2015年12月30日

年末年始のご連絡

ぎりぎりになりましたが、今年最後の窯から品物が出てきました。久しぶりの鉢物、割と大きめ。2つともかなり久しぶりの焼成のため、「あれ?コレいくらだったけ?」としばし首をひねりました。久々過ぎ(笑)。

つけ麺鉢。
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八寸深皿三点白。やわらかめの色が出たので煮もの系もキレイに映えるかと思います。
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さて、今年の営業もあと1時間になりました。年末らしい何かをしているわけでもなく、普段通りの仕事をしています。年があけたら見本市や卒業記念品等々、次の仕事が待っていますし。迅速に迅速に。

今年もやはり圧倒的な作り手不足な中、私が一カ月近く休んでしまったこともあり、なかなか生産力を上げることができませんでした。注文が立て込んでいてお受けできなかった注文や希望(おもに陶芸体験)も多数ありました。根本的な原因が原因なだけに簡単に解決できる問題ではありませんが、少しずつ良い方にむかっていけたらと思います。職人不足は手仕事業界全体が抱える問題でもありますし。品物についても時代についていけなくなってきたものは少しずつ刷新して行きたいと思います。

そうそう、1/3〜1/11までの9日間、東京の新宿伊勢丹で47都道府県でつくられたご飯茶碗の催事が行われます。うちのお茶碗も出発しました。今回は定番品と限定品を出展しますので機会がありましたら、ご覧になってみてください。47都道府県のご飯茶碗が並んだ様子は壮観だと思います。

楢岡陶苑は1/4から新年の営業が始まります。

それでは、よい年末年始をお過ごしください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2015年12月28日

お正月飾りあれこれ

昨日は店内の正月飾りを作りました。

先日買ってきた水引で試しにあわじ結びをしてみたのですが…水引って言うことを聞いてくれないものなんですね。パッケージの裏には「しごきながら扱いましょう、緩んだら締めながら進めましょう」と注意書きがありましたが、その前で大きくつまづきました。いくら締めても手を離すとスルッと緩んで全然別の物になりよる…。どうしようもなくてセロハンテープで仮止めしてしまいました。しばらく置いておくと、こなれて戻らなくなりました。そうか、そういう性質のものなのね。
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松と梅の造花を束ねて金色の水引で縛りつけてみたら…
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ちょっとそれっぽくなったかも。
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次は松飾に着手します。金茶色の水引だけを先に束ねて輪にしたものに赤金色の水引を巻きつけて稲穂(秋に田んぼから拾ってきたもの)を挟み込んでほどけないようにぐるぐる巻きにして結びます。水引の先は、すっと流れて欲しいので今度もセロハンテープで仮止め。輪は色々な意味があるようですが、私にはゲートのように思えます。茅の輪くぐりの影響かしら。
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紙垂を作ります。半紙を折って切って整えます。登り窯の時も作るので大分慣れてきました。
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最後は松の枝に取り付けて完成のはずが、さてコレどうやってまとめればいいんでしょうね。いかにも縛りつけましたという感じはイヤだしなあ。紐やらワイヤーやら引っ張り出してきては悩みましたが、引き出しの中の強い味方、テグスを思い出し、これを水引の隙間に通して松に結びました。根元から松ヤニが出始めていたので、とりあえず濡れティッシュを巻いてから、形を整えるために切り落としたユズリハの葉でくるんで水引で束ねました。松の内はこれでなんとか保ってくれるといいのですが。
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柱への取り付けでもまた悩む。そしてやはりまたテグスを松に結んで輪にして画鋲にぶら下げる形にしました。テグス万歳!

