3月からお花見用の注文に明け暮れて、ゴールデンウィークまでには!と大忙しの4月を過ごしていたら、今週末からもうゴールデンウィーク始まるではないですか!なんと!!
感覚的には第二週目あたりをループしているような気でいました…。
なので、ゴールデンウィーク近くまで、ととっておいた情報をあわてて告知です。
まずは東京での展示会から。
今週末4/27から8/26までの期間、東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTにて「テマヒマ展<東北の食と住>」という企画展が始まります。東北の手仕事に視点を据えた展示会です。

タイトルにもありますが、ポスターを見る限り「食べ物」も多く?展示されるようです。これまで観てきた展示会でも学芸員過程でも食べ物を扱ったものと言うのは見たことがないので、個人的に見せ方や集め方や保存の仕方に興味がわきます。長い冬に備えた保存食中心かなと勝手に想像してるのですが。
楢岡焼からは「納豆鉢」や「ご飯茶碗」をメインに貸し出ししました。ほかには南部鉄器や塗りモノやカゴなども展示されるようです。鑑賞目的の品物の展示もよいですが、実生活で活躍しているものを集めた展示もまたちがう面白さがありそうです。チラシと若干数の割引券がありますので、ご興味ある方はご来店のさいにお持ち下さい。
もうひとつは地元での展示会です。
国道13号線沿いにある旧峰吉川小学校が「くらしの歴史観」としてオープンしました。開館記念特別展として「楢岡焼の変遷展」が開催されています。

南外大杉地区にあった初代の窯を発掘研究した冊子が今年の初めにまとめられたのですが、こちらの内容を基盤にした展示会です。今では青い色が特徴とされる楢岡焼ですが、初代の頃は青くなかった。ではいつから青くなってきたのか、そういった流れも実感でき、発掘された初代の作品なども展示されているはず。(←花見用品がひとくぎりつかないのでまだいけてない…。)
同じ窯元、同じ一族が作る品物でも様々な要素が織り込まれて時代時代でちがう個性を持っています。楢岡焼マニアを目指す方必見です。
連絡先
「くらしの歴史観」Tel 018-895-2220
「文化財保護課」Tel 0187-63-8972
去年はまだ地震の影響がそこかしこに残っていて混乱の中に過ぎてしまったゴールデンウィークですが、今年は桜の開花もうまく重なりそうです。どこかに出かけてもでかけなくてもよい休日をおすごしください。