2013年11月28日

今年の登り窯

11月中旬、極度の人手不足であれこれ心配を抱えつつも登り窯による焼成が無事終了しました。窯に詰める品物を揃えるのもかなりあっぷあっぷな状態でしたが、まず今年のこの雪の早さ。窯は屋内に築窯してあるとは言え、煙の排出のため壁をあちこち取り除いてあるので外の気温と変わらず、煉瓦が連日の冷気をはらんで底冷え。焼成準備をするスタッフも冷え冷え。

焼成はここ近年で一番手こずったとのこと。窯があったまるまでも、ここのところの悪天候続きじゃねえ…。
DSC01367_blog.jpg

完成品の具合は…。

灰が多く降ったようで、とろりとしたやわらかい色合いのモノが多く、登り窯焼成品らしい特徴がよく出ています。全体的に詰めた品物が少なかったのが残念ですが。
DSC00855_blog.jpg

DSC00850_blog.jpg

DSC00846_blog.jpg

窯焚きから十日ちょっとの現在。身体的精神的疲労も完全払拭はできてませんが、お客様が待っている!と次の作成に取り掛かっているロクロ場です。

いつ見ても形がユーモラスでふっと笑みがこぼれてしまうのがコレ。成形前半の状態で加工しやすい固さになるまで乾燥中。最終的に灰皿になります。
DSC00857_blog.jpg

地味に地道に作業の冬。東北の冬。冬はたぶんもう始まっています。本日からの連日の雪にご注意下さい。
posted by UH.Komatsu at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2013年09月04日

小久慈焼、楢岡焼テーブル展

郡山にある「暮らしの器むぎわら」さんで、9/5から9/24まで「小久慈焼、楢岡焼テーブル展」が始まります。詳細は、むぎわらさんのブログにて。白海鼠釉の器も並びます。

http://d.hatena.ne.jp/fukushima-straw/





posted by UH.Komatsu at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2013年08月03日

「全国やきものの里展」始まりました

8月2日より石川県金沢市の石川県地場産業振興センター本館にて「全国やきものの里展」が始まりました。会期は9/1(日)まで。

今年は日本酒用酒器、焼酎用カップ、ビールカップ等々酒器に特化しての出品になっております。8/4(日)、8/11(日)には絵付体験も開催されるそうです。

秋田から遠方の地。よい出会いの場となりますように。

CCI20130803_00000_blog.jpg

詳細と出品窯元はこちらから。
http://www.isico.or.jp/dgnet/eventseminar/31569
posted by UH.Komatsu at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2013年06月02日

片口とプレートと

仙台陶芸家展番外編というか帰ってから楽しむ編です。

以前、東北陶器十窯展に参加した折には、高野工房さんの津軽焼きのカップを購入してきましたが、今回は小久慈焼きさんの片口を購入してきました。

片口…、楢岡陶苑に入社するまで全く縁のなかった器。今だに新人さんやお客様に「これは何に使うモノですか?」と尋ねられると内心「仲ー間!!」とやけに嬉しくなってしまう私がよもや片口を購入するとは。人は育つ?変わる?ものですね。

もともとお酒や醬油を樽から移す時に使用したものと会社で教わり、あたたかくなると季節の変化の節目に徳利の熱燗から片口の冷酒に切り替えて花びら浮かべて花見酒と本で読み、けれど私自身は樽にも酒にも縁はなし。そのくせ、ぼんやり片口欲しいな〜と思っていたのは、最近の料理雑誌やライフスタイル本や外食に行った折等々で目にすることが多くなってきたから。もはや刷り込み?完全に外部からの影響です。

お料理の盛り付けたり、お花を活けたり。口が付いていることで食卓や飾り棚の雰囲気に変化が出るとな。

やってみたいではないですか。

で、やってみました。せっかくの初使いなので中身も初物で。
DSC00601_blog.jpg

空豆のクミン炒め。ここのところ書店の面陳棚を飾っている「天然生活7月号」の表紙のアレです。ちなみにこの表紙にやられて雑誌も購入。あれこれ影響受け過ぎだってば…。

飴釉に空豆の緑色がよく映えて満足しました。白や茶色も映えそうです。ゆっくり色々試してみる予定です。友人に「片口買ったから日本酒の会をしよう!」と打診したら「おうよ〜」と打てば響く速さで返事がきたので本来の酒器として活躍もいずれ。

