2016年11月26日

橘小夢展へ行ってきました

昨日、晴れていたら、横手の近代美術館で開催中の橘小夢展2回目へ行こう、と思ってカーテン開けたら、ばっちり雪降り、しっかり積雪してました…。体力も財布の中身も低空飛行気味なので、行くなという展示の啓示ということにして自宅で大人しくしてました。残念。

数年前の春先に東京の弥生美術館であった展示を観に行けなくて、がっかりしていたら、向こうの方から来てくれた(?)今回の小夢展(http://naraoka.sblo.jp/article/79745040.html?1480139470)。今年の四月に開催を知ってから、気合いを入れて(特に何するわけではないのですが)楽しみにしてました。なので1回目は開催直後に行きましたよ。

美術館入口の「地獄太夫」さん。
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艶やかなお顔にばかり目が行っていたのですが、着物の柄が凄惨な地獄絵図。この対比にぐっときます。
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この方は、軸物だと勝手に思い込んでいたのですが、実際は小さめの屏風でした。こんな屏風が部屋に置いてあったら軸物以上に、そこにいる感があって落ちつかないと思われます…ずっと見ていたいけれど落ち着かない、この不思議(笑)。展示では構図を取った屏風も一緒に並べてあって、制作過程を思うとおもしろい展示の仕方です。あまり下絵的な物が表に出てくることはありませんしね。

ずっと見てみたいと思っていた「睡魔」も同じ構図で色調がちがうものが二枚。2種類あったの!?ポストカードは明るい色調明るめの方だけの販売でした。暗めの方もあればいいのに。もう一枚、期待して行った「玉藻の前」はポストカードもなく。けれど、本で眺めていたものの本物見られたから満足しました。「鷺娘」は原画の方が比べられないほど素敵。印刷ではいまいちだった傘の透け加減から目が離せませんでした。

江戸川乱歩等の挿し絵の原画もありました。物語の内容と雰囲気合う〜。この時代の挿し絵や装丁は、ある意味とても贅沢だと、いつも思います。

橘小夢は秋田出身ということで、今回は個人蔵の物が多く、また見られる機会があるかどうか分からない物が多い特別展でしたが、こういう品々(掛け軸や屏風や絵画)を所有してみえる方が、こんなにも存在すると言うことも衝撃でした。普段、蔵に所蔵してあるのか、客間にさりげなく置いてあるのかは分かりませんが、どっちにしろすごいと思うのです。

今回の展示を観に行っての一番の印象に残ったもの、それは観賞にみえているお客さんたちの感嘆のため息でした。今まで色々な展示観にいきましたが、こんなにあちこちからため息聞こえた展示は初めてでした。

ああ、やっぱり頑張って二回目行けばよかったかな…。

図録の販売がなかったのでポストカードを購入してきました。図録とグッズ用貯金を春からしてきたのですが、肝心の物があまりなかったので、あら?という感じ。
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もしまたいつか小夢展があるならば、図録も作ってくれるといいなあ。
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2016年11月07日

定禅寺通り〜Les VACANCES 仙台2日目

仙台2日目。朝は、しっとり曇ってましたが、お昼ごろから風雨になりました。

2日目は、仕事ではなかなか行きにくい、以前、生活していた辺りを歩こうと思っていたので、北四番丁〜二日町〜定禅寺通り〜立町を雨にも風にも負けず闊歩しました。ちょうどケヤキの落葉シーズンで、雰囲気最高!のはずでした。晴れていれば。
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通い詰めていたメディアテーク2階の図書館にも行ってみました。独特の音の響きと匂いが懐かしい。当時、もっとあればいいのにと思っていた開架書棚、大仙市の図書館に慣れた目には感動的に冊数もジャンルも多い。ため息が出そうでした。

メディアテークの後は、西公園付近にある手仕事良品を扱っているお店「Les VACANCES(レ・ヴァコンス)」へ。引っ越した後にできたお店なので、気になったまま、すでに数年経過、やっとやっと訪問できました。

お店の中は、お洒落で落ち着いた雰囲気です。
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同じ手仕事品を並べているのに、うちの展示場のような地味〜な感じが全然ありません。見習わねば。照明工夫せねば。壁の色、もう少し明るい色にしたいなあ。
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一番下の棚の左から二番目のお皿、チキンソテーなど盛りつけたらさぞや美味しいことだろう、と購買欲が頭をもたげましたが、う〜ん、お皿は今、食器棚が密集状態だからな…。
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頑張ってお皿はあきらめて、欠員(初夏に大破)のあるグラスを購入しました。店主さんの説明では、沖縄ガラスで修業された後、和歌山新宮で制作されている方のグラスだそうです。青やグリーンもありましたが、今夏、グラス探ししながら、いいなあと思っていた色がこの系統だったので、こちらに決定。
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隣の黄色い缶は、ノルウェーの純ワセリン。仕事がこれから手荒れの時期に入るので、会社常備にして、今年は、これで乗り切る予定です。

突然の訪問でしたが、店主さんは、ご丁寧に対応して下さり、色々お話させていただいてきました。楽しいひとときでした。扱っている手仕事品や陳列、来店されていた他のお客様へのご対応の様子などから、手仕事品の販売や購入の、これまでとちがったスタイルができてきているように感じました。

秋田県内での楢岡焼は、お土産品、贈答品としての需要が依然として圧倒的に多いのですが、外では、自分や家族の日々の楽しみのために、いいと思えるもの、愛着の持てるものを探しているお客様が増えてきていて、お店側も品物の寄り詳しい情報、場合によってはお客様にとって付加価値にもなるような情報(どこの地方で作られてきたものという説明が、より詳細になって、どの地方のどこの工房で誰が作ったものか)の提供も必要とされているような。

うちの会社の販売場での販売や見学の説明も精進しないと。こういうことは地元から出てみないと分かりにくいことですね。なんとなく感じていたことに確信が持てたように思います。行って良かった。

帰りは、仕事抜け出してきてくれた友人に見送られて新幹線へ。出発後「置いて行かれたみたいで寂しい」とのメールが届きましたが、それは花火の後に見送りに行った時の気持ちと一緒。次が楽しみ、と思えるまでのちょっとが寂しいんですよね。

今回も仙台旅行は実り多く終わりました。充実させてくださった仙台の皆様ありがとうございました。

また行きます。



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2016年11月06日

うみの杜水族館

10月31日、11月1日の2日間で仙台に行ってきました。出張では数回行きましたが、プライベートは数年ぶり。天気が定まらない今秋ですが、出発時は晴れました。

秋田新幹線のいいところ。田沢湖駅あたりから雫石駅にかけての車窓がすてきです。見頃の紅葉の上を帰ってきた白鳥の群れが飛んでいました。
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仙台駅で、なんと会社休んで出てきてくれた友人たちと待ち合わせて在来線へ乗り換え、うみの杜水族館へ。途中、「津波浸水地域」のプレートが。今は何事もなかったかのように復興していましたが、押し寄せた津波が建物群にぶつかって流れが変わり、少し離れた地域の被害が大きかったという話を聞きました。

