2018年04月23日

「北斎と冨士」展

4月20日、秋田県立美術館で21日から開催が始まった「北斎と冨士」展の開会式と内覧会へ参加して来ました。抽選で30名招待という告知を知ったのが3月の終わりのこと。もし当選したら、ちょうど春の繁忙期とB品掘り出し物市のご褒美になるなと応募したところ、ありがたくご招待いただきました。
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貴賓挨拶、テープカット、開会宣言などの開会セレモニーの後は内覧会へ。「冨嶽三十六景」は表富士36図と裏富士10図の全作品を展示、これまで和綴じ本であるため全作品の展示が難しかった版本「富嶽百景」も、摺りのいい一冊をばらして1図ずつ額装して展示と言う豪華さです。皆さん、スゴいモノが横手に来てますよ。
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全部ではありませんが、主要作品の説明をしていただきながら進みます。自分の乏しい知識とセンスだけではそれ以上のものを見過ごす可能性の方が大きいので説明大事!浮世絵に限らず、美術館や博物館は知識や説明があるだけで面白さや見方がぐっと変わります。おまけに、この日だけフラッシュ無しなら写真撮影も可ということで嬉々として撮影して来ました。
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有名なこの作品も。
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本来、波は沖ではうねるもの、こういう波頭は浜辺でしか見られないものですが、そこは北斎のセンスというかユーモアというかダイナミックに見せる工夫がされているそうです。外国の方はこういう個性的で勢いのある作品を好まれるそうで外国でも人気の作品。そういえば少し前に読んだ原田マハさんのゴッホ兄弟を扱った小説に、この作品が出てきました。「大きな波に難破しかけているけれど霊峰冨士が見守っているから絶対落命しない安心感がある」というようなことが書かれていて、へえ、と思った次第です。主題が富士山の一枚なので、そんなこと考えてもみなかった。波すごーい!とだけ。子供の頃は舟と人の存在すら見落としていたし…。

所要時間は開会式と内覧会でほぼ一時間の予定でした。開会式が10分と見積もっても、内覧会時間は50分、作品説明もしていただけるということは全部を観賞するのは絶対無理、と、こういうことだけそつなく頭を働かせて前売り券もしっかり買った私。後日、ゆっくりしっかり観て参ります。図録も買わねば。

あと、今年気になっているのはこちら。角館にある新潮社記念文学館の展示。
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数年前に「新潮文庫の秘密」展というのがあったのですが、開催を知った時にはもうぎりぎりすぎて行けませんでした。なんとなく同じ香りのする今回の展示はぜひ行きたいもの。

ちょっと気になるのは秋田市の千秋美術館のピカソ展。
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ピカソ好きと言うわけではないのですが、こういうビッグネームの展示会は興味薄で足を運んでも興味大になって帰ってくることが多いもの。だてに人気があるわけではない大物の実力を実感できます。

同じような理由で、確か初秋頃だったでしょうか、岩手県立美術館の「ブルーノ・ムナ―リ」展も気になっています。イタリアのグラフィックデザイナーと言うことですが「きりのなかのサーカス」しか知らない私。見に行ったらもっと詳しくなって興味がわくかも。その点に一番期待が高まります。ただ時期的に大きい仕事の後なので体力的に行けるかどうか。ちなみに去年は同じ時期に「暮らしの手帖」展が開催されていて、春先から行く気まんまんだったのですが、結局体力気力ともバテバテであきらめました。20年来、展覧会があったら絶対行く!と思っていたエロール・ル・カイン展は根性で行きましたが(笑)。

今年はどうかな。ベストな状態で行けるといいなあ。

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2018年04月16日

B品掘り出し物市 2018

昨日、4月15日、二年ぶりに掘り出し物市を開催しました。

晴れの日にあたることの多いイベントなのですが、今年はあいにくのお天気。雨、風、寒さの中をご来店いただいたお客様、そして運営をお手伝いいただいた方々、本当にありがとうございました。

開場待ちの会場、ビフォー編。
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県外から山越えして来て下さった方、前回の開催からの間に、子供さんやお孫さんがたくさん生まれて全員分のご飯茶碗をそろえようと、ずっと待っていたとおっしゃる方、これまでの掘り出し物市で枚数がそろわなかったものが今回やっとそろった方、中には、他の大きなイベント参加と迷った末に、こちらに来て下さった方もみえました。同日開催にしてしまって本当にすみません。期待に応えられた市になっていればいいのですが。

