さて、色々とイベントの多い12月。今月のおススメは「モーニング・プレート」です。
一見地味かつ普通のお皿なので、お店でも華やかな絵皿に埋もれてしまいがちなのですが、堅実な器なので個人的に好きな一枚でもあります。
某日、大葉のおむすびを結びました。
五穀米をむすんで大葉をはりつけ、網にのせて直火でさっと炙るおむすびです。幼少の頃は海水浴のお弁当の定番でした。焦げ目のついた大葉の香りが漂うと、どんよりと曇った水平線上の空と、ちょっと肌寒い感覚がふっとよぎって行くのを感じます。快晴といかないのが秋田の海水浴の記憶っぽいなあ。今では登り窯の差し入れのおむすびとなりました。
某日、「食卓に魔法がかかる」と紹介されたレシピ本を手に入れました。
さっそくハンバーグにトライ。
本当に魔法がかかりました。二回目から牛豚ミンチではなく豚+おからにすることにしました。おからが肉汁を抱き込んでこれもまたよし。レシピ本は手順ひとつひとつの写真とささいな作業も明快に記され、同じ味を読者に手渡したいという書き手の並々ならぬ熱意を感じます。魔法の正体はたぶんそこにあるのでしょう。ありがたく享受しています。
某日、地元産のブルーベリーをいただきました。
さっそくブルーベリーマフィンを焼きました。手元にある「ブルーベリーマフィンの焼き方」は10数年前に図書館でコピーしたレシピで、幾度となく焼いているのだけれども、実際ブルーベリーを入れて焼いたのは実は初めて。生ブルーベリーが手に入らずジャムやらピールで代用して別のマフィンばかり焼いてました。念願達成。でもなかなか酸っぱいマフィンになりました。実をいれすぎたか?
某日、地元産のクレソンを試してみたくなり購入。
やはりつけあわせは肉?とトリモモを照り焼きに。酢と醤油ベースのタレのつなぎ役ははちみつで。クレソンがメインとはる量なのは、店先でクレソンにひかれた「気持ち」の分。次は「クレ美人」も試してみたいのです。
写真はありませんが、オムレツやケーキ(ぜひホールで)や塩シャケなどもなかなか絵になります。実用性が高いということは生活の中にいつもある、ということだと思います。この一枚が割れるまで、いったいどれだけの料理をのせ、幾度洗われるのでしょうか。調理中や後片付け中に、ふとお皿の生涯を考えてしまいます。