2011年10月05日

WEBカタログ10月のおすすめ品とアラカルト

晩夏から一足飛びに晩秋になってしまった今秋です。
稲刈りシーズンなのに雨続きで作業が進まず、よってうちの釉に使うワラ灰採取にもなかなか取りかかれず、登り窯の作業もこんできて、緊張感が増してきました。

新米シーズンに合わせて、ウェブカタログの今月のおすすめ品はご飯茶碗(中)にして、窯元併設の店頭でも、ご飯茶碗の色や形を増やしてみました。

まずはこちら。左が「ロクロ目お茶碗(古代釉)」、右が「お茶碗(大・黒釉)」です。
DSC01463_blog.jpg

薄水色の古代釉の器は、白いご飯に対してお茶碗の青が強すぎるという方に人気です。黒釉には時折、金粉をちらしたような金色が発色することがあります。この写真でも見えるでしょうか?釉薬の中に微量ながら含まれている某成分が窯変で茶色く発色した上に釉薬のガラス質成分がコーティングしたことで、金色に見えるものです。どういう成分によるものか解明できていないので、人為的に出せるものではないのが残念。通常はただただ真っ黒く発色する釉薬です。

そして、こちらは今秋の新作。「浅型ご飯茶碗」。
DSC01462_blog.jpg

定番品よりも鉢を広げて深さを浅くしました。うちの父親なぞは深さがあるとご飯茶碗でもお汁碗でも箸が入りにくいと言って嫌がるので、こういった形の方を好むようです。

だいぶ残り少なくなりましたが、登り窯焼成したご飯茶碗。
DSC01466_blog.jpg

やはり発色が独特です。左側の品は片側からのみ火があたったのが一目瞭然。温度調節が発色のカギでもあるうちの焼物らしい焼きあがりです。やはり他のガス窯焼成の品とは雰囲気がちがいます。

最後に、これまでも店頭に時折並んできた鉄海鼠釉のご飯茶碗です。
DSC01510_blog.jpg

窯変によって色々な個性の出る釉薬なので、いつも窯出しが楽しみなのですが、今回も金色や茶色など見どころいっぱいに焼きあがりました。「油滴」までは出ませんでしたが…。他のご飯茶碗に比べ、施釉時にもうひと手間を要するので、作成は大変なのですが、やはりそれなりの成果が出るところも優秀です。各種ご飯茶碗の中でも一番人気なのもうなずけます。自分でも欲しいもんなあ。

色や形を増やしたら、「自分専用」のお茶碗を求められるお客様が増えました。家族みんな同じお茶碗というご家庭もあれば、それぞれちがう形や色や素材のお茶碗というご家庭もありますもんね。

ぴかぴかの新米と一緒に活躍してもらいたいご飯茶碗たちです。










posted by UH.Komatsu at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | クマの製品紹介
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