工房周辺は、木々の緑が急激にまぶしくなってきました。緑色は目に痛くなくていいですね。

ガマズミの木。赤い実が付いた頃もかわいいですが、グリーンのグラデーションも大人っぽくて素敵です。

葉山椒の木。新芽が伸びてきた月の始め頃は、枝を軽く振るだけでいい香りがしていました。だいぶ大きくなってしまいましたが、醤油に漬けこんだら、香り高い醤油になるかな〜、細い枝で楊枝を作って焼き鳥の串にしたら肉の内部にも香りがつくんじゃないかな〜とか妄想色々。

先週からドクダミもぐんぐん背が伸びて葉も大きくなり始めました。蕾がつくまでもう少し。蕾が開くか開かないかの頃が一番薬効が高いそうで、その辺がお茶の作り時。梅の時期と重なるので、今年はどうしようかなあ。頑張れるかなあ。

カリン子ちゃんは葉がより大きくなって、ついでに毛虫も二匹ついてました。黒くて毛が尖ったやつが。先日刈ったどんがら(いたどり)の茎で、ぺぺい!と吹っ飛ばしてきましたが、まだいそう、戻って来そう。数日気をつけておかないと葉がまるっと食べられそう。

プルン子ちゃんは、葉無しの一年を経て今年は葉が出てきました。ひたすら枝に付いたウロコ状の虫を落とし続けたかいがあったようです。虫被害がまだ怖いので陶芸教室の隅で過保護に室内暮らし中です。

プルン子ちゃんの同室友達(←?)、去年食べたゴーヤの芽が出てきました。家族二人で食べるなら苗一本あれば夏中、ゴーヤ天国で暮らせます。2苗でもなんとか頑張れるかな。それ以上になるとゴーヤ地獄の夏になります。

ゴーヤの隣人のバジルも発芽しました。集団生活と一人暮らし組。じき、前者はさらなる大部屋に引っ越す予定です。場合によっては露天になりますが。陶芸体験の合間に講師が葉を間引くとバジルの香りがふわ〜っと漂うそうです。日本のお客様は反応の無い方が多いそうですが、外国からのお客さまの時は「ベ〜イジル!?ベ〜イジル!?おお!ベイジル!!」となかなかの反応だったそうです。さすがだ、バジル。


冬の間は自宅で暮らしていた梔子も、今年の屋外生活が始まりました。病気になったり葉ダニがついて枝ばかりになった年もありましたが、今年はすでに蕾をたくさんついています。「今年も頑張る」と言っています。去年は40個近く花をつけて一ヶ月半ほど咲いていました。あまりの茂りっぷりに「これ、何の木ですか?」と、よくお客様に尋ねられる梔子。今年も大きくなるそうです。秋、連れて帰れる大きさの範囲でお願いしたいです…。

そうそう忘れるところでしたが、今年の新入り、南光梅の梅子さんです。陶工が実を収穫できるようにしたいらしく、とりあえず一本加わりました。相方の購入は今年は無理かな〜。春先の花が楽しみです。

ほんとに緑、緑の5月。小学校の時の、5月の歌が「緑のラララ」だったのが納得です。