さて、水族館。新しくてきれいでした。周りは広い駐車場と空き地でがらーんとしてましたが、これから何かできていくのでしょうね。
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展示されている生き物は、マリンピアからの古顔が多いからか、人慣れしていてサービス精神旺盛でした。なにをするとお客が喜ぶのか分かってらっしゃる雰囲気。カメラを近づけると寄ってきます。
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大きな水槽もありましたが、小型の水槽も結構並んでいて「マリンピアの香りを感じるよね」と言い合うマリンピア育ちの私たち。昔、マンボウ観に行ったなあ。←年代のばれる感慨。

水槽から水槽へと渡り歩いているうちに、なんだかくらくらしてきたと思ったら、入場から3時間半が経過してました。水族館は生き物の生態の関係もあるのだと思いますが、明るくなったり暗くなったりの繰り返しが結構体にひびきます。しかし、腰かけて休むスペースが出口付近か外のイルカプールの辺りにしかない…。そしてイルカプールはふきっさらしで、この時期は寒い…。まだ新しい施設なので、いろいろこれからなんでしょうね。簡単な腰かけ程度でいいので休憩スペースを随所にぜひ。ロッカールームやクロークはないと聞いてましたが、設置されてましたよ。

ちょっと回復してからは、海獣地区へ。オタリアを触ってみよう!という催しにちょうど間に合いました。オタリアに触りながらポーズをとってスタッフさんに写真を撮ってもらうと有料ですが、通路を通過するオタリアに一瞬触れたり写真を撮るのは無料とのこと(ここで友人から「ところどころで、お金の匂いがするよね」という名言?が 笑 )。過去、あっかんべートドやセイウチと個人写真を撮ってもらったことがあるので今回は無料の方にしました。不特定多数にぺたぺた触られるのに頑張るなあ、オタリア。友人は「あったかかった!!なんで!?」とくりかえしておりました。水の中にいるので冷たいと思っていた模様。
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今回、初めて寝ているペンギンというのを近くで見ました。つま先を上げてかかと立ちで寝ている…。かかととしっぽの三点で体を支えている模様。本来の生息地ならではの生態…なのかしら?
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そして、やっぱりペンギンと言ったら、こういうアウトロー系なのが必ずいるのです。その先に何があるのか。気になるけれど、たぶん人間には分からない。彼は、ずーっと、この姿勢のまま作りモノが混じっているかのように動きませんでした。
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夕方、仙台に戻ってきたら、ハロウィーン当日だったので、駅構内はごったがえしていて、ちらほら仮装した方がいました。マンションの駐車場に仮装したちびっこと保護者が集まっていたり、道端に腰をおろして血糊(みたいなもの)を手足に塗り込んでいたり、お手洗いからカオナシ(「千と千尋の神隠し」)の集団が出て来たり。秋田にも、この波はくるのかな〜。

車の切れ目に撮影したので、だいぶブレてますが、ハロウィーン装飾のお店もたくさん。友人もテンションあがって「来年のハロウィーンは何かやりたい、仮装以外」と言っていましたが、数年後には仮装してそう(笑)。
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来年は、うちの会社も何か飾ろうかしら?入口がハロウィーンで、中は楢岡焼…ギャップがすごそう…。

しかし、お店に見えるお客様方から聞いてはいましたが、仙台駅前、変わりましたね。「東京みたいだよ」とおっしゃっていたのがなんとなく分かりました。なんかこう、人や建物や空気が密集した感じ。4年半、頻繁に行き来した場所なのに知っているものと知らないものが半々くらい混ざっていて、夢の中にいるような不思議な感じがしました。たまには記憶修正に行かねば。

出不精を反省します。引っ張り出してくれた友人たち感謝です。






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2015年11月14日

池田氏分家庭園 夜の部

今年、池田氏分家の庭園ライトアップにやっと行くことができました。雨、風邪、結婚式出席と毎年何かしらがあって見送ること数年。2日間だけなので予定遂行が意外に難しいのです。

さて。
駐車場に車を置いて庭園まで田んぼの中の道を歩いて行くと、庭園に入る前にまず出店。納豆汁のテントが設置されてました。夕食前でしたが目的は庭園なのでスルーしました。

足元は真っ暗でしたが頭上は赤いライトに照らされた紅葉。紅葉。紅葉。
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月も星もない曇天の夜だったので、闇に吸いこまれるように紅葉の層がどこまでも重なっているように見えました。紅葉ってこんなに大きくなる木だったんだということを実感。赤いライトじゃなくてもいいのではと思うほど深紅に色づいていました。このまま着物か帯の模様にしてしまいたいくらいです。
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庭園中央の池は赤と緑と青の光でライトアップされていました。青と緑の原色が強くておどろおどろしく「陰陽師…?」と呟いてしまうほど何か出てきそうな雰囲気(笑)。
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水辺に散り落ちた葉は昼夜問わず目がひきつけられます。
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池の傍ではサックス演奏が行われていました。
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到着したときはジャズが流れていましたが、帰り道には美空ひばりや吉幾三になっていました。田んぼの中の真っ暗な道を行きかう人々、出店の灯り、流れる演歌の演奏。これはあれだ、盆踊りの帰り道にそっくりだ!と気づいてしまった時のがっかり感と言ったら…。晩秋の闇に浮かぶ紅葉の帰り道、もう少ししみじみとした味わい深い気持ちを抱いて帰りたかった。

庭園内は池田氏庭園と同じく遊歩道が設置されていましたが、暗いのとコンサートが開かれているので、もうあってなきのごとし、誰もが縦横無尽に庭園内を歩き回っていました。たった2日間とはいえ紅葉の木の根やお庭のダメージは許容範囲なのでしょうか。本家の方で「苔養生中。飛び石以外踏まないでください」「歩道から出ないでください」という注意書きがたくさんある分、心配になりました。紅葉の木はここまで大きくなるのかと思わせられるくらい大きい紅葉の木、傷んでしまってからでは気の遠くなるほど長い時間がかかったり最悪枯れてしまったりするのでは?

私自身、不勉強で知識がないままなので無責任と言われそうですが、享受するだけではいかんよなと思った帰り道でした。

余談ですが、池田氏庭園開放はこれですべて制覇しました。
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2015年11月12日

池田氏庭園の紅葉 池田氏庭園の紅葉

秋の池田氏庭園公開へ行ってきました。去年は紅葉のタイミングを外してしまったので、日を計っていたのですが、紅葉、晴天、休み、体調と条件が多くなるとなかなか難しく、結局もう今日しかないというところまで引っ張って曇天の中の散策となりました。

紅葉も洋館も薄暗い曇り空ににじんでいる…。
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お池周りの水辺も艶やかな秋というより寒々しさというかしみじみというか秋も終りだねえという風情のが強いかも。葉が落ちて枝ばかりになってしまった木が多くて残念。この雪見灯籠の背景の木が真っ赤な葉に覆われていたときに見たかった。
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それでもありがたいことに裏手(池や洋館と反対側)はまだ見頃でした。