入口から入って右の柱。
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左の柱。水引が元気すぎる。
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そしていよいよ鏡餅。今年も気に入る三方に出合えなかったのでベタ置き。安いのは思いっきり接着剤が表にはみ出してたりするので、せっかくの飾ろうという気持ちが台無しに。あせらずゆっくり探して行こうと思います。それにしても鏡餅の下の紙も気になるな〜。せめて明後日には松葉の絵が入ったお懐紙にとりかえよう。鏡餅とお神酒だけ置いたら、がら〜ん!としてしまったので亀のいる浜辺にしてみました。鶴がいれば完璧なんですが。
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ここまで作って飾って、ほぼ一日が過ぎました。今はクリスマスがあるし、お正月用品もほぼ買いそろえられるので短期間で整えることができますが、ひとつひとつそろえて整えていた昔はさぞや大変だったろうと思います。12月の半ばに正月事始めがありますが、それからで間に合うのか?と思うくらい。

今朝は通勤途中にお家の玄関前に木製の杵と臼を準備されているお宅を見かけました。雪が遅かったので実感薄いですがやはり年の瀬、もうじきお正月さんがいらっしゃいます。


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2015年12月27日

クリスマス

クリスマスは風の強い1日になりました。よいクリスマスを過ごされましたでしょうか。近年クリスマスの晩御飯にはグラタンかパエリアを作ることにしていたのですが、今年はなんだか洋風な気分になれず、ぼんやり予定していたパウンドケーキも焼かず、簡単に大根レタス鍋を食べました。大根おろしを投入した鍋でレタスを煮ながらしゃぶしゃぶをするという鍋で10年前に発行された雑誌から拾ってきたレシピですが、あっさりしているのでいくらでも食べられ、かつオナカにもたれない鍋。ただし、欲張ってネギやキノコなんぞを投入してしまうとおいしくなくなるというシンプル道を極めたレシピでもあります。

例年だと友人にクリスマスカードもしたためるのですが、今年はそれもお休みにしてしまい、いただくだけの怠惰なクリスマスになりました。

江國香織さんの「都の子」というエッセイ集に、外国から届くクリスマスカードを並べるために11月の終わりになるとチェストの上の物を全部片付けて郵便屋さんを心待ちにするという記述があります。本当に普段の手紙も嬉しいですが、これはまたちがった雰囲気があって、届くと特別嬉しい便りです。今年は3通いただきました。
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クリスマスっぽいのと真ん中はそれらしく見えるけれど8/27撮影の夜景(笑)、左側はフェイクファーが貼ってあってふわふわ。なんでもパリの現代美術館・近代美術館のミュージアムショップで販売されているドイツ製の「牝牛」というカードだそうです。斬新!そして肌触りがいい!!しかし持つと重い!!!(笑)。

全て仕事をしている友人たちから送られてきたもので、そして全員接客サービスの仕事をしているのでクリスマスは大繁忙期、なので私にとってクリスマスカードは陣中見舞いのような位置づけでもあります。「忙しいね、でも頑張ろうね、よいクリスマスをね」というような。すぐに月が変わって年賀状も届くのですが、繁忙期の励ましと新年の挨拶は別物。来年は必ず出そうっと。

プレゼントもいただきました。絵本と付箋とカード。以前、書店勤めをしていた頃の同僚からなので私の絵本好きをよく知っていらっしゃる(笑)。
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お母さんが急いで脱がせようとした服がひっかかってしまい、自分ではどうにもならないんだけれど自分の力でなんとかしたい内容です。いる!いる!ではなく、あった!あった!で、かなりウケました。「早くしなさい」と言われて、まだ首元のボタンを外しきれてないのに上にひっぱりあげられ、ぐえっ!となった記憶が私にはあります。ありませんか?
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読みたいときは立ち読みではなく購入して自宅で読みましょう。何度も吹き出してしまうので外では危険です。

さて、クリスマスも過ぎ、世は新年に向けてぐいっと舵を切りました。今日はお店用の松飾を作ります。100円素材ばかりでどうなることやら。まだイメージもあまり固まってなくて、なんとなく水引の輪と、吹き流し(?)みたいなのがついてるといいなと思っている程度です。外は雪が降ったりやんだりの工作日和、さて頑張ってみよう。

昨日の朝。
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昨日の午後。
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今朝は…除雪車が凍った雪玉をどっさり置いて行ってくれたので駐車場に入れず、除雪スタートになりました。始まりましたねぇ。雪国ライフが。
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2015年12月23日