東北陶芸家展会場では、小久慈焼きの下嶽さんが口の太さ順に片口を並べて「二年間の変遷」というようなことをおっしゃっておられました。二年の間に片口の口の太さが段々太く変化してきているとのことです。買ってきたのは細いものなので二年前に作られたものでしょうか。見た目は細い感じが好きなのですが、洗う時、私の指でぎりぎり、家人の指は入りませんでした。洗いやすさに重点を置くなら最近の作品の方がいいかも。細かな変化にもあれこれ違いが出るので面白いですね。

さて話変わって、器の下のプレートも帰りの高速バスに乗るギリギリにお店に飛び込んで購入してきました。材質はアカシアだそうです。初!木の器。急いでいたので手入れの仕方を聞いてくるのを忘れ、どうしたものかと数日手も足も出せず・・・。

木の器でよく聞くのは、洗ってはいけない、水洗いはいいけどお湯洗いはだめ。水もお湯もいいけど洗剤はだめ。洗わずに汚れをふき取ってオイルを塗っておけばよい。オイルを塗っておいたら虫がついた。カビが生えた。匂いがついた。現代を象徴するかのような情報の錯綜っぷりです。

仕方ないので販売店の本社にメールで聞いてみました。すると、うすくウレタン加工してあるので水洗いのあとすぐ拭いて乾燥させる(急乾燥は避ける)でした。ああ、そうなのね。材質が、ではなく、どういう加工が施されているかによるんですね。そこに気がつかなかった。聞いてよかった。

仙台からの帰りの高速バスは、通常であれば3時間弱で到着するのですが、この日は交通事故で高速道路の古川〜築館間が通行止めとなって国道も大渋滞となり、5時間かけて帰ってきました。もともとバスが苦手なのにタイヤの真上の座席に五時間。後半、車に酔って貧血起こして、これはどこかで倒れるかもしれないと思いながらの帰路になりましたが、ささやかながらも楽しみを持ちかえってきたので、なんとか心折れずに自宅までたどり着きました。

楽しみは大事です。ほんとに。

参考までに。
天然生活 2013年 07月号 [雑誌]天然生活 2013年 07月号 [雑誌]

地球丸 2013-05-20
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by UH.Komatsu at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2013年05月27日

「とうほく陶芸家展」レポート

ちょうど一週間が経とうとしていますが、仙台での「とうほく陶芸家展」へお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。

今回も出発前日まで窯出ししている有様のギリギリランナーな上、前日夕方になって、今回はお釣りも準備して行かなくてはいけないことに気づき、コンパクトカーに品物と什器をなんとか詰め込んで悦に入っていたら、緩衝材や紙バッグ等々の準備をまるっと忘れ、現地入りしてから閉店10分前のパッケージプラザに駆け込んだり、宿泊したホテルから新聞紙を分けてもらったりと、勝手知ったる場所での開催で助かった!!というバタバタな幕開けとなりました。

街中では青葉祭りの真っ最中。時間があったら祭連ごとの雀躍りも見物したいところでしたが、仕事来仙なので会場へ。どこもかしこも人と車で込みあっていて、さらに地下鉄工事まで行われていて、久しぶりに田舎から出かけて行って運転するには恐慌に陥りそうな都会の道路でした。

山車には夜間、警備員付き。
HI3B0242.JPG

早朝のブランドーム。七夕飾りみたいなものは夜ビニールかけられ朝外し作業していました。大変だ。
HI3B0243.JPG

会場は仙台駅から車で20分というところでしたが、本当に?というこののどかさ。カモシカも出たりするんだそうです。元々はランドスケープ専門学校だったそうです。
DSC00597_blog.jpg

ふらりと立ち寄ると言うよりは、目的を持ってやってくる場所柄もあってか、お客様は熱心な陶器ファンや陶芸経験者の方が多かったようです。会場の八幡研修センターとまちがえてスケートセンターに行ってしまった方もいたそうな。それでも以前、秋田の窯元に御来店されたり、栗原での展示会に見えたお客様がいらして下さったりもしました。

さて展示会場内。
DSC00594_blog.jpg

隣のテーブルは岩手の小久慈焼きさん、その奥には山形の新庄東山焼きさん。普段ほとんど話すことができない同業者の方々。色々とお話させていただきました。
DSC00589_blog.jpg