赤に。
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黄色に。これは散り落ちても綺麗なものですね。
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両方に。
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深紅。福神漬けのような赤、と思う風情のない私。
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各シーズンの公開時に何度か足を運んできましたが、毎回少しずつ整備が進んでいるようです。今回は入場料がぐぐっと上がってました。修復と整備が進められている証拠と受け止めました。必要な場所に無駄なく使っていただけるなら文句なし。そして券売機まで設置されている!資料館となっていた米蔵も中の資料が池田家の方々の写真や功績、家財などがメインになってきていました(余談ですが、お子さん方のモノクロ写真を見て、ハンドメイド感溢れるワンピースにぐっときた私です)。以前は、楢岡焼発掘調査結果云々のガラスケースがあって、なんで!?と思ったものでしたが、今回はこれだけ。展示していただけるのは嬉しいですが、やはり場所的に池田家関係の資料が多い方が嬉しいように思います。池田家に来ているのですから。
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やはり立派な家財。
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地元の小学校に給食事業を展開した業績の資料で、当時の給食用の弁当箱もありました。黒塗りの弁当箱に金文字で○に「い」の字。便利なものが少ない時代だからこその贅沢、プラスチックの仕切りなし弁当箱給食9年間の身には嘆息ばかりの羨ましさです。また、お雛様や元は羽子板でしょうか、押し絵も数枚ありました。今後こういう縁の品の展示が増えていくことを願います。背景を知らずに今目の前にあるものを見えるようにだけ見学というのは、やはりすごくもったいないので。

来年はぜひ晴れた日に行きたいです。




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2014年11月17日

池田市庭園開放〜秋〜

10/31に池田氏庭園に行ってきました。お天気は今日が最高という秋晴れだったのですが、10月半ばくらいから眩暈が続くという不調っぷりで行くかどうか迷いに迷いました。が、あきらめたがゆえに一年抱えることになるであろう気持ちを思って決断。ちなみに去年は喉風邪による発熱であえなく断念したため、「行けなかった」という気持ちをじくじくと抱えておりました。加えて、アパートの下の部屋の子供が最近鳴りモノを覚えて騒々しく、隣のおうちは丹精している庭の雪囲いを始めたため早朝からチェンソーの音が響いていて、自室ではとても休めるとも思えず。日の射さない室内で求めないにぎやかさにいらいらしているよりは爽やかに外にいた方がいい、といってもほぼ座ってばかりだったのですが。

緋毛繊を敷いたベンチからの風景。
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かなり長いこと一人でぼーっと座ってたのであやしい人に見えたかも。眩暈は世界が回る感じではなく度の強〜いメガネをかけさせられたような、視界がくらくらと狭まる感じのもの。広々としたはずの風景が不思議にシュールに歪んで見えました。

眩暈が軽くなってきたのを見計らって庭園半分の散策へ。
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ぽたーん。ぽたーん。と水音がすると思ったら水辺の銀杏の木からギンナンが小川に落下してました。このままおいていたら自然と余計な部分が腐ってギンナンになるんだろうな〜。
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銀杏は盛りでしたが紅葉はあとちょっとな色づき具合でした。真っ赤になったらさぞや見ごたえがと思いきや残りの公開日は雨ばかり。初夏、花火の日と何回か足を運んだ中で今回が一番ここに住みたいと思いました。注:手入れ云々は別として。
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夏の公開時は修復中だった米蔵が資料館として開放されていました。付き辺りにはなんと楢岡焼発掘調査結果コーナーが!国文祭用の展示?それとも常設?気になるところです。

庭園半分を回り終えてまた緋毛繊のベンチでしばらく休息。庭園保護のため石の上から出ないで下さいという注意書きにしたがって飛び石の上を渡るのは眩暈を抱えているとなかなか難しいものです(笑)いいお天気で乾燥注意報まっただなか、休憩しているだけで喉も肌もどんどん乾燥して行くのがわかりました。ここいらで少しお茶でも飲めたらな〜(自販機じゃなく)と思いましたが、庭園はまだ修復中、何か飲みながらのんびりと言うのはまだまだ先のこと。

気を取り直して後半の散策へ。水辺と言うだけでなんだかテンションあがるのはなぜでしょう。
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具合いまいちというのに二周もしてしまいました。ゆっくりゆっくりとですが。お天気を選んで紅葉の盛りや桜の盛りも見たくなりましたが、開放日が決まっている現在は実現不可能なのが残念です。早く常時開放になるといいな。まだ建物の後ろに外した場回の足場などがあって整備途中な様が感じられましたが、前回見られなかった米蔵のように着々と修復作業は進んでいる模様。限定解放の中でも初夏と夏と秋は堪能したので残すはライトアップのみ。今年は当日身内の結婚式があったので先延ばしになりました。来年はいけるといいな。とりあえず来年まで「今年も不調で行けなかった」という気持ちではなく「不調だったけれど行ってよかった」という明るい気持ちでいられます。来年は不調に見舞われないよう頑張ろうっと。



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2014年10月05日

大原美術館展に行ってきました

ここのところ多忙を極めてなかなかパソコンの前に陣取っていられない期間が続いています。ブログも更新せねばと思いながら、月日がばびゅ〜んと過ぎて行く日々。時間を少々遡及してリアルタイムで更新できなかった記事をアップします。タイムラグ、すみません。

さて、先月9月2日に横手の近代美術館まで大原美術館展を観に行ってきました(おおう、もう一カ月以上前のことになってる!)。

数年前に仙台で開催されたものを観たのですが、とても面白かった記憶があるので、開催情報を手に入れてすぐ手帳に記入、前売り券も早々に手に入れるなど自分でも笑えるくらいの力の入れっぷりでした。
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仙台での展示に行った時は、友人に誘われるまま大原美術館が何たる場所かも知らずに赴いたため、事前情報に事欠きすぎていたと反省して、その後書籍等々でぽつぽつと情報入手。なので、開催情報を得た時は、まさに、きたー!!という感じでした。以前、誘ってくれた友人に声かけてみようかと思ったくらい(笑)。

さて、前回観て気に入っていたカリエールの「想い」という絵が来るかどうか楽しみにしていたのですが、残念ながら今回は来ていませんでした…。ああ…。けれど、春先の牧草地ってこんなだよねと郷愁を覚えたセガンティー二の絵と再会。そして、江國香織さんの絵画エッセイを読んで見たいと思っていた児島虎次郎の「眠れる小さきモデル」が来ていたのでテンション回復しました。江國さんがこの絵の中のファブリックのさわり心地に思いを馳せてみえたので、椅子カバーの房などじっくりじっくり鑑賞(笑)第二展示室を観終わって戻ってまた観て、第三展示室を観てまた戻り、最後まで観てまた戻って観てきました。

第二展示室は重厚な雰囲気の絵画多し、そして夭逝の画家多し。作品に添えられた経歴に、○○の下で学びだの、○○の影響を強く受けだのと記されている絵はよく見ると色彩の使い方や人物の等身や静物の置き方等々何かしら、先にある人の影が見てとれるのが発見でした。けれどキャプションには経歴だけではなく、その作品が描かれた背景も欲しいところ。キャプションでなくとも、音声ガイダンス等で説明の補いがあればもっと踏み込んで楽しめるのにと思うのです。作品の前に立って眺めるだけでは私の力量では見落としばっかりなんだろうな〜。もったいない。

最後の展示室では仙台では見かけなかった現代の作家の作品が展示されていましたが、別の現代作家展で観た作品、もしくはグラフィックな雰囲気の作品が多かったので、ここはさくさく見学。

