2008年04月09日

桜対策

角館の桜の見ごろは、あと2週間後ぐらいでしょうか。

観光客もドッと集まるこの期間を見越して、いくつかのお店からの注文が殺到しています。特に納期は指定されていませんが、シーズンを逃すと売れなくなってしまうため、現在急ピッチで製作進行中です。

(本音は、急須の注文がなければ1週間ぐらい早く製作できたのに...といったところですが)

ロクロ目湯呑み、掛け分けコーヒー碗皿、朝顔コーヒー碗皿、紋様小皿、朝顔湯呑み、フキ皿、冷酒盃。
返す刀で手付き湯冷まし、長波皿、箸置き、丸湯呑み。

まだまだまだまだ作りますですよ。
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2008年04月08日

急須その後

急須の製作は、とてもメンドクサ〜〜イことは先日書いたような気がします。(記憶があやふや←確認しなさい)

さてその急須、施釉も大変なのですね。
本体とフタのすり合わせをしたり、ロウ抜き(本体とフタとが焼成中にくっつかないようにする作業)したり、内塗りしたり余分な釉を削り落としたり...
まぁとにかく大変なのです。
もちろん、急須以外にもイロイロ施釉すべき品物がある上、それぞれの品物について優先順位(納期とか)があるので、施釉作業の段取りも重要になってきます。さらに言うと、使用する釉薬の種類や濃さ・量(水位)といった要素も絡んでくるので、これらを組み合わせて考えるのはなかなか楽しいパズルだったりします。

いや、考えてるだけじゃなくて実行しなければいけないのですが。
頑張りますですよ。


ちなみに。

釉薬の種類…下地2種類、海鼠釉2種類を基本とし、稀にその他4種類ほどを使い分けることもあります

濃さ…平たいもの、大物は少し薄めで。小物は濃い方が良い場合が多いです。ただし、濃い釉薬を薄めるのは簡単ですが、その逆は容易ではありません

量(水位)…徳利や花瓶など、高さのあるものを施釉する場合は、それなりに水位のある釉薬を使用しなくてはいかません(品物を釉薬に浸してかけるため)
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2008年04月05日

急須製作

急須の製作がようやく終わりました。

 「作りたくない製品ランキング」で堂々の1位に君臨し続けているのが急須でございます。(当者調べ)
 その理由を問われたら、面倒だからの一言に尽きます。本体・フタ・注ぎ口・取っ手を別々に製作し、後でそれらに穴を開けたり組み合わせたりしなければなりません。しかも、各々の乾燥具合をピッタリ合わせないと、後でヒビが入ったりフタが合わなくなったりするのです。少なくとも、「アレとコレとソレを作りながら、同時に急須も作ろう♪」なんてことはできません。1週間ぐらい急須製作に専念するぐらいの気持ちが必要なのです。

 さて、よく「急須は取っ手を下にしてバランスよく立つのが理想」と言われます。自分も、最初はそう考えてました。でも、今ではそのバランスを少し崩す (重心を少し上気味にする)方がよいかも、と考えています。というのは、「急須はカラッポの状態で使うものではないから」。つまり、お茶(お湯)が入った状態でバランスが取れている急須が使いやすいのではと考えています。

 とは言っても、いくら理想のバランスで急須を作ったとしても、焼いている最中に取っ手が少し(自重で)下がってきます。それも計算に入れて作るとなると...もう大変です。

 そんな中、上手な急須の選び方なるものが書かれたサイトを発見しました。そのサイトでは急須選びのポイントを3〜4点挙げていたのですが、その最初のポイントが「常滑焼を選びましょう」。

 くじけそうになりました。
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2008年02月16日

大皿のお話

 「大物」とはその名の通り「大きな物」なのですが、じゃあどれぐらいから「大きなもの」と言えるのかは人によって違うと思います。今回受けた注文の皿は直径32cm。大物(大皿)と呼ぶかどうかは微妙なところですが、少なくとも「作り」の時点つまり収縮前の時点では37cm以上のサイズとなります。これは大物と言ってもよいのではないでしょうか? さらに言うと、このお皿は10kgの粘土塊から3枚しか作れません。もちろん、失敗しなければの話ですが。

 そのお皿、31枚作りました。何枚か作るのに失敗したため、単純計算でも使用粘土は100kgを超えます。ここ最近は小物(湯呑みとか)ばっかり作っていたため、さすがに疲れてしまいました。

 ええと、続きます。
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2007年12月29日

準備完了間近!