今回は仙台での展示会だったため、出発前に抜かりなく現地の友人に声をかけて行ったので、たくさんの懐かしい方々とも再会できました。友人の他にも以前働いていた会社の同僚に上司にお客様に。中には5年ぶり6年ぶりという方も。

お土産をいただいたり、器を購入していただいたりしましたが、それより何より「行くよー」と言うと、「おうよー」と足を運んでくれたり、「来るらしいよー」と情報を拡散してくれたりというのが、ありがたく嬉しいことでした。もうだいぶ細かい記憶は薄れかけてきていますが、確かにこの場所で生活していた時間があったことを実感しました。まだ仙台とつながりを持たせてもらえていることも、本当に感謝です。

展示会中に震度3の地震が来て、一時騒然となったりもしましたが、また頑張ろうという気になれた展示会でした。

余談ですが、会期中コーヒーとカレーが別ブースで供されていたのですが注文を取ったり給仕したりと取り仕切っているおじさんが、スタジオジブリの宮崎駿さんを少し若くしたような感じで、早速「ミスター・ジブリ」と勝手に命名。2日目のカレーが初日より具材が増えていたようで「具はいっぱい入っていますが愛情は入っていません」と豪語されていたそうです。おもろいなあ…。愛情入りと具材入り、食べ比べてみたかった〜。

会場のテラスに勝手に甕を置いてみました。ああ、ほんとにのどか。
DSC00591_blog.jpg






posted by UH.Komatsu at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2013年05月06日

とうほく陶芸家展に出展します

とうほく陶芸家展出展のお声をかけていただきました。
CCF20130505_00000_blog.jpg

仙台市にて今月5月17日から20日までの期間、八幡学習センター(旧文理ランドスケープ園芸専門学校)にて開催されます。以前、近くに住んでいたのですが、大崎八幡宮より奥に行ったことがないので、行くのは初めてです。仙台駅から車で20分のところだそうです。

参加作家は東北の伝統窯が7名、個人窯が13名です。伝統窯については、震災まで毎年初夏に宮城県栗原市のエポカ21で行われていた「東北十窯陶磁器職人展」に出展されていた方々がほとんどです。

個人窯の方々は仙台の雑貨屋さん等々で作品を見かけたことがある方もみえますが、ほとんどが初見なので、お会いするのも作品を拝見するのも楽しみです。毎年エポカ21にいらしていただいていたお客様にもお会いできるといいなあ。

開催まで、あと十日ちょっと。持って行く器を決め、持っていきたい器の作成に励む本日です。頑張ろう!頑張ろう!!

posted by UH.Komatsu at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年11月07日

器のトリコ展、後半です。

横手ふるさと村で開催中の「器のトリコ」展もいよいよ後半になりました。今頃ではありますが、うちのブースはこんな感じになっています。

DSC00367_blog.jpg

品物数はダントツトップのてんこ盛り。
ブーステーブルに乗ると言われた数のゆうに3倍から4倍の数を持っていっています。平面に限りがあるならば上へ伸ばそうと小型のガラステーブルや木箱も持参。どこかで耳にした都市化計画からの着想です。搬入の際、誰もの顔に「こんなに乗るのか?」と書いてありましたが無事全種類陳列できました。

どうしても「見る楽しみ」、「選ぶ楽しみ」を提供したくてこの数です。色の違い、重さの違い、手の中への収まり具合、同じ種類の器でも持ち比べ見比べをしてみると随分違う、そのひとつひとつが面白さ。存分に楽しんでもらえると嬉しいです。この後に「買う楽しみ」、「所有する楽しみ」、「使う楽しみ」とどんどん楽しみが増えて行ったらいいなあ。

さて、横手ふるさと村という会場は楢岡陶苑から近いようでいて、その距離の違いがとても興味深い会場です。なにしろ高速道路のインター近くなので、県外のお客様やツアーのお客様がたくさんみえます。楢岡陶苑に見えるお客様と決定的に違うのは、楢岡焼目当ての来店ではない方、楢岡焼を知らない方が多いことです。お話してみると、良い点も悪い点も客観的な意見をおっしゃっていただけるのでとても勉強になります。

今回、目からうろこが落ちたように思えたお話はコーヒーカップについてでした。

お客様がおっしゃるには、うちも含めてコーヒーをあまりたしなまない人間がデザイン重視でコーヒーカップを作っているように見えるとのことでした。
なんでも取っ手が指を入れて持つタイプより指で挟んで持つデザインのものが多いので持ちにくく香りをゆっくり楽しめない。またドリップしたコーヒーでは飲み干した後にカップの底に微量のカスがたまるのだそうですが、釉の色が濃すぎて見えにくい、または全く見えない。コーヒーカスを見ると豆の種類も分かるのだそうで、見えないとつまらないとのこと。またこのカスについては釉の色だけではなく、カップの底の傾斜や広さも関係あるのだそうです。

まったく知りませんでした。コーヒー飲めないもので…と言い訳している場合ではありません。早速調査に取り掛かりたくなりました。もっとお話を伺いたかったのですが「あまり言うと難しい年寄りと思われるから…」と去っていかれてしまったのが残念でなりません。

また別のお客様からですが、ご飯茶碗、メインの器(焼き魚等の長皿等)、小鉢、向こう付けと普通の日本食一回にどういう器が必要なのか分からないまま作品を作っている作家が増えたとのご意見もいただきました。食の乱れはこういうところにも出てきているのかも知れないとのこと。

器を作り、提供する立場として食を知らないということは最も肝心な使う場のことを考慮にいれていないことになります。見た目重視、作りたいものを作りたいように作る、それだけではお客様の生活に生きる器になれないのだということを眼前につきつけられたように思えました。

器のトリコ展は11月11日まで。次の土日も楢岡陶苑のスタッフがブースに立ちます。器のことだけに限らず、色々なお話を聞かせていただきたいと思います。





















posted by UH.Komatsu at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年10月25日

「器のトリコ」展

あさって10/27日より横手のふるさと村にて「器のトリコ」展がはじまります。
結構あちこちで見かけるこちらのポスターとフライヤーの展示即売会です。

器のトリコ展_blog.jpg

若手作家さんを集めてのイベントが趣旨なのですが、なぜかうちもお声をかけていただき出展する運びとなりました。なんだかものすごく浮いた感じになりそうな予感満載で心配です…。

もうひとつ難しいのが同じふるさと村館内のお土産コーナーにもうちの商品が陳列されたスペースがあることです。同じ品物を持っていってもちっともおもしろくないし、ということで、あまり外の小売店さんには出していない商品中心に持っていくことにしました。

白海鼠釉とか結晶釉とか。特に結晶釉の器はその希少性と一点物であることから、よその小売店には出していません。もうひとつ先日火入れした登り窯で焼いた品物も多く陳列予定です。今年の登り窯は発色もグラデーションの感じもとてもよく焼けましたのでお楽しみに。

ポスター等には明記されてありませんが、展示即売会ですので販売もします。展示のみの非売品も陳列してもよいとのことでしたが、うちはすべて販売できる品を持っていきます。非売品だと先代の遺作の大甕等になっちゃいますし。

菊人形祭りや、ふるさと村館内では竹久夢二展も合わせて開催されるようです。ついでに「器のトリコ」展ものぞいて下さいね。お待ちしております。
posted by UH.Komatsu at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年09月02日

「テマヒマ展」終了しました

4月より東京で行われていた「テマヒマ展」が終了しました。
ブログなどで観に行かれた方の感想や写真をみると、とてもよい展示だったようです。
DSC00331_blog.jpg

今回の展示をきっかけに窯元にお問い合わせ下さった方、足を運んで下さった方もいて、品物だけ貸し出しただけなのに、その影響は波紋のゆっくりと広がっていくようです。

ありがたいことですね。

おとといには展示されていた品物も戻ってきました。開梱しながら品物を手にすると、3カ月以上たくさんの人の目に映ったのだろうなあと感慨もひとしお。自分で選んで梱包して送り出した品物なのに、何やら大層な感じがするのです。開梱が終わったら、もう他の品物同様、当たり前の顔でお店に並ぶのですが…。

会期中、店に出していたチラシも撤去。
たくさんいただいていたので結構な量が余ってしまいました。燃えるゴミか資源ゴミかと考えているうちに、なんだか捨てるのがもったいなくなってきた貧乏性の私。
紙もいい紙だし、写真もいいデザインだし。

そこで、もったいない精神を爆発させて封筒を作ってみました。
DSC00330_blog.jpg

自画自賛ですが、なかなか結構な感じではないでしょうか。もとのデザインがいいと形が変わってもおもしろいものです。通信販売の納品書用の封筒にしようかなと考えています。郵便受けにこんな手紙届いてたら、きっとインパクト強いだろうなあ。




posted by UH.Komatsu at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年08月22日

伊勢丹新宿店にて

本日8月22日より伊勢丹新宿店に楢岡焼のブースが設置されます。行くのは品物だけですが、半年間の陳列になります。

「民芸」としての陳列ですが、いわゆる「昔風」のものではなく、現代の日常生活の中で和にも洋にも使える器をコンセプトにしたセレクトとなっております。

たとえばティーカップやリム付きの丸皿、カフェオレボウル、ビール用ジョッキなどなど。

昔から民具としての甕や器を焼いてきた楢岡焼なので、田舎風かつゴツイ感じも特徴のひとつではあるのですが、今回はだいぶその要素を抑えたつもりです。あくまでも「つもり」であってスタイリッシュには程遠いとは思いますが。

生活、住居、収納、家族構成、食生活などの移り変わりとともに、少しずつ変化している楢岡焼を実際手にとってご覧いただけたらと思います。

今回は、これまであまり外に出してこなかった白釉の品物もいくつかセレクトしました。あたたかみのある白色として人気が出始めている白釉。これもまた楢岡焼の新しい流れのひとつです。

一方、東京ミッドタウンで今週末まで開催されている「テマヒマ展」に出品しているものは、対照的に昔ながらの器で片口や徳利など。

比べてみると面白いかもしれません。

お時間がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。

こちらの品物も東京へ旅立っていきました。
「白釉ティーカップ」
DSC01799_blog.jpg

「白釉角皿」
DSC01800_blog.jpg
posted by UH.Komatsu at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年04月25日

展示会のご連絡

ずいぶん春が進んできました。
3月からお花見用の注文に明け暮れて、ゴールデンウィークまでには!と大忙しの4月を過ごしていたら、今週末からもうゴールデンウィーク始まるではないですか!なんと!!

感覚的には第二週目あたりをループしているような気でいました…。

なので、ゴールデンウィーク近くまで、ととっておいた情報をあわてて告知です。

まずは東京での展示会から。
今週末4/27から8/26までの期間、東京ミッドタウン・ガーデン内の21_21 DESIGN SIGHTにて「テマヒマ展<東北の食と住>」という企画展が始まります。東北の手仕事に視点を据えた展示会です。
テマヒマ展_blog.jpg

タイトルにもありますが、ポスターを見る限り「食べ物」も多く?展示されるようです。これまで観てきた展示会でも学芸員過程でも食べ物を扱ったものと言うのは見たことがないので、個人的に見せ方や集め方や保存の仕方に興味がわきます。長い冬に備えた保存食中心かなと勝手に想像してるのですが。

楢岡焼からは「納豆鉢」や「ご飯茶碗」をメインに貸し出ししました。ほかには南部鉄器や塗りモノやカゴなども展示されるようです。鑑賞目的の品物の展示もよいですが、実生活で活躍しているものを集めた展示もまたちがう面白さがありそうです。チラシと若干数の割引券がありますので、ご興味ある方はご来店のさいにお持ち下さい。

もうひとつは地元での展示会です。

国道13号線沿いにある旧峰吉川小学校が「くらしの歴史観」としてオープンしました。開館記念特別展として「楢岡焼の変遷展」が開催されています。

峰吉川楢岡焼展_blog.jpg

南外大杉地区にあった初代の窯を発掘研究した冊子が今年の初めにまとめられたのですが、こちらの内容を基盤にした展示会です。今では青い色が特徴とされる楢岡焼ですが、初代の頃は青くなかった。ではいつから青くなってきたのか、そういった流れも実感でき、発掘された初代の作品なども展示されているはず。(←花見用品がひとくぎりつかないのでまだいけてない…。)

同じ窯元、同じ一族が作る品物でも様々な要素が織り込まれて時代時代でちがう個性を持っています。楢岡焼マニアを目指す方必見です。

連絡先
「くらしの歴史観」Tel 018-895-2220
「文化財保護課」Tel 0187-63-8972

去年はまだ地震の影響がそこかしこに残っていて混乱の中に過ぎてしまったゴールデンウィークですが、今年は桜の開花もうまく重なりそうです。どこかに出かけてもでかけなくてもよい休日をおすごしください。

posted by UH.Komatsu at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2012年03月25日

掘り出し物市2012

おはようございます。雪になりましたね。

てんやわんやの週末でしたが、なんとか掘り出し物市の品整備と会場づくりが終わりました。
まにあった〜!!

