2018年12月30日

年の瀬

12月はじめの、まだ積雪がかわいらしく感じられた頃の一枚です。
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春までこの程度ならいいのにね〜、と言っていた月が変わらぬうちのクリスマス寒波、年末寒波にしっかり覆われている今日この頃です。気温も終日なかなかあがりませんね。おととい、出勤途中の交差点で、赤信号停止している車に後続の車が止まり切れずにすーっと追突する瞬間を目撃してしまいました。あ!!と思ったのですが、そのさらに後続車がパトカーだったので、お任せしてそのまま通過してきました。いくら気をつけていようとも滑る時は滑りますので雪道運転や雪道歩行には十分お気をつけ下さい。

12月後半は注文品の関係もあり、クリスマス前後で本焼き連続4回転の力技窯焚きになりました。仕上げ→素焼き→みがき→施釉→本焼き→仕訳の波状攻撃に追われる毎日で、クリスマスだの記念日あれこれだの、全てすぽーんと忘れたままの年末です。もちろん年末になっている実感もまるでなく、数日前に、ずいぶん早く買ったはずの年賀状を抱えて青ざめておりました。
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雪が降って寒くなったところに窯焚きが続いているためか、近辺のノネズミが暖を求めて工房に入り込んできたらしく、前日仕上げしたばかりの品物に足跡が残っていることが多くなりました。鉢物はふちに前足をかけて中を覗いたらしいあと、皿にはのっかったらしいあと、棚の下には板の上から押し出して落としたらしい潰れた品物の残骸…前日仕上げしたものがやり直しになりました(怒!怒!)。夏の土蜂、冬のノネズミ、敵はオールシーズン何かがいるらしいです。天井裏の野良猫、今こそ出番だ〜。

年が明けたら、各種記念品、見本市、春の行楽シーズンに向けての制作と、雪に覆われた工房の中で地味に忙しく作業は続きます。来年のゴールデンウィークは10連休になりますしね。品切れ続出の危機の予感を払拭すべく、とにかく作らねば。今年最後の窯出しも本当は昨日行う予定でしたが、あまりに窯の内外の温度差が激しいため、冷め割れの危険性を重視して台車を引っ張らずに窯ごと冷ますことになりました。はい、初日の作業決定〜。ちなみに本日30日14時が仕事納めになります。

2018年は3人という少人数の割にはがんがん制作した感はありますが、やはり在庫が、数が、日数が、とご要望にお応えできず、お断りした注文も多々ありました。来年は1件でも多くのご期待にお応えできるように頑張って行きたいと思います。そのためには心身の健康第一!体調管理も頑張らねば。

来る2019年も楢岡焼きと楢岡陶苑をどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、よい一年をお過ごしください。
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posted by UH.Komatsu at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿

2018年12月02日

うつわ〜ドラマチック展へゆく

ついうっかり、こんなフライヤーを見つけてしまったので
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岩手県立美術館で開催されている「うつわ〜ドラマチック」展へ行ってきました。仕事は忙しかったのですが、雪が降ってしまうと山越えが大変になるので安全なうちに。

ルーシー・リーやハンス・コパー、バーナード・リーチなどの作品もありましたが、メインはどちらかというと前衛的なもの。器そのもの、ではなく、器というフォルムをキャンバスにして、どれだけ自らのテーマや自己の表現を成し得るかという作品が多かったです。
↓こんな感じ。
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結果、器としての機能性や使い勝手と言うものは失われ、あっちを向いてもこっちを向いても、わあわあと自己主張を叫ばれているようで、半分も観賞しないうちに、とても疲れてしまいました。普段、実用的な器ばかり手にしているので余計にそう感じたのかもしれません。出口近くの浜田庄司の大皿が見慣れた器らしい器で、やっと安堵のため息をひとつ。私は、現代美術を鑑賞すると疲れてしまうことが多いのですが、そうか、自己主張が強いせいか、と今さらながら変な気づきを得ました。

一緒に行った陶工は、目の前にある完成形を眺めるより制作過程に思いを巡らす方に気持ちが向いていたので、そんなに疲れることはなかったそうな。そうか、そういう見方をしていましたか。知識のない私にはできない見方です。

久しぶりに併設のレストランにも寄ってみました。展示に合わせた特別メニューもありました。「器」というテーマにどういう寄せ方をしてきたのかと思ったら、春巻きの皮を器にスープ、とか、焼き林檎を器にアイスクリームと言ったものでした。
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興味はあったのですが、オコゼをメインにした他のセットメニューが気になって、そちらに決定。オコゼと言ったら、マタギが山に入る時に山神様に供えるたいそう醜い魚でしょ?という秋田の山人的イメージしかないので、どんなのが供されるのかと楽しみにしていたら、想像以上の、とてもお洒落なプレートが運ばれてきました。オコゼ、淡白で美味♪
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ちょうど友人からラインが来たので「人生初オコゼ中」と自慢してみたところ「結婚式?」との質問が返ってきました。結婚式のお料理と間違われる美術館のレストラン、なんてクオリティの高いこと。おススメです。秋田の美術館も、その辺頑張ってほしいなあ。観光客の喧騒の中、焼きそばやラーメンでは余韻が吹っ飛んでしまうので。ちなみに岩手山もばっちり見えるロケーションなのですが、ここ近年はいつも雲の中で全容を見せて貰っていません。

美術館のあとは、やっぱり盛岡八幡宮へ。9月にもお参りしましたが、その後、仕事がぐぐぐんと忙しくなったのでお礼参りに。もう薄暗くなりかけでしたが、七五三のお参りのご家族がちらほらと見えてました。いつ来ても、散歩や買い物帰りの方々がちょっと寄って、結構しっかりお参りされて行く姿がいい神社だと思います。
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紅葉に夕日が当たっていました。秋田(会社近辺)はもう全部散ってしまったよ…。
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帰路に立ち寄った雫石の道の駅にて、浄法寺産のうるしの蜂蜜を見つけました。うるし?うるしって花つくの?という無知っぷりを披露しただけで購入はしませんでしたが、こっそりまだ気になっています。味とか、かぶれたりはしないのかとか。いつになるかは分かりませんが次回、見つけたら買ってみます。

これから秋田方面から観賞へ行かれる方、山越えには十分ご注意ください。




posted by UH.Komatsu at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | クマのお出かけレポート