すり鉢ほか

昨日は雨降ったり風吹いたり霰降ったりと忙しい1日でしたが、一晩明けて今日は久しぶりに明るい朝になりました!!
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と喜んでいたら、午後になったとたんいつものようにどんより薄暗くなってきました…。もはや「だよねー」と悟りの境地に近くなってきたかもしれません。

さて、今年も残すところ1週間とちょっとになり、窯の焼成もあと一回で今年の分は終りになります。そのラストの本焼きに向けて施釉の忙しい本日です。次の窯は陶芸作品がメインになるので商品はいつもよりぐっと少なめになる予定です。陶芸作品の施釉は色々な形と大きさがあるので難し〜い(笑)。

次の窯から品物が出てくる前に前回の窯から出てきたものを少しUPします。

ヘンな画像になりましたが、久しぶりにすり鉢が店頭に並びました。サイズは5寸と8寸。家族用と2人暮らし用というところでしょうか。人気の高い大きさ2種です。
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櫛目はこんな風。
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リーフ鉢(小)も出ました。以前はフルーツ盛るのに最高!と思っていた器ですが、最近パスタサラダやポテトサラダ盛るのにもいいかなと思えてきた器です。
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年末に向けて蕎麦丼。秋田は蕎麦生産量が全国6位なんだそうです。蕎麦畑をよく目にするようになったとは思っていましたが、いつのまにそんなとこまで?
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ロクロ目付き浅型茶碗は淡青釉と鉄釉の物が出ました。定番品より鉢が開いて深さがないので、ご飯少なめや、かきこみ希望(?)の方にお勧めです。鉄釉のものは窯から出してみないとどんな発色になっているかさっぱり分からないのですが、おもしろい色合いのものが出てくるのでファン多し。お米の色もまた映えるんですよね。

深さはこんなで
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発色はこんな感じ。左の淡青釉の方には火花を散らしたような茶色が初めてでました。どこから来たのかは不明です。
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次の窯からは、麺鉢サイズの鉢が出てくる予定。お店分も残るといいなあ。


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2015年12月21日

師走のいただきもの

秋田に戻ってきてから毎年大雪の12月が続いたため、なんとなく12月からどっさり雪が積もるイメージが覆されて嬉しい今日この頃です。そうはいってもやっぱりクリスマスから年末には例年のように降る気配の天気予報になってますね。ああ。

12月も半ばをすぎて来週末はもう新年!?の前に明日は冬至です。夜の訪れが早いのはもちろんですが、ここのところ朝から晩まで薄暗くて、まるで夜明けから夕方までずっと午後3時の雰囲気です。日照不足で冬季鬱になるのもうなずけます。なんでも日本ではまだあまり知られていませんが、外国では日照不足を解消するためのライトが発売されているそうです。いざという時のために、記憶のどこかに留めておくといいかもしれませんね。

先日の雪の日。薄暗いし寒いし。
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さて、冬至と言えば柚子とカボチャ。こんな薄暗さの中で見る柚子とカボチャの黄色はより鮮やかに見えます。今年はありがたいことにたくさんの柚子を送っていただきました。お庭の木になったもので、1000個近くなった年もあれば1個しかならなかった年もあったそうで、どうやら今年は実りの多い年だったようです。

この色彩に慰められます。
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これだけあると、どう加工しようか考えるのが楽しみです。柚子湯はもちろんですが、正直できるだけ食べる方に加工したい(笑)。ポン酢とか塩柚子とか柚子ジャムとかレモンチェッロならぬ柚子チェッロもできないかな〜と。実際果汁をしぼったり、皮の苦みを抜いたりと手を動かし始めると大変ですが考えているだけの過程はいつでも最高に楽しいものです。何しろスーパーマーケットにおける柚子や国産レモンと言ったら2個3個買うのでいっぱいいっぱいで、なかなかこれだけの数の購入には踏み切れません。ありがたや、ありがたや。ちなみにカボチャは先月大きいのをいただいたのですが、私が包丁をふるうとカボチャに包丁が刺さったまま進退極ってどうしようもなくなるので、去年冷凍したカボチャの切れ端を煮ものにして煮崩したりしています。

