに来られるお客様に人気で、店に出るとあっというまになくなってしまう人気者。そのため希望枚数にお応えすることができなかったことも何度かあります。すみません。

うちには他にもこれくらいのサイズで深さを少し出した手び練りのものもあるのですが、ロクロで作陶した繊細さからか花小皿が人気です。

お皿って実はお茶碗や湯呑を作るより難しいんだそうですよ。いちど鉢を作ってから拡げていくからだそうで、夏の陶芸体験でも「鉢と皿の中間のものになった」とか「丸い板ができた」とか「反り返って潰れた」とかにぎやかです。

花びら小皿は手び練りですが、4枚だとクローバー、5枚だと桜の花になるので、春に人気が高まるお皿です。贈り物にしたいので開けた時に桜の形に見えるようにして下さい、と言われ、梱包材の関係もあってご要望に沿った包装に四苦八苦したこともありましたっけ。

そういえば沖縄では桜が咲いて桜祭り開催中だそうですね。夢のようです。

近いところでは自宅のサンルーム(洗濯物干しスペースともいう)に生活している枝垂れ梅の木が蕾をつけてきました。
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去年、地震後まもない頃、角館方面に納品に入った帰りに購入してきたモノ。去年は環境が変わって蕾は全部おちてしまったので期待は今年へ持ち越し。なんとか「雪に紅梅」となってほしいものです。

そしてこちらも梅小皿。大宰府天満宮のものです。裏にちゃんと銘が入ってます。もう随分前に太宰府天満宮にお正月の御奉仕に行った友人にもらったもの。3輪の梅の花がいいのです。
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のっかってるお菓子は「秋田犬饅頭」。
見本市の荷物を取りにきた取引先さんからいただきました。
なんといってもこの顔!!犬といえど目が細くて一重で秋田っぽい顔をしているのがユーモラスです。中身はこし餡でした。親指の第一関節まで程度の大きさなので、ぽいぽい食べられてしまいます。甘いものを補給して体温あげて、見本市までもうひと踏ん張り頑張ります!!
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2012年01月28日

今年の芋は

また一段階寒さ厳しい今日この頃。
見本市の準備に精を出していましたら、工房の奥の方に何やらいい香りが充満していました。
出所はロクロ場前廊下のガスコンロ。
社長が石焼き芋焼成(?)中でした。

ちなみに去年は陶芸体験室で干し芋作ってたっけなあ。

午後も遅くなってから
「芋食わねが〜?」
と聞かれたので「食う」とこたえたら、社長いわく芋味と焦げ味を両方楽しめるという大きいのを一本いただきました。

さっそく割ってみてびっくり。
おお!赤い!!
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ムラサキイモで焼き芋作ったんですね。
中の色がちがうだけでずいぶん感じが変わるものです。

せっかくいただいたのですが、巨大すぎて食べきれず(全部食べたら食事一回はゆうに補える巨大さでした)、持ち帰り決定。

すでにいい感じに焼かれている芋なのでどうしましょうねえ…。

結果、皮と焦げをのぞいてマッシャーでつぶし、粉その他と一緒にパン焼き機へ投入!!

赤い食パンになりました。(朝食時に急いで撮影したので写真が適当ですいません。)
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ずっし〜んとした、腹もちのいいパンです。

残りも同じようにパンにするとして、あと4〜5回分くらいの量があります。それだけでも芋の大きさを実感できますね。連続ではなく間をあけてゆっくり楽しむことにして芋ペーストは冷凍庫へ。

あまりにも鮮やかな紫色なのでしょっちゅう冷凍庫内でブルーベリーと勘違いが発生しています。

食べきるころには次世代芋や双葉の苗が準備されていそうです。

(ちなみに、おととい社長がプランターを小脇に抱えて工房内を移動しているのを目撃しました。)



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2012年01月22日

ちょっとゆるんだ冬の日

いつもよりあたたかい(?)一日になりました。たとえ1℃か2℃くらいと言えど、最低気温がプラスの域だと全然ちがいます。暖房の入らない窯周辺やストック部屋あたりにいくとちがいが肌で分かります。ザ・ちがいのわかりやすい楢岡陶苑。

現在、来月行われる見本市の準備真っ最中です。作りも窯もフル回転です。寒い日にはどうしても敬遠したくなるストック部屋での仕事を「今日のうちに、あたたかいうちに、」といつも以上に精を出していたら、ぐったりくたびれた夕方です。老人かいな…。

午前中、外に出てみたら、工房の屋根の雪が面白いことになってました。
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いつもは塊で落ちてきて大変危険なのですが、今日はなんというか洗濯の日?手ぬぐいかさらしみたいだと思ってみていたら、横から、トイレットペーパーみたいだという声あり。