グッズ販売コーナーで「眠れる小さきモデル」の額装複製画が手ごろな値段で販売されていて迷いに迷ったのですが、今の住まいでは「お絵画様」になってしまいそうだったので断念しました。代わりによく使うであろうブックカバーとポストカードを購入したのですが、未練たらたらなこの感じ(笑)。複製画はいつか大原美術館に行った時に購入することにしよう。真ん中が江國さんの著書。本の表紙とカバーが同じだなんてお洒落ではないか、と自分を慰めてみる。
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その他、気に入った作品のポストカードを購入しました。セガンティー二の羊飼いのカードは仙台で一緒に観た友人用に、秋の路地のものは寒くなり始めた頃の手紙用に、カエルの王様は来年の梅雨頃の様子伺い用に。
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帰りは鑑賞の余韻を抱えたまま、少し離れた場所のカフェで休憩。美術館内にも落ち着いて休息できるカフェがあればいいのになあ。ふるさと村のフードコートではにぎやかすぎて余韻がちりぢりになっちゃうんだよなあ。初秋の広々とした風景を眺めながらお茶を飲みながら通り雨を眺めながら、ぼーっと過ごしてきました。ここしばらくで一番というくらい緩みました。
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大原美術館展は毎年全国1都道府県でしか開催されないのだそうです。次回の秋田での開催時に、果たして私は生きているんでしょうか。宮城県は数年前に終わったし、他の近県で開催されたら、また行きたいと思うのです。それを待ってるよりは岡山の本館に行った方が早いとは思うのですけどね。岡山まで行くのであれば頑張って豊島にも行きたいところ。
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現在、近代美術館では「猫まみれ展」が開催されています。前売り券を買いに駆けつけるほどの熱意はないのですが、時間が取れたら行ってみようかなと思います。江戸時代辺りの版画の猫、あったら観たいな。
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2014年07月26日

美郷町ラベンダー園

すでにだいぶ前のことになりつつありますが、美郷町のラベンダー園へ行ってきました。実家のすぐ近くなので毎年そろそろだな〜と思いつつ、近いしいつでも行けるしというよくある穴にはまって数年ぶりの来園です。ラベンダー園というのも実は全然しっくり来なくて場所的には昔の牧場のイメージから更新のない私の脳内。それはさておき、前日温帯低気圧が過ぎて行ったばかりなので山に雲がひっかかりまくり。薄暗い…。希望青空でしたがこればっかりは仕方ないですね。
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厚い雲が垂れこめていましたが湿度は思った程ひどくはなく、弱い風が吹くたびにラベンダーの香りの付いた空気がふわっと動きます。

どうも年々少しずつ拡張傾向にある模様。品種違いも植えられているようで区画によって花の付き方や大きさが違っていたりしてました。
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中には白っぽいような薄桃色のようなラベンダーも。新しい品種のようです。
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花株の間から急に雲雀が飛び上がり、鳴きながら高く高く登って行くのを何回か見かけたのですが鳥自体が小さいので撮影ならず。残念。

そしてお約束のラベンダーアイス。その場で食べると辺りの花から漂う香りの方が強いので、何かカシャカシャしたものが含まれたアイスという感じです。前回もそうで今回もそう。テイクアウトにした方が風味が際立つのかな。
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私の実家というか集落は上の画像の正面の杉林の陰にあります。よく人家があるように思えないとか、山と直結した公園しかないと思ってたと言われるのですが、確かに集落が2つもあるようには見えないかも(笑)。

帰りはサンアールに寄って帰宅。相変わらずびっくりするほど解放感に満ちた浴場で、その解放感と山の近さゆえ、実は私の友人間では人気の高い場所だったりします。昼下がりでしたが、のんびりと浴槽に足だけ付けておしゃべりに興じる姿がちらほら。よく「沐浴」といったタイトルで描かれる絵画の雰囲気ってこんなだな〜と思いました。そして脱衣所の忘れ物箱の上にはでっかい浮輪が!なぜだ?さらに温泉施設なのに売店に各種野菜の種がどーん!!農作業して汗を流しに来て種を購入して帰る図式が見えます。いいですね、地域密着型。とっきょ思い立って足を運んだラベンダー園周辺でしたがだいぶ緩みました。お休みの日、朝、起きた時は思いもよらなかった1日になると、何やら充実した1日をすごしたような気持ちになります。



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2013年07月14日

「若冲がきてくれました -プライス・コレクション展」岩手県立美術館

ちょっと前のことですが、冬に仙台の友人から手紙と一緒に送られてきた割引券(100円引)を握りしめて、岩手県立美術館「若冲がきてくれました プライス・コレクション展」へ行ってきました。多分、友人としては、仙台に見に来いとの意があったように思えますが、日程が合わなかったので盛岡へ。平日でしたが、駐車場は満車寸前で県外ナンバーの多いこと。

エントランス付近には、日本と岩手とコレクターのプライス氏出身地のアメリカの旗が!!
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館内に入ると早速、虎がお出迎えです。
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展示されているコレクションは、最初から最後まで個人コレクションであることの良さと面白さが溢れんばかりのものばかり。アメリカの方が、作家名ではなく、作品を見てよいと感じることが選ぶ基準であるだけあり、難しいより楽しいものが多く、プライス氏が「子供にみてもらいたい」と話されていたことがよく分かりました。楽しみながら、日本にこんなすごい文化と技術があったことを知る経験は、後の人生に何かしら影響を与えるように思えます。

展示室に入ってすぐ、行く前に「日曜美術館」で予習?した「群鶴図屏風」に密やかに興奮。斜めの方向から見ると、屏風の折り返しの角度で途切れてしまう鶴の体が、別の面に描かれた鶴の体と重なって一羽の完体に見えるというもの。ヘンな角度から伸びたりしゃがんだりして「鶴が!鶴が!」とやってたら、後から来たお客さんたちも真似して眺めて「鶴が!」とやってました。知っていないと眺めるだけで終わってしまう美術館の恐ろしさよ。古典や歴史も押さえておけば、題材からのイメージの広がりをもっと楽しめたのになあ。行ってから後悔しても遅いのだ。精進せねば…。そうそう、軸の表装も面白いものばかりでした。表装に興味を持った展示会は初めてです。けれど図録には表装なしで掲載されているのが残念です。最近の図録は図書扱いで、あとで書店取り寄せもできるんですね。へーっと思いながら、ちゃんと会場で購入してきました。

写真がうまく撮れなかったのでこちらで。
若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命若冲が来てくれました‐プライスコレクション江戸絵画の美と生命
日本経済新聞社

日本経済新聞社 2013-03-01
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コレクターのプライス氏は、火事になったら、猿と蜂が描かれた軸を持って逃げたい(お気に入り)そうですが、私は数枚あった虎の絵にひかれました。タッチや雰囲気は特別好みではないのですが、ものすごーく「山月記」が読みたくなりました。夏の文庫フェアで買おうと思っていたら、今年は入ってませんでしたが。

今回のプライス氏のコレクション展は、仙台からスタートして、盛岡、福島と巡回し、その後はカリフォルニアへ帰ってしまいます。もともと数年前の東京での特別展で日本での展示会は最後にするおつもりだったそうですが、震災の様子を見て、東北の人々への励ましにと貸し出して下さったことに感謝です。でもその一方で、これらの作品が日本から出て行ってしまうことが残念で、さらに自国の文化を見いだせなかった日本の姿勢も残念で。不景気続きの現代日本で見る目(資金だけでなく)を持つ新たなコレクターは育つのか等々あれこれ考えさせられた特別展でした。内容の割りに800円というリーズナブルな入場料にも、コレクターのおはからいがあったのではないかと思います。ガラスケースをあえて外した品もありましたし。

