2011年06月29日

梅雨の合間に

雨の話ばかりが続いていますが、雨あがりました。予報では今日まで雨になっていたので、嬉しいことです。大雨のあとなので、重さのある空気に立ちこめる栗の花の香り。むっとした空気と栗の花のもったりした香りが記憶のなかではいつもセットなのは思い込みかと思っていたのですが、そうではないようです。今年もやはりセットだ…。

久しぶりの晴れ間にはりきって布団や洗濯物を干している方もおられると思います。うちではさっそく次に素焼きする品物の天日干しにかかりました。注文が入っているのにさっぱり乾燥が進まず、気ばかり急いて辟易していたところでした。

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色の濃いものほどまだ乾燥が進んでいないものです。丼、片口類は急激に乾燥させるとヒビが入ったりするので要注意。ここにはすでに数日部屋干ししたものを出しました。乾燥の仕上げ段階と言うところでしょうか。湯呑類はまだ土の色が濃いですね。

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今年はまだ出現していませんが、天日干しするとツチバチがやってきて品物をかじって粘土を持って行ってしまいます。ここまで乾燥が進んでしまうと補修ができないので、かまれたものは水に溶かして粘土に戻します。まったく迷惑な泥棒蜂です。せめてあちこちをひとくちかじりとるのではなく、一個を集中的にかじってほしいものです。

余談ですが、工房裏の廃鉄材の山の上に親子連れの野良猫が現れました。子猫は3匹。まだよちよち歩きちょっと上くらいの心もとない足運びで果敢に廃材アスレチックに取り組んでました。壁で鳴いてた子たちでしょうか。
posted by UH.Komatsu at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿
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