2011年02月24日

フタに釉薬かけてみた-急須レポート

一段落つきました。
次の窯出しまで、そして見本市に出した品物が戻ってくるまでの一瞬ですが。
久しぶりに急須レポートの続きにいってみたいと思います。

前回が乾燥編でした。
この後、素焼きをするのですが、ヒビが出た脱落急須をはじいて、一個ずつ濡れスポンジで埃をぬぐう地味な作業なので飛ばします。

さっそく釉をかけてみました。まずはフタから。
内側はこんな感じ。
DSC01159_blog.jpg

カツラに接する部分にロウや撥水剤を塗って釉をはじく処理をしてから
本体で抽出中のお茶の真上になる部分にあめ釉をかけます。
(黄色い釉が本焼きすると茶色く発色します。)
今回は撥水剤を使用しました。


撥水処理をするのは本焼きもフタと本体を一緒に焼くので、
垂れた釉薬が接着剤になってくっついてしまわないように。

あめ釉をかけたとき、撥水剤の上に釉が付着しますが
しっかり弾いてくれるので濡れスポンジで簡単にぬぐい取れます。
あとは手を抜かないように、必要な釉まで落としてしまわないように丁寧に。

表側はこんな感じ。
DSC01157_blog.jpg

海鼠釉をかけたところです。この灰色が焼くと青く発色します。
釉をかけると空気穴がもれなくふさがってしまうので、一個ずつポンスで穴と穴周辺の釉を落としていきます。
穴周辺は本焼きで溶けた釉で再び穴が埋まってしまうのを防ぐため。
釉薬を残しすぎて穴がふさがるか落としすぎて穴周辺が素焼きっぽくなってしまうかは
焼いてみないと分かりません。

これから同じように縁の海鼠釉も削り落していきます。
根菜の面取りみたいな要領で。
こちらは釉薬を残しすぎると本焼きで溶けて流れてフタと本体が一体化してしまいます。
焼いてみないと分からないというのは、加減によっては全滅なのでなかなかシビアです。
どきどきどきどき。

本体の施釉は後編で。

posted by UH.Komatsu at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 作業状況
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