 大量注文を受けていた湯呑みが、全て無事に完成しました。

 来週の川越物産展に送る荷物の準備も終わりました。

 ようやく一段落といった感じです。
 あと残すところは、プライスカード作りと大掃除と洗濯と最後の窯焼きと注文品の発送と物産展用の買い物と展示場の製品陳列と喪中葉書の作成とインフルエンザの予防接種とパンフレットの校正と見本市用の商品企画と求人票の作成ぐらいしかありません。
 ...一部手遅れなものも含まれているかもしれませんが。
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2007年10月24日

窯出しを終えて

 一昨日は窯出しでした。結論から言って、二部屋改築した割にはマズマズの出来だったと思います。
 高さ80cmぐらいの天水瓶は2つ入っていたのですが、片方がやや焼け不足な感があるものの、概ね満足のいく結果でした。ただ、窯の天井から目地粘土の一部が落ちてきて(ボロが降った、と言います)天水瓶の一部に付着してしまい、ちょっと手にひっかかるような部分が出来たことが残念と言えば残念です。
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2007年10月20日

窯焚き終了

 おととい(18日)は攻め焚きでした。登り窯最下部の焚き口(大口)での薪投入は終了し、各部屋の脇に設けられた小さめの焚き口(小口)から薪を投入し、一部屋ずつ焼き上げていきました。

 今までのデータを見ると、一部屋あたりの攻め焚き時間は約5時間。四部屋あるので、合計20時間ぐらいかかっていました。ところが今回は三番窯・四番窯は出来たばかり。湿気が十分に残っているものと想像され、いったい何時間かかるのか、どのように焼けていくのかが未知数でした。

 しかし、いざ焚いてみると、一番窯は4時間あまり、二番窯は3時間あまり、三番窯は5時間、四番窯は4時間で終了してしまいました。確かに三番窯・四番窯は勝手が違うこともあって焚き難かったけれど、それでもなんとかまとめることができ、終わってみればゼーゲルコーンもきちんと倒れてくれたので、なかなか上手くいった窯焚きだったものと思われます。

 さて、こんなにも順調に焚き終えることができた理由は何でしょうか。以下の選択肢の中からお答え下さい。

 1. ワタクシの日頃の行いが良かったから
 2. 窯詰めをした人(つまりワタクシですが)が素晴らしかったから
 3. 窯焚きをした人(つまりワタクシですが)が素晴らしかったから


 な〜んて。でも、窯出しするまで結果は分かりませんから。
 窯焚きでの手ごたえはありましたが、それでも窯出しまでの不安や緊張は続きます。
 よく「窯出しが楽しみでしょう?」「待ち遠しいでしょう?」なんて聞いてくる人がおりますが、そのような心境になるのは趣味でやっている人だけです。我々プロというか陶芸を仕事としてやっている人は楽観視することなんてありません。いい意味でも悪い意味でも、予想を裏切る結果になったことが数多くありますから。それだけ、窯や炎は人知を超えたものと言えるのかもしれません。
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2007年10月16日

窯詰め終了

 今日は朝から窯の入り口(?)を塞ぐ作業。しかし、窯の修理作業の影響によりレンガの勝手が異なり、やや手こずってしまいました。

 レンガと一口に言いましても、様々な種類があります。普段よく目にする「赤レンガ」は窯の材料には使わず、もっと窯焚きに適したレンガを使用します。それも、レンガには大きく2種類ありまして、「耐火レンガ」と「断熱レンガ」とがあるのです。
 今回、窯を塞ぐのに使用したレンガは耐火レンガなのですが、まずレンガの大きさがいくつかあります。直方体のレンガだけでなく、「セリレンガ」と呼ばれる、断面が台形をしたレンガさえもあります。加えて、レンガの種類によって熱に対する強さが違います。より高温に耐えるレンガは熱くなる部分に、そうでもないレンガは熱くなりにくい部分に使用する...というように使い分けていくのが理想です。
 しかし今回の窯の修理によって、アッチのレンガがコッチに移動してあったり、コッチのレンガが既に窯の一部として使われていたりして、なかなか理想の状態にレンガを積み上げにくかったことが、予定よりも時間がかかった原因のひとつではないかと思っています。

 そしてようやく午後3時、窯に火が入りました。
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