さて、お昼は美術館内のレストランに行ったのですが、ちょうどお昼時で30分待ち。その間、右側のおばさまグループはバーモントカレー派かジャワカレー派かで白熱論議を交わし、左側のお兄さんはプラトンの本を読書中。左右の温度差が面白くて仕方なかった真ん中です。

メニューは、楽しむ休日!と心を決めて出向いたので、奮発して特別展タイアップメニューの「若冲弁当」をチョイス。
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味が濃そうな見た目ですが、全然そんなことはなく、おいしくいただきました。ちょこちょこ色々なモノを食べるのは、足りなさそうに見えて実はおなかいっぱいになるという真実。食後の紅茶には干菓子がつきました。双鶴模様にタイアップの香りがします。
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「若冲がきてくれました-プライス・コレクション」は7月15日まで。明日までです。前期と後期に入れ替えがあったので、両方行きたかった。福島まで追いかけて行くか?学生だったら追いかけて行ったと思います。残念ですが、図録を眺めてよしとします。

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2013年06月26日

夏のバラ園

雲の形と草刈り機の音に夏の訪れを知る。この入道雲!もう初夏ではない。夏です。夏!
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明るさと眩しさにくらくらしながら、ふと思い立って農業科学館のバラ園に行ってきました。しかも、あえて暑い盛りの午後2時半頃。

平日29℃日陰無しのせいか、草むしりしている職員の方以外誰もおらず。貸し切り状態で満喫してきました。

この夏の雰囲気満載のバラ園の様子。
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王道。
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前いた会社で、とっきょバラにはまった同僚から聞いた話によると、バラは目の前のバラから品種改良の家系図をたよりに歴史と源のバラを探って行くのが面白いとのこと。私は全く詳しくないので、あちらこちらと写真を撮りながら渡り歩くだけ。知識を持って見ると見方も面白さも変わるんでしょうね。

思いつきで出発したので、いつも持ち歩いている手帳を忘れて行ってしまい、写真をとっても名前を控えることができず、赤いバラ、ミニバラっぽいの、花束で最近よく見かける奴、という大雑把極まりないくくりです。

資生堂が香りを化粧品で再現したというバラはピンク系で名前を忘れた(香りは、ちゃんと覚えのある香りがしました)。現在開発中で外で販売されていないバラの名前は「たつこ」、花が思い出せない、等々。花と説明の両方が結びついた記憶はないのかと自分でつっこみたくなるほどです。

一個だけちゃんと覚えてきたのはコレ。「キャラメル・アンティーク」と言うのだそうです。
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できる限り寄ってみる。
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全体的にまだ蕾のものも多く、花開いているのは赤やピンク系に偏っている気がしました。白や黄色いバラはまだこれからなのでしょうか。
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余談ですが、加藤登紀子さんの「百万本のバラ」のイメージはこっちの色です。真っ赤な真っ赤なと歌っているのに。
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農業科学館の建物からバラ園までは広くて明るくて、これぞ夏の午後の静寂!!という感じがしますが、本当に暑くて日差しがきついので、これから足を運ばれる方は日傘や水筒持参をオススメします。満喫しましたがあまりの暑さに30分程で退散でした。次回は計画的に行くこととします。
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2013年04月28日

片岡鶴太郎展〜角館平福記念美術館〜

久しぶりに角館の平福記念館へ行ってきました。実に男鹿和男展以来。高校生の頃は制服着ていればフリーで鑑賞できたので、結構足を運んでいたんですけどね。もう何年も昔のことなので、建物も記憶よりだいぶ年をとりました。洋館風が素敵で部活動のパンフレット写真撮りに来たこともあったなあ。
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現在開催されているのは、片岡鶴太郎展です。一度は観てみたいと思っていたので、フライヤーで開催を知るや否や、握りこぶしの決意で鑑賞おでかけを決めました。場所が場所なだけにゴールデンウィーク中は混雑するだろうとの予想のもと、早めか遅めにしないとと、あれこれスケジュール調整して4月のうちに。
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予想より作品数は少なめでしたが、ツアー客と時間がぶつからなかったので、なかなかゆっくり鑑賞できました。BGMの音量が大きめだったので、負けじと声を張り上げているおばちゃんもいましたが、そういう方はさっさと進んで去って行くので数分辛抱すれば、あとはこっちのペースで。

夜桜等派手なものもありましたが、ひとつの素材を淡い色彩で描いたものの方が好みでした。牡丹の花や伊勢海老などの豪華な被写体もよかったのですが、筍や果物をひとつふたつ描いたものも静かで、ひっそりそこにある感じがよいのです。

仮に絵を購入して壁に飾ったとしたら、必要以上に主張してくるわけでもなく、ただただ生活のなかに溶け込んでその場にありつつも、被写体から季節の空気感を漂わせているように思えました。四季の巡りに合わせて掛け替えしたくなるような絵。

夜桜の絵の着物を観て思ったのは、枝についた花はもちろん、花のついた枝そのものが発光しているように見えるんだよね、ということ。図工や美術の授業で写生に出て、目に見えるものだけを描いて、なんだか似て非なる風景になってしまったと思ったのは、もう随分と昔のことですが、見えたモノだけをなぞるように紙に落としていくと、雰囲気や空気感を拾わずに完成としてしまうんでしょうね。

歩いてやってくる七福神という作品もありました。船で来るよりも道端で出会う確率が高そう。色々なことを見てこられた方なんだろうなと思う展示会でした。

おみやげにポストカードを数枚購入。
自分用に筍と。
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今年の暑中見舞い用に西瓜。来年もしくは再来年の寒中見舞い用に梅。
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鑑賞し終わって外に出ると、桜祭りのはずの角館は残念なことにまだ枝ばかり。
しだれ桜も。
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武家屋敷通りも。
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絵を観て、桜を観て、のんびりするが理想だったんですけどね。残念。でも行きに降っていた雨はあがっていました。せめてゴールデンウィーク後半には咲くといいですね。




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2012年11月29日

青森土産番外編

青森旅行終了間近の駅にて、旅行を共にした友人が買ったばかりのお土産の包みをばりっとあけて中身をおすそ分けしてくれました。

それがこのマグロ型人形焼き。
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売り場で見かけたときは、どこにでもあるよなあ、とスルーしたのですが、帰宅してパッケージを開けてみたら、なんと!!

