2017年05月04日

すり鉢制作

5月4日。今朝、出勤する折に玄関先に日の丸を掲げているお宅がありました。
「あ、旗日だ」
「なんの日だっけ?国民の休日?」
「そだね」
という会話をしていたのですが、カレンダーを見てみれば『みどりの日』だそうです。みどりの日は4月29日じゃなくなってるんですね。そういやそういうニュースをだいぶ前に聞いたような…年齢がバレますね(笑)。

工房では、4月下旬からすり鉢制作が始まりました。
陶工が削り作業している横で、私は櫛目のバリ取り作業です。
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バリがくっついたままでは見た目も悪いし、すりこぎに当たって欠片が取れて食べちゃったなんてことになったら大変ですしね。
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軽く指でひとなでした後、金ブラシを櫛目一本一本をなぞるように当てて行きます。歯ブラシ型の金ブラシですが、先端の一筋しか使わないので、作業後にはなんとも不思議な形に毛先がすり減ります。

ポイントは力を加減して櫛目を破壊しないこと。まだ乾燥させただけの状態なので、力を加えると簡単に潰れます。櫛目を無視してがーがー金ブラシを動かして櫛目を片っ端から破壊するのは言語同断です(以前、そういうスタッフもいましたが)。

きれいになりました。これ以上続けると櫛目が摩耗してしまうので、素焼きして焼きしめた後に同じ作業をもう一度行います。
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今回は100個制作しました。2日間、みっちりバリ取り。
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さすがにそれだけ、機械のように同じ動きを繰り返したら、手首や肘が文句を言いだしたので、薫風薫り始める中、そこはかと漂う湿布の香り。風情ないわ〜。

こちらはもうひとまわり大きい尺サイズのすり鉢。作りかけですが、すでに焼成用の窯の順番がきつきつなので順番待ち中です。5月の半ばあたりの焼成になるのかなあ。
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花火国際シンポジウムの折り、日本語全く分かりません、というアメリカからのお客様が見えました。八寸すり鉢について、これは何か、何に使うものなのかと尋ねられたのですが、日本語だめ対英語だめ。まあ大変。すり鉢って英語でなんて言うんだっけ?状態だったので名称は横においておいて「セサミ、ナッツ」と繰り返しながらゴリゴリするゼスチャーをしてみせたところ「おお〜、ク〜ッキ〜ング!!」と意思疎通がはかれました。そして、そのまま八寸すり鉢はお客様と一緒にアメリカへ旅立っていきましたが、すりこぎはあるのかな〜。ありますよね。するという調理法は日本だけのものじゃないはず。

余談ですが、この時、お互いにスマートフォンの翻訳アプリというものを手にしていたのですが、うちのスタッフが「サラダ」と言うと、何回言っても「真田丸」と変換される始末。「サラダって言ってるのに真田丸に変換されるんですけど〜」と言われましたが、そんな答えに困ること聞かないでくれ〜。こういうものは、どこの発音を基準に設定してしてあるんでしょう。肝心な時に母国語の発音の壁にぶつかってちゃだめなのよう〜。
posted by UH.Komatsu at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況
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