2016年11月26日

橘小夢展へ行ってきました

昨日、晴れていたら、横手の近代美術館で開催中の橘小夢展2回目へ行こう、と思ってカーテン開けたら、ばっちり雪降り、しっかり積雪してました…。体力も財布の中身も低空飛行気味なので、行くなという展示の啓示ということにして自宅で大人しくしてました。残念。

数年前の春先に東京の弥生美術館であった展示を観に行けなくて、がっかりしていたら、向こうの方から来てくれた(?)今回の小夢展(http://naraoka.sblo.jp/article/79745040.html?1480139470)。今年の四月に開催を知ってから、気合いを入れて(特に何するわけではないのですが)楽しみにしてました。なので1回目は開催直後に行きましたよ。

美術館入口の「地獄太夫」さん。
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艶やかなお顔にばかり目が行っていたのですが、着物の柄が凄惨な地獄絵図。この対比にぐっときます。
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この方は、軸物だと勝手に思い込んでいたのですが、実際は小さめの屏風でした。こんな屏風が部屋に置いてあったら軸物以上に、そこにいる感があって落ちつかないと思われます…ずっと見ていたいけれど落ち着かない、この不思議(笑)。展示では構図を取った屏風も一緒に並べてあって、制作過程を思うとおもしろい展示の仕方です。あまり下絵的な物が表に出てくることはありませんしね。

ずっと見てみたいと思っていた「睡魔」も同じ構図で色調がちがうものが二枚。2種類あったの!?ポストカードは明るい色調明るめの方だけの販売でした。暗めの方もあればいいのに。もう一枚、期待して行った「玉藻の前」はポストカードもなく。けれど、本で眺めていたものの本物見られたから満足しました。「鷺娘」は原画の方が比べられないほど素敵。印刷ではいまいちだった傘の透け加減から目が離せませんでした。

江戸川乱歩等の挿し絵の原画もありました。物語の内容と雰囲気合う〜。この時代の挿し絵や装丁は、ある意味とても贅沢だと、いつも思います。

橘小夢は秋田出身ということで、今回は個人蔵の物が多く、また見られる機会があるかどうか分からない物が多い特別展でしたが、こういう品々(掛け軸や屏風や絵画)を所有してみえる方が、こんなにも存在すると言うことも衝撃でした。普段、蔵に所蔵してあるのか、客間にさりげなく置いてあるのかは分かりませんが、どっちにしろすごいと思うのです。

今回の展示を観に行っての一番の印象に残ったもの、それは観賞にみえているお客さんたちの感嘆のため息でした。今まで色々な展示観にいきましたが、こんなにあちこちからため息聞こえた展示は初めてでした。

ああ、やっぱり頑張って二回目行けばよかったかな…。

図録の販売がなかったのでポストカードを購入してきました。図録とグッズ用貯金を春からしてきたのですが、肝心の物があまりなかったので、あら?という感じ。
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もしまたいつか小夢展があるならば、図録も作ってくれるといいなあ。
posted by UH.Komatsu at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | クマのお出かけレポート
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