2011年01月08日

乾燥編 -急須レポート-

またずいぶんとタイムラグが広がってしまいましたが
急須レポートです。

前回、取っ手と注ぎ口をつけた急須の乾燥の様子です。
こんな感じ。
DSC01102_blog.jpg

取っ手や注ぎ口はひっかけやすいので、
外側を板の内側に入れるように並べられています。

よく見学に来られた方から
フタをして乾燥させるのですか?と質問されるのですが、
そうです。一緒に乾燥させるのです。

フタは下部を削り出す過程で、
本体にぴったり合うサイズになるよう微調整を加えながら削ります。
この時点で急須人生のパートナーが決まるわけですね。
こうしてせっかく合うように削ったものを
それぞれに乾燥させてしまうと
パートナー不明事件に発展する確率が高くなってしまいます。
また乾燥中に本体がゆがむのを防ぐ目的もあります。

ちなみに下はフタと本体の乾燥の進み具合に差があったため、
ヒビが入ってしまったもの。
DSC01112_blog.jpg

フタの方が先に乾ききってちぢみが止まってしまったのに対して
本体の乾燥が遅れていたため、
まだちぢみたいのにフタが邪魔してちぢめない。
結果、ついに本体が耐えきれずに破損したというもの。

成形した時のみならず
置いていた部屋の場所、置かれていた板上の位置によっても
乾燥具合はちがってくるので、
進行状態を合わせるのが難しいところです。

でも今回はこの段階でヒビが入ったものは
2〜3個と少ない方だったので、
そんなに胸が痛まなかったことでした。

ヒビが入ったものはまっすぐ水の中行き。
溶かされて土にもどります。

無事、乾燥したものは、より一層フタと本体がぴったり合うように
すりあわせ作業を行います。
それぞれを両手に持ってフタとカツラの部分を
すり合わせるのですが
初挑戦のM君はさっそくフタのつまみを
破壊していたことでした。

力入れすぎですってば…。
またひとつ土にかえる急須あり。

でもこうして加減を覚えていくんですけどね。










posted by UH.Komatsu at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況
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