2011年06月25日

大雨その後

大雨あがりました。お昼少し前から陽が差し始め、昨日までの雨が蒸発していくのか、空気はもわんとした重さを持っていました。午後になってからは、風が出てきたので、ずいぶん爽やかです。まるで昨日おとといの悪天候がうそのようです。
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窯下浸水は全ての水がはけました。がんばった!!ポンプ!!!
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もしも火が入っている時だったらどうなってたことでしょう。窯の熱で蒸発した水蒸気で窯場全体がひとつの蒸し器みたいになってたかもしれません。

昨日の正午頃の大曲はあちこち浸水や冠水で大騒ぎになっていました。警察や消防のサイレンがひっきりなしに走りまわり、冠水通行止めの道路を迂回してきた車で、普段すきすきな道路まですごい混みっぷり。国道13号線周辺も用水路の周りの田んぼが一体化して池になってました。聞いたところによると、大曲駅周辺は膝くらいまで水があったそうです。

今朝の雄物川です。
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いつもと川幅が全然ちがいます。今春は雪解け水が多く、やっと川が落ちついたと思ったのに、一夜にして春以上に増水してしまいました。この橋の上を徒歩通学する小学生は怖いだろうなあ。以前、神宮寺の桜としてアップした川べりの桜並木や畑は、今朝はすでに水はひいてましたが、用水路からあふれた水につかっただろう様が橋の上からも見てとれました。どろどろの畝に横たわる泥まみれの野菜の苗。育てていた方を思うと痛々しさが増します。雑草は水につかってもたいしたことなさそうですが、せっかく植えた作物はこんな風になっても大丈夫なのでしょうか。今年は寒さで植えつけが遅かったのもあるので今後が心配です。土曜日の朝ですが、畑の様子見や後始末に出てきたトラックや人影をあちこちで多くみかけました。

南外に入ってからは、減反政策で畑として使われている元田んぼが池になっていました。水辺の植物のように見えるものも実は大きくなったアスパラ…?。もと田んぼなので水はけが悪いからだと思いますが、わずかな間にここまで様変わりしてしまうと自然災害の恐ろしさが身にしみます。特に穏やかなときと猛威をふるうときの差の大きさは、実感と記憶があいまって恐ろしさの度合いが増すように思えます。

明日も晴れるようですが、雨と3月からの地震で地盤の緩んでいるところが多いと思われます。皆様、まだ気を抜かずにお気をつけください。
posted by UH.Komatsu at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿
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