さようですか…。

記憶の限りではほぼ一カ月ぶりくらいのよい天気の2、3日でしたが、また始まりますね。マイナス10℃前後まで冷え込むタームが。今回もまた雪はたくさん降るのでしょうか。低気圧で具合が悪くなる方はご注意ください。私も年末ひどい目にあったので頭痛薬をちゃんと準備しとくことにします。

こちらは昨日の一枚。楢岡陶苑入口脇から空を臨む。
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飛行機雲が見える青空に歓喜!!
感覚がすっかり冬の国のひとになっています。
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2012年01月19日

蕎麦猪口型コーヒーカップのことなど

先日、友人からメールがやってきて、突然「あなた豆倶楽部の部長ね」と任命されてしまいました。友人当人は副部長で、うちの家人は部員だそうです。

倶楽部と言っても、実在活動するものではなく、ノリというか単に名称だけそれらしくあつらえて、ときおり豆料理の話をしたり、気になる豆の話をするだけというもの。

部長にされてしまいましたが、けして豆料理や知識に長けているわけではありません。むしろ豆初心者なのですが、以前、ごちそうした豆カレーと豆ご飯をいたく気に入ってくれたようで、どうやらいつも豆料理作ってるイメージを持たれているようです。

けれど、そんな地位(?)を与えられたら調子に乗ってしまうではないですか。で、さっそく煮てみました。初あずきを。鏡餅も食べきらなきゃいけない頃合いですしね。

こんなふうになりました。作ってみてから気づくのは、うち2人とも甘いのあまり得意じゃなかったという事実。
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今回の器は楢岡焼ではありません。
昔、学生生活を送っていた伊勢から引き上げてくる時、何か記念になるものを、と思って購入した地元の作家さんの器です。(伊賀焼のコーヒーカップもあったのですが、いつのまにか母親の所有物になりました。)

家人に説明を仰いだところ、素焼きの器の上に白化粧を施したものを道具でひっかいて絵を描き、その上から透明釉をかけたものだそうです。

もちろん買った当初はそんな詳しいことは全く知らず、ちょっとゆがめたカップの形とスペインあたりの洞窟にありそうな絵がなんだかよくて、そして取っ手のないコーヒーカップと言うのが、えらく自由な感じがしたのを覚えています。

コーヒーや紅茶も飲める、日本茶や中国茶でも違和感は特にないし、スープもいける。冷温両方のデザートもいけるし、ゆで枝豆なんかもいけそう。カップだけならそば猪口と大差ない形なので蕎麦もいいかも。

自由な感じ=使い回しがきく、ですね。ようは。

コーヒーカップにはコーヒーを、秋刀魚皿にはサンマを、と固まっていた頭がこのあたりからようやく少しずつほぐれてきたような気がします。

こちらのコーヒーカップ。気に入ってはいるものの、これまで使用頻度が低いままでした。二年に一回とかそんな感じ。たぶんもう同じものは買いなおせないしという気持ちがちょこっとと、かなり頑張らねばならないお値段だったので惜しむ気持ちがもりっと。

まあでも器は使ってなんぼ。作った方も使ってもらおうと作成していると思うこの頃なので、これから出番を増やしていこうと思います。

ところでやはりこの形、ゆがめられてユルイ感じがよいと思うのですが、楢岡焼にはこのタイプはありませんね。たまに「型抜きですか」と聞かれてしまうくらいキレイな円を描くふち。こういうユルいタイプのものもあるといいのになあ。

陶工さん、いかがでしょう(笑)?

ちなみに豆倶楽部発足?のもとは、初買いした「うかたま」の豆特集についてのメールのやりとりからでした。初心者には乾燥豆ともどした豆の重量換算表や豆各種の標準ゆで時間表の掲載が嬉しいのです。

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2012年01月14日

アクティブな引きこもり休日

もう去年の話と言うと大げさですが、ほんのひと月前のこと。社長から柚子をもらいました。ちょうど冬至の直前で、柚子湯や鍋もの用のポン酢を作ろうという計画を家人とたて、こっそりマーマレードも挑戦してみようと決意を固めました。

さっそく調査に乗り出すもレシピは色々で、とりあえず大まかなところで全てのレシピに一致しているところをかいつまんで実行してみることにしました。

柚子1キロ分です。雪の日でうす暗い台所が華やかになりました。冬至の太陽再生の象徴なんちゃらという説に問答無用にうなずかされました。冬期間は本当に色彩に欠けていることを改めて認識。車くらいだものなあ、カラフルなの。
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まずはキレイに洗って、半分に割って果汁をしぼります。