こちらはアフター編。あんまり減ってないようにも見えますが、テーブル三台が空になってのこの量です。
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そうそう、工房前の道路を挟んで斜め前の八幡社が、同日たまたま春のお祭りで、たまたまB品掘り出し物市スタートの頃合いに、お祭り開始の花火がばんばん打ち上げられました。「花火まであがるなんて楢岡さん、すごいですね」と勘違いされたお客様もたくさんみえましたが、すみません、さすがにそこまでは、うちでは無理です。

レスキューしてきた桜も、申し合わせたように満開になり、雨の日はとみに薄暗さが増す店内を華やかにしてくれました。
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花が散る頃には、外の真打ちの桜がほころびてくれるといいなあ。

帰りがけのお客様に、来年の開催は?とのご質問を何回かいただきましたが、う〜ん…。開催したいとは思っていますという煮え切らない返答しか現在できないのが残念です。そもそもの生産力(生産人数)が減っていること、そしてB品であること(作る側としては制作時のB品が出なければ出ない方が望ましいので)、毎年運営のお手伝いをお願いしている方々の環境的年齢的日程的都合等々。

それでも、気持ちは開催したいとは思っていますので、今後も何とぞよろしくお願いいたします。





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2018年04月02日

道の駅おおうち

3月24日、由利本荘市大内の道の駅へ行ってみました。いつもの会社への通勤路から由利本荘市に向かったのですが、進むにつれて雪の有無が一目瞭然になりました。南外地区はまだ山も田んぼも雪が多く、やっと顔を出した田んぼの畦を一筋の足跡をつけてカモシカが歩いていましたが、大内地区に入るとすでに畑にビニール仕込んで苗植えしている姿が。早い!!

ちなみに次の日の会社の周りはこんなでした。
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1時間かからず、道の駅はーとぽーと大内着。敷地内に複数の建物が建っているため全景が難しいので一部を。
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三月と言うことで「由利本荘ひな街道」や「町中ひな巡り」が開催中。道の駅と同じ敷地内にある図書館でも様々なお雛様が展示されていました。
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オーソドックスなものに、
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横手市の中山人形のものも。
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そして吊るし雛。ぶら下げられている一個ずつに意味があるそうで、「ニワトリ」の「早起き出来ますように」がくすりと笑えました。分かる分かる。
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こちらは道の駅に飾られていたもの。
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ここ数カ月、日は差さないわ、雪と氷ばっかりだわで黒白灰色に見慣れた目には赤や桃色が鮮やかでなりません。吊るし雛、冬の終わりの一番薄暗い頃に店にぶら下がっていたら、ぱあっと明るくなるだろうなと、これまで何回か思ったのですが、買うと高く、自分で作るとなるといったいいつ完成するのやら。一本だけぷらんと下がっていても、それは寂しい…。

お昼は道の駅でいただきました。ほんとは名物のとろろ飯をいただくはずが、ついうっかり「3月限定」に惑わされて「ひな膳ちらし」をオーダーしてしまいました。でも、ちゃんと、きぬさや麺つきですよ。とろろはね、多分、次回も食べられるからね…。ちなみに大内のきぬさや麺は大嘗祭献上品だそうです。さやえんどうの粉末を練り込んだ緑色の麺はつるつるで稲庭うどんに似た喉越しでした。
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抹茶セットもあったので。あちこちの抹茶セットを試しているので外せません。いちごシャーベットぜんざいにお抹茶という和と洋の折衷型でした。
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食事の後は、併設のぽぽろっこで温泉に入って、産直をのぞいて帰宅しました。同じ県内と言えど、大仙、横手、湯沢とは微妙に品ぞろえがちがいます。あられ用の干し餅とあられ多し。これはこっちの方ではあまり見かけません。

戦利品1。あられとブルーベリークリームのパンケーキ。桃クリームのものを狙っていたのですがコーナー一周してるうちに売り切れました。あられは塩が薄くて、干し餅特有の歯ごたえがあっておいしい。
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戦利品2。ルッコラと山にんじんをば。
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ルッコラはサラダに、山にんじんは蒸しエビと一緒にかきあげに。両方ともびっくりするほどシュウ酸が強くて食べているうちに舌がぴりぴりしてくるほど。食べ終わってから結石が怖くなって近所のスーパーにカルシウム強化のヨーグルトとチーズを買いに走りました。春は青菜と言えども量は適切に。

最後の青菜でちょっとつまずきましたが、道の駅おおうち、楽しめました。季節が進むと並ぶ品物もどんどん変わって行くのが産直、また行かねば。




posted by UH.Komatsu at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | クマのお出かけレポート