2011年07月30日

楢岡陶苑夏模様

夏になって楢岡陶苑周辺の生き物が活発化しています。

先日、帰り道に105号線を通ったら、道端にかもしかが佇んでいました。写真!と思っていったん車のスピードを落としてもらったのですが、角持ちだったので、泣く泣く通過。ああ、残念。でも車にばい〜んと来られても困りますしね。

数年前に東京の友人が窯見学に来た折、途中の道でシカをみた、と言っていたことがあったのですが、あれもカモシカだったのかも。数年前までは、粘土を採掘する会社の土地付近に「もののけ姫」のシシ神そっくりさんが生息していたそうです。まだいるのかは分かりませんが、この辺に生息しているのはタヌキや雉だけじゃないようです。

最近、お店の窓や扉を開け放しているので、色々な虫が迷い込んできます。ええ、いいのも悪いのも。入り込んできてなんとなく嬉しくなるのはこちらの方。
DSC01350_blog.jpg

飛び方がたおやかで和みます。おにやんまはばびゅーんと猪突猛進、まるでジェット機のような勢いですが、それに比べるとこちらは紙か蝶といったところでしょうか。

あと今年は、蜘蛛がやたらに多いのです。去年は虻、おととしはスズメバチだったのですが、今年は蜘蛛ですか…。しかも元気な奴ばかりで巣はメートル級の大きさです。一番困るのは、巣を張るスピードです。陶芸体験や見学のある日など、掃除を終えて見回りしたのに、いざ案内するとばばん!とできてたりするのです。なにー!!いつのまに!!と胸中で叫びながら通過になります。うう、これでは掃除してないかのように見えるではないか・・・。

工房周りの雑草もたくましすぎるほど成長したので、今日は陶工が作業の合間に草刈りをしました。お店からは見えない裏側メインです。
DSC01352_blog.jpg

草いきれから湿気を抜いて、かつ農濃さは増したような青臭い草刈りの香りが風に漂ってました。小さいころからずっと定番の夏の香りです。草刈りもさぼると見た目だけではなく、ダニが出たり、蛇が渡り歩いたりとロクなことがないもんなあ。工房に侵入してこられるのは断固阻止しなくては。

駐車場のコンクリートの割れ目にもたくましい方がいらっしゃいます。
DSC01345_blog.jpg

さて草刈りの帰り、陶工がゴーヤを一本持ってきました。
DSC01353_blog.jpg

「ご褒美!といった風にぶらぶらしてた」そうです。が、それは楢岡農園産。つまりは社長ゴーヤ。

数年前の夏、「専務が毎日一本ずつゴーヤ泥棒してたのに社長はちっとも気付かなかった」と言うのは近年カミングアウトの笑い話ですが、もしかしてそれを聞いたから、今年は工房の裏手の目につかない場所にゴーヤが植えられているのかもしれません(笑)真相はいかに。

帰り際、社長に「ゴーヤは一本でたりるか〜?」ときかれ、ジャガイモもいただいてました。
posted by UH.Komatsu at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/47037885
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック