2013年04月28日

片岡鶴太郎展〜角館平福記念美術館〜

久しぶりに角館の平福記念館へ行ってきました。実に男鹿和男展以来。高校生の頃は制服着ていればフリーで鑑賞できたので、結構足を運んでいたんですけどね。もう何年も昔のことなので、建物も記憶よりだいぶ年をとりました。洋館風が素敵で部活動のパンフレット写真撮りに来たこともあったなあ。
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現在開催されているのは、片岡鶴太郎展です。一度は観てみたいと思っていたので、フライヤーで開催を知るや否や、握りこぶしの決意で鑑賞おでかけを決めました。場所が場所なだけにゴールデンウィーク中は混雑するだろうとの予想のもと、早めか遅めにしないとと、あれこれスケジュール調整して4月のうちに。
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予想より作品数は少なめでしたが、ツアー客と時間がぶつからなかったので、なかなかゆっくり鑑賞できました。BGMの音量が大きめだったので、負けじと声を張り上げているおばちゃんもいましたが、そういう方はさっさと進んで去って行くので数分辛抱すれば、あとはこっちのペースで。

夜桜等派手なものもありましたが、ひとつの素材を淡い色彩で描いたものの方が好みでした。牡丹の花や伊勢海老などの豪華な被写体もよかったのですが、筍や果物をひとつふたつ描いたものも静かで、ひっそりそこにある感じがよいのです。

仮に絵を購入して壁に飾ったとしたら、必要以上に主張してくるわけでもなく、ただただ生活のなかに溶け込んでその場にありつつも、被写体から季節の空気感を漂わせているように思えました。四季の巡りに合わせて掛け替えしたくなるような絵。

夜桜の絵の着物を観て思ったのは、枝についた花はもちろん、花のついた枝そのものが発光しているように見えるんだよね、ということ。図工や美術の授業で写生に出て、目に見えるものだけを描いて、なんだか似て非なる風景になってしまったと思ったのは、もう随分と昔のことですが、見えたモノだけをなぞるように紙に落としていくと、雰囲気や空気感を拾わずに完成としてしまうんでしょうね。

歩いてやってくる七福神という作品もありました。船で来るよりも道端で出会う確率が高そう。色々なことを見てこられた方なんだろうなと思う展示会でした。

おみやげにポストカードを数枚購入。
自分用に筍と。
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今年の暑中見舞い用に西瓜。来年もしくは再来年の寒中見舞い用に梅。
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鑑賞し終わって外に出ると、桜祭りのはずの角館は残念なことにまだ枝ばかり。
しだれ桜も。
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武家屋敷通りも。
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絵を観て、桜を観て、のんびりするが理想だったんですけどね。残念。でも行きに降っていた雨はあがっていました。せめてゴールデンウィーク後半には咲くといいですね。




posted by UH.Komatsu at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | クマのお出かけレポート
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