裏側に「まぐろ」と書いてあった…。(ピンボケ写真ですみません)
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予想外でした。会社へのお土産、これにすればよかった〜。

あまりにも面白かったので、友人に見せたところ、明記してあるということは、生産者もマグロと分かってもらえないこと知ってるよね〜、場所が変わったら「かつお」と書いてあるかもね〜、とこれまたナイスなコメント。

ある意味、最もパンチの強い商品でした。
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2012年11月26日

2012霜月 青森2日目

青森2日目、の前に初日夜のこと。
外壁のねぶたに惹かれて入った居酒屋のメニューを開いたら
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楢岡焼の片口!?
きけばその県の郷土料理を提供するお店だけれども本店は秋田だというではありませんか。いやびっくりです。ふらっと入っただけなのに。

そして貝焼き。秋田のものとちがって玉子とじになってます。中にはホタテのほかウニもとじられていました。隣県なのにちがうものですね。
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さて2日目。
観光旅行っぽくアスパムと言う階下が物産館になっているおにぎり型のビルの展望室に登ってみました。
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陸奥湾と現在青函連絡船に資料館になっている八甲田丸を望む。。嬉しいことに虹が出ましたが北海道は見えませんでした。残念。

無知も甚だしいのですが青森駅はこんなにも海に近いんですね。今回の旅行まで青森と八戸の位置もよく把握できていなかった勉強不足っぷり。隣県なのに…。八甲田丸の中を迷子になりかけながらエンジンルームまで見学し、船の下層に貨物電車や北海道で走ると特急車両等がまんま積まれていることに驚きました。いまさらですが青函連絡船は鉄道の一部なのだと知った次第。サヨナラ青函連絡船のニュース見た記憶も小学生の頃のものでおぼろげすぎて覚えてないに等しいです。さらに詳しいこととなるとさっぱりのまま青函トンネルを恩恵に預ってました。

その後、ねぶたの資料館へ。間近で見られました。迫力ありすぎです。
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実際の本番を見てみたくなりました。中心に発電機があるので移動時の重さは4tだそうです。コレが動き回ったら、、そりゃあ熱狂します。そしてこういう観光向け施設が駅周辺に多くあるのは新幹線開業に伴って観光業に力をいれたからでしょうか。車なしの旅行者にはとても助かります。2日目は駅周辺300メートル内徒歩移動で収まり、かつ海鮮市場にも行けました。

さて、朝食はホテルでせんべい汁やリンゴカレーなどがっつり食べすぎたのでお昼は軽めに。でも地元色は外さずに「けの汁セット」。
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刻むのが大変だから地元では正月料理なのだとのこと。普段提供するのは観光客のためだそうです。名称の「けの」は何をさしているのでしょう?ハレとケではないらしいと言い合う他県民。具材に蕗とぜんまいが使われていて春先に食べなれた味がしました。

秋田でも郷土食がこんな感じに軽く食べられるところがあればいいのになあ。店番してるとよく聞かれるのです。ちょっと食べてみたくて、という欲求を満たすくらいの。

帰りはまたも新幹線でしたが、お土産紙バッグの中はつくだ煮、海鮮つまみのほか味噌と醬油と酒。車で行った時並に重い物ばかり。盛岡で乗り変えたら、「東京ばなな」やディズニーランドのお土産バッグの中にやけに存在感のある「青森漁連」の紙バッグがかっこよすぎました。そして帰宅して2日目。お土産最終便が到着。
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青森はリンゴ王国だと思っていたのですが、海鮮王国でもあるんですね。あれだけ海に囲まれた地図を見慣れていながら全く考えもしませんでした。お隣でも知らないことばかり。あれこれ新鮮なことばかりの1泊旅行でした。





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2012年11月22日

2012霜月、今年は青森、1日目

宮城の友人に誘われて青森に行ってきました。
目的は青森県立美術館で開催中の「奈良美智展」です。巡回展なのですが、これはぜひとも奈良さんの故郷で観よう!!ということで現地(青森駅前)集合という携帯電話の恩恵を多大に受けた旅行になりました。

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隣県には電車でラクラクいけてしまう関西周辺在住の友人に言わせると、隣県なんだから近いでしょう?なのですが、そんなことはありませんよね、秋田県南からだと。直線距離だと近いですが…。

電車で秋田方面から向かう方法と内陸線で鷹巣から向かう方法、盛岡経由で新幹線を使う方法のうち、在来線で景色を眺めながら行くのも捨てがたいと直前まで迷いつつ、時間と体力の問題により結局新幹線で青森入りしました。二時間半ほどなので南に向かうと仙台周辺くらいと同じくらいの所用時間でしょうか。

家族旅行でも個人旅行でもなぜか必ず南に向かってしまうので初青森です。盛岡以北の新幹線も初。新青森と青森間は在来線でも5分程度なのになぜ新幹線は新青森止まりなんでしょうね。不思議です。

さて美術館。
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季節柄でしょうか?素敵な「奈良ツリー」がありました。写真オッケーだったのでテンション急上昇の女子二人。真っ白い空間にブルーのツリーが異空間を作り出していました。白と青なのに寒々しい感じもなくずっと眺めていたくなります。

奈良さんの作品は現代美術展等で一枚、二枚観たくらいで、本の装丁の方がなじみがありましたが、それももうだいぶ前の話。色使いがパステルカラーになって透明感もあり、たいしてくわしくもないくせに、「ちょっと変わったかな〜」という感じを受けました。

等身大、もしくはそれ以上のブロンズ像もありました。作成の仕方が分からないのですが、生々しい指跡が圧巻。どうみても重心が上の方にあるように思える像など、バランスはどうなってるんだろうねえ、と言い合いながら詳しいところは分からない女子二人。

真っ白だったり薄暗かったり明るかったりする美術館の中を「→」に導かれながら行ったり来たりあがったり下がったり。途中から全くもって建物のどこにいるのかさっぱり分からなくなったものの、出展された作品数も多く時間ぎりぎりまで堪能できました。

閉館間際までねばって外に出てみると、美術館の外壁に青森県のマークがライトアップされていました。
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友人の説明によると閉館間際だけライトアップされるらしいので、悪天候にもめげずこの時期に行ってよかったことです。日の長い季節だったら見られなかったかイマイチだったか。

水たまりに映っても風情があります。これは雨の日の特権。
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美術館前のバス停から臨む。
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ふと新しい秋田県立美術館はどんなふうになっているのかと思いました。ぜひとも館内の展示や催しだけではなく、鑑賞した後の余韻も壊さず大事にしてくれる造りになっているといいなと思います。
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2012年06月17日

安野光雅展へ行ってきました

秋田もいよいよ梅雨入りしたそうです。今日も朝から雨降りです。今年はここ数年と異なる気候で、気温適温、湿度も最適という日が続いていたのですが、もう秋にならないとあんなにも爽やかな気候にはならないのでしょうか。残念。

よい気候に恵まれると、身も心も知らず知らずのうちに活動的になってきます。それで横手の近代美術館まで安野光雅展を観に行ってきました。
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4月からスタートした展示ですが、6/17(今日ですね)までの期間なのでもう随分終盤、人もまばらで堪能できました。ゆっくりじっくり観たい派なので、混みに混んで行列行進状態で見なくてはいけない展示会は苦手です。こういう展示会は後で思い返してみても何を観たか覚えてないのが常でいったい何をしにいったのやら。ああ、もったいない。。。

今回の展示会は巡回展で、1つ前の、3月末までの東京での様子をチェックしていたところ、展示室のあちこちで自由にめくれるように置いてある書籍がだいぶ乱暴に扱われていてぼろぼろになっているだとか、併設カフェに特別メニューとしてパリの街並みの絵皿でパニー二が供されたとか色々ありましたが、欲も悪くも秋田の展示では特にそういったことはありませんでした。パニー二の方はしごく残念。

さて肝心の展示の方は、ずらずらと結構なボリュームで午後を少し回った時間に入館したことを軽く後悔。何しろ細かい絵なのでこちらもどうしても細部までみたくなり、けしてさくさくとは進まないのです。本当によかった、人の少ない時に行けて。

「旅の絵本」の原画にへばりつくように眺めて、あちこちに遊びが描きこまれているのを見つけ、知人のイラストレーターさんが「この絵本が大好きで、いつまで眺めてても飽きない」と言っていたのに納得。同時にこの知人が随分この絵本の影響を受けていることも判明。この「旅の絵本」、細々とした感じといい、アングルといい、「サッカー中継に似ている」と思わずにはいられません。「ウォーリーをさがせ」にも通じるものがあるような。

小人の絵もたくさんありました。昨夏同じ場所でみた影絵の小人より細長く上背があって大人っぽくてちょっと悪そうな感じで、陰で「ふっ」とか「へっ」とか口にしてそうな小人。どうしてそんな感じがするんでしょうね。妙に世慣れたような表情をしているから?