さて、問題はこの後。レシピによって変化があるくだりです。

種を集めてワタをつけたまま皮を刻む。
種と袋を集め、ワタはこそいで捨て皮を刻む。
種とこそいだワタを集め皮を刻む。

どうしよう…。

種と袋はペクチン抽出のため必要らしいということは分かったのですが、謎なのはワタ。ワタからペクチンを取るというもの、苦味の元になるから取り除くというもの、一切触れていないもの。ペクチンと苦みに関与していることだけは確かなので、仕上がりに影響することを考えると迷いに迷ってしまいます。

結局、ワタはこそいで捨て、皮と種と袋を一緒に煮るレシピを採用することにしました。決定打は昔、沖縄に行った時耳にした「ゴーヤはワタが苦いんだ」という食堂のおばちゃんの一言の記憶。柚子とゴーヤのワタは別ものな可能性もありえますが、まあ今日のところは同じものということで。地道にワタこそぎしたら指先に柚子の香りがしみついてしまいました。

一歩前に進んで、次は皮の処理です。刻んだ皮をつかみ洗いのくりかえしで苦みを抜くんだそうですが、ここでも4、5回派と10回程度派と一晩派がいるではありませんか…。

あ〜う〜。

体験談を読み漁り、念には念を入れて「一晩水につける」を採用。でも次の日から仕事なんだな、これが。仕方ないので翌日ひきあげた皮は冷凍庫へ。そのまま年末年始に突入し、年があけてしまいました。

三賀日も過ぎてからようやく続行。
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反射式ストーブはいいですね。煮込む料理の味方です。前回しぼった果汁も保管しておいたのですが大丈夫なものか一抹の心配が。でも雑誌でみた馬路村の記事では茶色の一升瓶で一年保存するとあったしなあ、と投入。(一応なめてみたら、酢?というすっぱさでした。)ここで白ワインを入れると言うレシピもありましたが、今回は果汁と水だけで煮込みます。

これはペクチン抽出に使った種と袋。お茶パック使用とありましたが、とても収まらない量だったので新品の排水溝用ネットをよおく洗って利用。ゼラチンのようなペクチンがどんどん出てきたので菜箸とトングを駆使して絞りました。
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よさそうなところで瓶詰めして脱気。瓶が庶民だなあ。いつかWECK使用にしたいものです。
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脱気は実は一番嫌いな作業です。だって怖いではありませんか。瓶のふたが飛んだらどうしようとか破裂したらどうしようとか。今まで一度たりともそんなことはないのですが、想像はとどまってくれません。脱気作業中の鍋を物陰から顔半分だけ出してそっとうかがっている私。

予想以上の量ができました。すぐ食べる分以外は冷凍庫へ。
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手間がかかっただけあって、ほろ苦くもなかなかおいしい仕上がりになりました。でも作業内容的には一年に一回でいいなあ…。一年かかって大変さを忘れ、おいしい記憶だけ残してまた次の冬にトライしてみようと思います。

posted by UH.Komatsu at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2012年01月11日

盛り付けワンポイントのことなど

会話の機会があると雪の話ばかりの今日この頃。
マイナス11℃までの冷え込みに驚いていたら、そのあたりまでの冷え込みが数日続くと言う予報におののいている楢岡陶苑です。

水も粘土も器も冷たい冷たい。
おまけに隙間風ぴゅ〜ぴゅ〜状態の作業場なので、乾燥中の品物が凍って割れることもあり、管理もしっかり神経そばだてていないといけません。怖い怖い。

朝乗ってきた車が夕方には埋まりかけているといううちの駐車場ですが、松の内にはこんなものも出現しました。
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社長の車のワイパーの上に犬型の降雪。
今年が戌年だったらホームランだったのですが、残念。

さて先日、器の本を読んでいたら、盛り付けについてのお話で、「隙間を作って盛ると上品な感じになり、たくさん盛ると庶民的になる」との記述がありました。

確かに
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その通りかも…。(ぼやけててすみません。)
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*上下とも「足付角皿(白釉)」使用
posted by UH.Komatsu at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2012年01月07日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年も楢岡陶苑をよろしくお願いいたします。
なかなか着手できない新作にも頑張って挑んでいきたい今年です。

大みそか、お店や工房内にお供えを飾り歩きました。(全6カ所)。
こちらは登り窯付近のお供え。
古い手ロクロの上に乗せてみました。
雪で屋根と軒下がつながったため窓がふさがれてしまい暗い暗い。
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餅を好む者がいない工房なので、後のことを考えて「カブ+柚子」の鏡餅もどきです。
それっぽくみえるでしょうか?

