2010年03月26日

登り窯レポート その6 

お待たせいたしました。
今年の初登り窯、無事に終了しました。

火入れ式時に心配された強風も普通程度の風におさまりました。
むしろ適度の風に煙が流されて、会社周辺に充満することもありませんでした。

登り窯は大体60時間かけて焚く(夜間はシフトを組んで番をします)のですが、その間、くべる薪は6トンにもなります。
当然、煙も相当な量になり、以前、郵便屋さんに「重油でも燃やしてるんですか?」とおそるおそる尋ねられたことがあるほどです。qc_web.jpg

職人いわく、この薪のくべ方がとても重要なのです。
薪を投入するタイミングと量をまちがうと
内部の温度が上がらず、品物は焼けません。
下手をすると逆に下がってしまうこともあるのです。
いったん温度が下がってしまうと、さあ大変!
普段生活している常温範囲内とちがって1100℃、1200℃という世界では、わずかに温度をあげようとするだけでも、かなりの時間と労力を費やします。

d^C~O_web.jpg
薪投入は、前回くべた薪の音、炎、煙の出方、窯の壁にさした温度計から窯内部を想像してタイミングと量を判断します。

写真は、アドバイスを受けながらタイミングをはかる新人M君。

これまでの登り窯では、焼成終了は大体午前3時、4時頃だったのですが、今回は何事も順調に進み、日をまたがずして終了しました。
埃と煤にまみれながら奮闘した職人一同に拍手。

あとは窯出しを待つのみです。
決戦?は28日午後1時。

品物&職人一同はげはげ事件に発展しませんように。

どうぞ皆様、ご見学にいらしてください。
お待ちしております。

注:年に一度の掘り出し物も同時開催します。
こちらは午前10時予定です。












posted by UH.Komatsu at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況
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