小さな頃なんども読んでもらった「大きなもののすきなおうさま」の原画があったのも嬉しかった。これラストがとても好きでした。この絵本、なんといまだに実家のテレビの周辺に生息しているので帰省するたびにびっくりします。本当に当たり前に転がってたり棚にささってたりするのです。

そうそう展示のチケットもエンボス加工の施された実に手触りのいい紙で「おお」と思ってしまいました。贅沢かもしれないけれど、日常とは異なる場所へつながる感じが感触として伝わってくるような気がしたので、しばらくとっておこうと思います。これまで年間フリーパスを利用してたので、チケットの半券はもらえなかったんだよなあ。  

次回は「平山郁夫展」が開催されるそうです。コレもいかねば〜。薬師寺の壁画も来るといいなあ。習作でもいいから。前売り券買っちゃおうかな〜。今年も年間フリーパス購入してもよいのでは?と思う本日です。








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2012年06月04日

盛岡まで初詣

先週、昨年11月以来の県外お出かけに行ってきました。メインは岩手県立美術館の「ルーヴル展」と半年近く遅れの初詣(笑)。

ルーヴル展は震災後の連帯の気持ちを伝えたいということで東北三県(岩手、宮城、福島)を巡るものです。展示数が24点なので、特別大ルーヴル展!!という雰囲気ではなく、こじんまりとした常設展扱いでしたが、テーマの「絆、出会い」に沿ったなかなか興味深いものがありました。写真でお見せできないのが残念ですが、4千年前のエジプトの石板レリーフなど初めて見ました。

テーマに沿ってピックアップされた展示なのですが、「絆」として紀元前のものでは家族が彫られたものが、西洋の絵画や彫刻では「出会い」として神と人間を描いたり彫ったりした作品が多い展示だという印象を受けました。日本美術から選ぶとすると源氏物語の1場面だとか武将と主従の出会いの場面が持ってこられそうです。

美術館内のレストランで食事兼デトックス(この場所は本当にそういう感じで、一回腰を下ろすと立ちあがりたくなくなり、悪い気が抜けて行くような感じがするのです)したあとは盛岡八幡宮へ移動。

歴史も由緒もある立派なお社です。
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この広々とした感じと清澄さに雑念が遠ざかり、今ここに居ることだけに集中していればいいように思えます。

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まずはずらりと並んだ各干支別のお宮に御参りして、今年のお正月のお飾りと御札を返納。
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それから巨大な狛犬が控えた石段を上って本殿へ。
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お参りの後は、今年の新しいお札を購入しておみくじに挑戦。多種多様なおみくじがあるのですが近年ハマって?いるのがこちら。
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「鯛」のおみくじ。つり竿で釣り上げると張り子の鯛のしっぽ部分におみくじが入っています。

こんな感じ。なぜか心躍ります。
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今回初めて金色の鯛が入っていたので、狙ってみたら近くの赤い鯛が釣れました。ええ〜!ちがう!!と思ったのですがおみくじをやり直すというのも無粋なので、釣れたくじを開いてみたら大吉でした。鯛本体は集めて鯛モビール作成をもくろんでいるので持ちかえり。

あとはお社の前の商店街の散策です。盛岡は商店街が活発です。チェーンではない個人商店がちゃんと元気に営業しています。いいなあ。秋田はシャッター通り多いもんなあ。今回は醤油店にて醤油と味噌を購入しました。こういう品を選ぶあたり10年前と変わったなと思います。まあ、きっかけは単純で「サバ味噌」は原料と地域のちがう味噌を2種類つかうとおいしいというのをレシピ本で見たからなんですが。

せっかく盛岡なので帰路の途中で蕎麦を食べ、家についてから何もしなくていいように雫石の道の駅で入浴して帰宅。

日帰りでしたが、次の日からまたしっかり頑張れるゆるいリフレッシュ休日でした。

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2012年05月07日

桜レポート2012 〜神宮寺〜

今年の桜は駆け足でした。
今だけ、という焦燥に駆られて3日連続で仕事帰りに寄り道してしまったのですが、咲き始め、満開、散る、という過程を1日ごとに眺めることができました。あいもかわらず花はすごいけれど人気のない近場の公園。今回は神宮寺の岳見橋下を歩いてみました。

毎回仕事帰りだったので、人気もほとんどなくどんどん薄暗く肌寒くなっていく川べりでの花見。連休で夜桜バーベキューをしている1グループの傍らを徘徊して次の日の仕事に備える物悲しさ…。というのも、たぶんにこの夕暮れの雰囲気せい。
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今年は開花は遅かったですが、鳥に花芽を食べられることなく迫力ある咲きっぷりでした。ああ、背景は青空で見たかった。
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花がつきすぎてタコの足にすら見える…(笑)。
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ひとつの花芽から複数の花が咲くということを発見。空気も花の香りが満ちていて、数日前までとは全然違う春の大気。もうちょっと時間が早かったらもっと映えたでしょうにもったいない〜。去年は花付きがいまいちで今年は天気。毎年咲くし、なんて言ってないで、ちゃんと「今年の花」を見ておかないといかんな〜と思った今回の花見です。

そして次の日には風が吹いて
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あっという間に花筏。コレ地面じゃないですよ、水面ですよ。
風が過ぎるとアスファルトを転がる花びらの音までちゃんと聞こえました。人気の少ないところの醍醐味です。飛ばされた花びらは道路の脇の側溝に吹きだまって桜ロードになっていました。猫かネズミか小鳥限定の花道です。
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3日目にはもう葉桜でした。
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今年は葉桜もステキです。このまま花簪に使えそう。冬が長かった分もう少し咲いていて欲しかった〜。植物の立場からするともう随分季節はおしているのだと思うのですが、眺める立場としてはもっともっと堪能していたかったのが本音です。

来年はどんな桜になるでしょうか。花の下をぽつねんと散策する花見ばかりで、にぎやかな花見にもあこがれた今シーズンでした。

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2012年04月29日

夕暮れ散歩

楢岡陶苑の桜が満開になったので昨日の帰り、南外ふれあいパークに寄ってみました。

勝手に穴場だと思っているのですが、昨日は時間帯もよくとてもいい時間を持てました。

友人がティッシュペーパーの花だという木蓮満開!!車から降りると空気に花の香りが満ちてるのが分かるんですよ。
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夕がたの光に花も夕月もとても映えます。絵葉書にでもなりそうだと自画自賛。どうしても電線が見えてしまうのが残念です。
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桜は今日か明日が見頃になりそうです。
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今年はまだ雪が残っているので角度によっては桜と木蓮と雪山という驚異のコラボも楽しめます。
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仙台に暮らしていた頃は、出歩く時いつも徒歩か自転車だったので、年間通してこういう時間帯の中に身をおいていたのに、秋田に戻って来てからは屋内と車を行き来することがはるかに多くなってしまっているので、やけに懐かしい気分になりました。夕方の散歩が好きだったはずなのですが、今では独り暮らしの時と違って一番外に出にくい時間かもしれません。この空気と光の感触をよくもキレイに忘れられたものです。年月は怖いですね。

