楢岡陶苑でも1月から卒業記念品の製作が始まり、なんとか2月の終わりに無事納品しました。品物が窯から出た後、数日、包装に追われる日が続くのですが、一個ずつ品物をくるんで包装して熨斗をかけてと作業を進めていると、自分の時の記念品や紅白饅頭やお赤飯も、全部こうして誰かが手配して作業してくれたんだな〜としみじみ思いました。めぐりめぐって自分が準備する側に立っているのがなんだか嬉しくて、肩がころうが手がかさかさになろうが楽しく包装できました。どうか今後の人生に寄り添う品になりますように。
さて、二月は吹雪いて揺れて吹いてと悪天候に地震まで起こって、なかなか気持ちが平らかでいられない一か月でした。一番の被害は強風で、窯場の二階の屋根が見事にめくれました。

むっちゃ光がふりそそいでる室内。

めくれた屋根は平らに伸ばして角材をのせた状態で春になったら修理ということになりました。とは言っても雨漏りはするので、早く春にならないかなあ。春になっても多分、需要が多くてすぐ修理というわけにはいかないだろうなあ。通勤路沿いだけでも結構な数、屋根や庇が破損したお宅を見かけるので、そう思います。
とりあえず、破損した屋根の真下に保管していた原料は全部移動しました。鉄骨の錆が混入したりすると、政策の方に支障が出るので。
3月は穏やかな月になるといいなあ。