2020年02月26日

羊飼いのパイと紅白餅

2月23日は、これでもかというくらいの冬の嵐でした。前の晩、強風と雨と雹から始まり、当日も車がひっくり返されるんじゃと不安になる強さの風に雪やら霰やら、およそ空から降ってくる様々なものが吹き飛ばされて行きました、それも終日。工房にいると、西から山を越えてやってくる吹雪が薄くて白い布がはためいているような様で近づいてくるのが見えるので、作業の合間に外をのぞいては「来る来る来たー」とやってました。←台風でそわそわするタイプ?
DSC03475_blog.jpg

DSC03476_blog.jpg

強い風が吹く日は、隙間風ぴゅうぴゅうの工房は床も壁も水も粘土も冷たくて、帰る前から温かいもの食べること決定。鍋物や煮込みラーメンもよかったのですが、しばらく前から材料をそろえて機を狙っていたシェパーズパイにしました。

ラム肉をフードプロセッサで引いてミンチにしたら、人参と玉ねぎと炒めてスープストックで少し煮る。この煮るという作業がポイントだと勝手に思っています。
KIMG0542.JPG

この上にマッシュポテトを広げます。今回は秋口に大量にいただいたジャガイモをまとめて茹でてマッシュして冷凍しておいたものを使用しました。ほんとはマッシュポテトも作り立ての方が美味しいと思いますが、それは休みの日じゃないとね。ああ、でももう少し細やかに、クリーミーな感じまで潰しておけばよかったかも。そしたら、フォークで模様が描けただろうに。そして、イモ、もうひとつふたつ分の量があってもよかったかも。
KIMG0543.JPG

これをオーブンで20分焼くと出来上がり。
KIMG0544.JPG

ラムひき肉と野菜を炒めて煮たスープストックがマッシュポテトにしみていい感じになります。昔、初めてシェパーズパイを食べたのはアイリッシュパブでしたが、そこで出てきたのは、そぼろのマッシュポテトのせ?的なもの。ぼろぼろぼそぼそしていて味も薄く、ふーん?と言う感じでした。現在手元にあるのはイギリス出身の方のレシピなのですが、スープストックの適度な水分があることで、マッシュポテトもフィリングも味が明確になって、羊の風味がマッシュポテトとよく合います。これは、鶏飼いでも牛飼いでも豚飼いでもなく、やっぱり羊飼いだなあとしみじみ思うほど。日本人的に、とてもご飯にあう味でもあるのですが、このジャガイモの多さだと、ここはちょっと我慢しておこう、という気持ちに。20代なら、いっちゃうと思いますが(笑)。

天気は最悪でしたが、令和初の天皇誕生日ということで、紅白餅も買ってみました。かわいい。昔、卒業式や修了式で配られた記憶のためか、お祝いの紅白餅や饅頭は気持ちが華やぎます。利休饅頭の時もあったなあ。
KIMG0545.JPG
2個で110円というかわいいお値段でしたが、岩手の業者さんのお餅でぷにぷにでした。さすが餅の国。美味しくいただきました。

来週は、あちこちで高校の卒業式が行われます。コロナウイルスの影響なく、よい門出の日になりますように。

posted by UH.Komatsu at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記