最後に空を背景に木蓮がゲートに見える一枚を撮影してきました。
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本当に穴場なんですよ、ここ。

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2011年11月12日

霜月仙台行 2日目

仙台旅行2日目。キレイな朝です。懐かしくて昔の通勤路を一枚。交差点で止められては、街路樹や空の色に励まされ、道急ぐ人の群れに、みんな頑張ってるから負けずに自分も頑張ろうと思ったものでした。
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大通り沿いは変わりなくみえましたが、街中の細い路地に入るとそこここに崩落防止のためか壁にネットを張ったビルや、立入禁止の黄色いテープで封鎖された建物、シャッターを降ろして暗く静まり返った元店舗がいやでも目に入ってきました。そうなる前の姿を知っているので痛いです。

それでも震災以来初めて再会した友人や元同僚はみんな元気で、大きな変化を受け止めて頑張っていました。四年ぶりに会った方もいましたが、まるで今も一緒に働いているかのような感じがするばかりで久しぶり感まったくなし。友だちとはそういうものなんですね。訪ねて行ったのはこちらなのに、それぞれから持って行った以上のお土産をいただいてしまいました。服とかワインとかぶどうとか。逆だよ…。お土産のことはおいといて、この人たちの存在が、今もって私にとっての仙台を楽しくかつ大事な場所にしているのは事実です。

さて午後からはフェルメール。昔の住まいが美術館近所だったので車で向かうのが不思議でなりません。
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なんの知識もなく行ったもので、今回は音声ガイドを使用しました。これはよかった。見えるままに見て、見た気になって終わるところだった。オランダの気配の中で「先達はあらまほしきことかな」と唐突に徒然草を読みたくなった私…。

こんなにたくさんのオランダ絵画を見るのは初めてでしたが、あちこちに象徴的なものが描きこまれているなんて知らなかったので面白かった。たとえば「犬」であれば、従順と献身を表しているので女性の側に描かれるとか、「鳥かご」は守られていることと閉じ込められていることを表しているとか。手紙を読む女性の後ろにかかっている地図が、彼女の恋人が遠くにいることを表しているとか。

描かれたドレスの質感や陰影や、鮮やかさについてのキャプションが多くありましたが、この時代、これだけの顔料を作りだすのもすごいことです。ウルトラマリンブルー1色でも鉱石を入手して砕いて粉にしてそれから調合となるんですよね?家人に聞いたところでは、陶器の絵付けに使う呉須の粉砕は、目の不自由な方の仕事だったそうです。朝から晩まで乳鉢でごりごりごりごり。思い浮かべただけであちこち痛くなりました。

美術館内のレストランにて「オランダ風ビーフシチュー」をいただきました。
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フェルメールの青をイメージしてでしょうか?青いお皿への盛り付けに目を見張りました。家でも普段使いのほとんどは青い器なんですけどねえ、ここまでおいしそうには盛り付けできてません。参考になりました。「白い器が一番!」と言われるのをよく目にして耳にして、ううむ…と思ってましたが、大丈夫、大丈夫。頑張ろう!楢岡焼!!

話はそれましたが、お味もすごくよかったです。食後にソースの気配が上ってくることもなく、ビーフシチューってこういうものなんだね、と言い合う田舎者が2人…。

もうひとつ目をひいたのがレストランで使用されている椅子。
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教会の椅子ですよね、これ。
外国小説のミサの場面にたまに出てくる聖歌集や聖書を入れるボックスがちゃんとある!とマニアックに心躍ってしまい、スタッフの方にお願いして写真をとらせていただきました。

夕暮れ時、後ろ髪をひかれつつ帰路につきました。その数時間後にはもう秋田の自宅にいるという不思議。日々の暮らしの中で友人たちとやりとりするメールや手紙では遠くにいるという感覚でしたが、実際はそうでもないみたい。イメージや日々の忙しさから作りだされる「距離」に侵されないように気をつけなくちゃ。また行きます。楽しかったよ、仙台。

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2011年11月11日

霜月仙台行 1日目

突然ですが、仙台に行ってきました。
最大の目的は宮城県美術館で開催中のフェルメールの展覧会だったのですが、場所が古巣の仙台となると、それだけにとどまりません。

銀行に行って、髪を切って、つま先用靴下と仙台味噌と本を買い、友人や元同僚と食事に行き、やっとフェルメール…。旅行の内容を耳にする誰もが、「それは住んでる人がすることだよ…」と口をそろえるのでした。

なんにしても年始以来の県外!
目的が日常っぽい分、せめて形だけは旅っぽく、と高速道路をひた走り前沢SAへ。

前沢SAというとこれですよね。でっかい南部鉄器(の模型?)。
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秋田自動車道から東北自動車道へ入って最初の寄り道で、否応なく「ああ!県外だ!岩手県だ!!」と気持ちが盛り上がってきます。

普段はちょっと寄り道程度なのですが、今回は目的のひとつに「トマト温麺を試す」を掲げていたので、初レストランへ。

トマト温麺、こちらです。
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なにやら色々と赤い!坦々麺みたいなスープの色にもびっくりでしたが、デザートの煮イチジクに添えられた雪見大福にびっくり!!

この餅とアイスからなるデザートはいつどのタイミングで食すべきものなのか?

悩みつつ一番最初に食べました。だって溶ける〜。
アイス後かつ坦々麺を予想していた口には、スープがとても甘く感じられました。最初の数口のあと味覚が戻ってきて、坦々麺ではなくミネストローネのようなスープなことが判明。

そして麺もびっくり!
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温麺というよりトマト入りフィットチーネ?
連れはカップヌードルのチリトマト味に似ていると言っていましたが、あいにく私はそちらを試したことがないので、判断付かず。「温麺」という和風な名前がいていますが、スープスパゲティに近いように思えました。具には前沢っぽく牛さんの塊がいくつかとカリカリのドライトマト。食感のちがいを楽しむ趣旨かもしれませんが、ごめんなさい。個人的にやわらかい方が好みなので、スープに沈めて最後にいただきました。麺モノですが、脂っぽくなくていいなあ。

色々と想像と大きくちがっていたのが面白くて、これから高速道路を移動する友人たちに勧め中です。下りの前沢SAにはウサギが飼われているそうですよ。

築館付近に差しかかると見た目は変化なくとも車の揺れが大きくなりました。震災の爪跡を感じて胸が痛みましたが、傷んだ道路の補修作業が昼夜を問わず行われていました。始まったのは9月からだそうですが、進んでいます。工事のために道は混んでいましたが、むしろ「ありがとうございます。頑張って下さい!!」と声をかけたいくらい。

補修ではありますが、今ここで道が作られている!という気がしました。ほんとにほんとに頑張って下さい。
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