そして冬至からは離れますが昨日、干し芋もいただきました。加工どころか芋からお手製です。

カラフル!!
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安納芋と紅アズマと紫芋と栗まさりだそうです。昨日は安納芋をいただきました。甘くてねっとり。素晴らしい。小さい頃、よく反射式ストーブの天板の上であぶられていたものですが、この頃は、めっきり乗らなくなりました。まあスーパーマーケットには並んでるんですが以外と高価なので。「最近、高いですよね」と言ったら、すんごい手間かかるんだから当たり前だと諭されました。ごもっともです。昔ちらっと調べた作り方では、ふかしたり干したりと手順が予想以上にあって断念した記憶があります。昔あきらめたものが時を超えて今、目の前に。芋と一緒に、かかったあらゆる手間もおすそわけいただいているわけなので、それを思うと幸せです。

ちなみに社長は、過去何回か品物を乾燥させる板に芋の切れ端とワラを乗せて窯の上で乾燥させていましたが、あれはちゃんと干し芋になったのでしょうか。時を同じくして上がってくるネズミ出没増加の話題にまぎれて完成したとの話はまだ耳にしたことがありません。どうなったのかな〜。今年は芋は干されていないようです。


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2015年12月16日

正月事始め

師走前半の納品ラッシュが一段落したのと、雪が来るのと、正月事始めを迎えたのでお正月用品の一部を準備しに行ってきました。お店の中はなかなかの混みようでレジにずらりと列ができてましたが、見ればラッピング用品やギフトボックスやツリー用のオーナメントなどクリスマス用品を手にした方ばかり。うちは神道なのもあってクリスマスはあまり気合い入ってないな〜。
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会社用の鏡餅は登り窯を始め、土練機やロクロの上など神様がいるところと感謝を表す場所が多いので複数必要になります。仕事でいっぱいいっぱいになってクリスマスも過ぎて「ああ、そうだ」と思い出す頃には、もう売り切れ続出で欲しいタイプを選べずに失敗する年が多いので「早め早め、準備は計画的に」が目標です。装飾は自分でするのでシンプルなものをと予定していても、簡素な分価格も安いので、タイミングを逃すと必要以上に派手なものを購入しなければならないはめになるんですよね。結果、どうもそこだけやけに浮いた感じのディスプレイになってしまったり。今年は必要数そろえられたのでひとまず安心です。それでも、水引はもう選べませんでした。紅白の光らないものが欲しかったのですが、金色と赤のしかも光るタイプしか見当たらず。まあ、去年もおととしも先おととしも水引自体が見当たらなくて、あきらめたり熨斗を買って外した水引を強引に松飾に仕立てたりしていたので、こちらは少し妥協しました。ネットだったら入手可能なんでしょうけれど立ち阻む予算の壁(笑)。

あと必要なのは紙垂用の和紙とお神酒と松飾用の松ですね。松も毎年争奪戦なので今年も頑張ってゲットせねば。まだ早いかな、弱っちゃうかなと松の新鮮さを気にしていると入荷がなくなったりしてしまうので見極めが肝心です。

雪は12/4に降ったものがまだ軒下に残っているのですが、今晩遅くから数日降る予報が出ました。いいです、降らなくて。心から。
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週間天気予報では週の後半に雪だるまが並んでいるというのに、ここ2、3日は1カ月ほど時が戻ったようなあたたかさです。あらしの前の静けさならぬ雪の前の安心なあたたかさ?ヒヤシンスの球根の芽も出てきてしまいました。寒さは、これからなんだからまだ引っこんでた方がいいよ、と思った今朝でした。
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軒下に置いたまま雪の下で春を待たせるか工房内の廊下に運び入れておくべきか、植木鉢の置き場所を考え中です。自然のまま雪の下にしておいても立派な花が咲くのですが、雪に潰されて鉢が割れたりひっくり返ったりしてるとショックだし。工房内にいれておいて乾燥したりはずみで蹴飛ばされたりしても(夕方3時以降になると工房内はほぼ暗くなる)イヤだし。さてどうしましょう。さっさと決めないと雪来るわ〜。

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