2010年12月18日

目指すはイチゴ肌?‐急須レポート3-

しばらく遠のいていましたが、急須レポートです。
急須の穴あけ作業をしました。

穴あけ_blog.jpg
作業途中の写真です。
まだやわらかいうちに指でへこませた部分にポンスで一個ずつ穴をあけてゆく過程です。
入社以来三回目の穴あけ作業になります。
初めてのときは、まだ恐る恐るだったため穴が小さく
今となっては、抽出時に茶葉が詰まったりしてないか心配している今日この頃です。

及び腰になっていた理由は
穴をあけるために加えた圧力で急須本体を破壊してしまうこと。
何しろ焼成前の品なので乾いて硬くなったとはいえ
握力で壊してしまえる程度。
穴がひとつあくたびに、その部分の強度は落ちてゆくわけですし、
個々の乾燥具合がそれぞれちがうので、ポンスに込める力を加減しないと
本体をぶち抜いて大穴あけてしまったとか
ポンスを差し込みすぎて周辺の穴とつながってしまったとかいう事態に陥ります。
(こうして「わずかなはずみ」の恐ろしさを実感し、同時に加減を知ってゆくわけです。)

穴あけ作業中にも乾燥は進んでゆくので
手元の一個以外はぬれタオルをかぶせてあります。
乾燥が進みすぎると、穴あけの難易度が上がり、今後の口付け、取っ手付け、蓋合わせ等の作業に支障をきたしてしまうのです。
ちょっとサンドイッチ作りを思い出しますね。

焼成前の製品の扱いには多少なりとも慣れてきてはいるので
今回の課題は「あける穴の並び」です。
縦横均一に並べるのではなく
隣の穴と一段ずらしてあけていきます。

頭では分かってるんですけどね〜
これまた単純そうで難しい。
へこませた分、穴あけ部分が内側に向かって立体的にカーブしているので
いつのまにやら均一並びになっていること多し。
穴の位置の取り方のほか、穴の大きさも並びの変わる要因とみました。

どうすれば頭の中の並びが手元に具現できるのか?

草間弥生の水玉かぼちゃを見に行っておくんだった…と後悔し、
あげく、スーパーでイチゴを見ては「そう、これ。この並びなのよね〜」
とつぶやく始末。

そそぎ口をつけ、実際使う段になると
そう目につく部分ではないのですが、施すならしっかり施したいもの。
試行錯誤は続きます。











posted by UH.Komatsu at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況
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