個人的年賀状はこんな感じに2種類用意しました。
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どちらが届くかはその時次第、としたかったのですが、年末ぎりぎりまで窯出し納品とばたばたしていたのに加え、年末の低気圧によって激しい頭痛に見舞われたため、大部分、寒中見舞いへと移行してしまいました。

まだ届かないという友人の皆さま、気長にお待ち下さい。いずれ届きます。

ちなみに私が今までいただいた年賀状の中で最も遅く届いたものは八月でした。
メールによると「書いたまま出すの忘れてたの見つけたから、今、出してきたわ〜」とのこと。

真夏の年賀状は、見慣れているはずのオレンジ色の枠が不思議な感じでした。

さて、昨年もあれこれアップしようと思っていた小話もできないままだったり、お買い上げいただたいたお客様からの食卓風景写真なども掲載できないまま過ぎてしまいました。

今年は、これまで以上にこなす仕事が増えそうですが、なんとか色々あれこれご紹介したいと思います。

くりかえしになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

posted by UH.Komatsu at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年12月29日

大甕完成〜今年最後の窯出しです〜

朝一番に窯から台車を引っ張り出しました。
窯に入れる前もでしたが、発色を得ると結構な迫力です。

なかなかよい感じに焼けたのではないでしょうか。コレ失敗してたら、さすがにヘコみ度高いよなあ。
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周りの小物を外してから、いざ真打ちへ。

せーの!!
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おろしてみると内側に花びらのような水色が出ていました。
これは真上から見ても楽しめます。
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6個出そろいました。(拍手!)
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posted by UH.Komatsu at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況

2011年12月26日

ふた甕勤務中

今年も相変わらずのクリスマス寒波に見舞われました。が、はたして寒波は終わったのでしょうか。さほど変化なく降って冷え込んでいるような気がするのですが。これは新しい寒波なのかしら…?

さて先日紹介しましたフタ甕、出来心で白釉かけた雪だるまみたいなもののほうですが、さっそく一個、愛知県のお宅に行くことが決まり、猛吹雪の中、旅立って行きました。

お主は雪なし生活が決定かあ、いいなあ、いいなあ。と思いながら梱包し、荷物をお願いしたのが24日の夕方のこと。そうしたらなんと昨日25日の夕方に「届きました」とのご連絡が来たではありませんか!

早いっ!!

ふた甕はすでに本体に塩をたたえて、勤務中でした。
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つい前日まで手元にあったものが、次の日には遠い場所で勤めを果たしている姿は新鮮でした。まるで別のもののように見えます。最近読んだ雑誌のバッグ制作の記事に、「品物の誕生日は使う方の手元に届いた日」というようなことが出ていましたが、そういうことなんでしょうね。

そして、表情を変えたふた甕の写真をみて、すっかり昨日から今日のトリップ感でいっぱいの私ですが、こんなにも早く品物を運んで行ってくれた人がいることにも頭が下がります。

うちのロクロ場で作られたフタ甕が生き続けて行くのにもたくさんの人の手があってのこと。小さい存在ですが、このふた甕が今後、新しいお宅の生活の中で役立ってくれることを願います。





posted by UH.Komatsu at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年12月24日

甕、施釉から緊張の窯詰めまで

甕の削り作業を掲載した際、完成形を出し忘れました。こちらです。
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このまま数日乾燥させて、土の色が白くなったら、素焼きの窯に入れます。ただ大きさが大きさなので窯詰めも普段とちがう配分に…。カゴ三段積むところが一段になってます。

素焼き終了ほやほや。
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みがき作業をするんだけど…。
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まだ熱くて素手では難しいです。写真じゃなんとなくしか分からないのですが、中央あたりにもうもうと湯気が立っているのです。スポンジに含ませた水分、すぐ蒸発。ほかほかです。

釉かけも湯呑やお茶碗のようには行きません。ある意味豪快!
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鉄釉と青海鼠釉を施すとこんな姿になります。
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だいぶ見知った形に近づいてきました。

いよいよ本焼きの詰めですが、やはり迫力。なんと甕3つ全部乗ってます。
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窯の中へと移動するとき、台車ごとひっくり返ったりしたら恐怖です。これが上から降ってくるのも。ここまでの作業がゼロになるのも。

僭越ながら窯の前に仁王立ちして、てっぺんと左右が窯の壁にあたったりしないか、見張りをさせていただきました。そろそろと進むのですが、ちょうど窯の中に進入するあたりで段差があるので、どきどきしました。ぐらぐら揺れてるんだもの…。

無事、窯におさまって焼成が始まりました。
窯を開けるのが、いつも以上に緊張が高まります。窯出しは明日。どんなふうに焼けているのでしょうか?
posted by UH.Komatsu at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況