DSC01690_blog.jpg

はたして、この中から自分だけの掘り出し物はみつかるでしょうか?
DSC01689_blog.jpg

開店は10時からですが、気合い十分のお客様が数人駐車場に待機していらっしゃいます。

先駆けて掘り出し物を探すもよし、人の波が引いた頃にゆっくりじっくり探すもよし。

楽しい一日になってくれることを祈ります。

入場は整理券を配布してますので、順番に入場になります。午後4時閉店まで会場はあいてますので焦らず安全運転でいらして下さい。
posted by UH.Komatsu at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2011年09月07日

秋の登り窯に向けて陶芸体験

急激に気温が下がって肌寒い朝となりました。今日の最高気温は26℃だそうです。ぐんと下がりました。初夏のこれから暑くなっていく26℃と初秋の涼しくなっていく26℃とは体感がぜんぜんちがいます。体が涼しさになれていないので、長袖のシャツに袖の内側にアームカバーという格好(腕が冷えると風邪をひくタチ)で出勤しましたが、この時間にしてまったく問題なし。早く体が慣れるといいなあ。余談ですが、最近は日焼け防止アームカバーが多種出ていて助かります。用途はちがいますが作業中の腕の保護にとても役立ちます。

さて、秋の登り窯で焼く作品を作る陶芸体験も中盤に入りました。ほぼ一カ月と言う短い期間ですが、電動ロクロも体験できるこの企画はもともとは毎年6月頃に行っていたものです。今年は地震の影響で登り窯に火が入れられずにいるので、この季節の開催となりました。やはり、この時期の開催だから来れる人、来れない人がいらっしゃるようです。

DSC00088_blog.jpg



受付は通常の体験と同じく予約制となっています。ただし陶工が講師を兼ねていますので、スケジュールの都合上、ご希望に添えない日時もあります。今のところ、まだ弱冠、受付可能日がありますのでご連絡はお早目に。

DSC00090_blog.jpg

予約時に一番良く質問されるのが、初めてだけど大丈夫?ということです。もちろん大丈夫。経験者のスキルアップのためにというより、陶芸に親しんでほしいというのが趣旨なので、電動ロクロでは講師がつきっきりで指導します。また、何を作るかは、こちらで指定しません。ご希望をきいて実際形にすべく講師が指導します。花瓶とかお茶碗とかお湯呑とか大まかなイメージで大丈夫です。今年は9/26までが登り窯に向けた陶芸体験期間になります。興味のある方はお気軽にご連絡下さいね。

こちらは体験教室から見える蕎麦畑。現在は台風の風でだいぶなぎ倒されてしまいましたが、白い花は変わらず咲いてます。丈夫だなあ。
DSC00089_blog.jpg






posted by UH.Komatsu at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2010年06月01日

夏の登り窯で焼く!電動ろくろ体験開始!!

作品を夏の登り窯で焼く期間限定の電動ろくろ陶芸体験が始まりました。
普段は手びねりなので、電動ろくろを体験したい!というお客様に人気のイベントです。
さらにガス窯ではなく登り窯焼成です。
窯出しの日に、自分の作品がまさに窯から取り出される瞬間を見ることもできますし、ほかほかの作品をそのまま持ち帰りもできます。

さらにさらに普段は楢岡焼定番の青い海鼠釉とあめ釉で施釉しますが、このイベント期間は、ほかに焼きしめ風と古代釉を選ぶことができます。

古代釉は、水色っぽくなったり、白っぽくなったり、さらに紫まじりのグラデーションを描いたりと、登り窯で焼成すると予想外の変化が起きるのでより楽しみが増す釉かもしれません。
(ネットカタログにもいくつか品物が出ているので参照にしてみてください)

DSC00539_blog.jpg
よく質問されますが、初めてでも年取ってても挑戦できます。

今日のお客様は、お抹茶茶碗を作陶予定でしたが、体験前にお店を一巡したところ、湯冷ましも欲しくなったとのことで挑戦されました。
基本の形を作ったあとで引っ張ったりへこませたりといった作業が入るので、なかなか難しそうでした。DSC00541_blog.jpg
上から見るとハート型なのがポイントです。
焼成するといくらか縮みますし、色もつくので感じががらりと変わります。
完成が楽しみです。DSC00540_blog.jpg

*体験は予約制です。まずはお電話ください。

posted by UH.Komatsu at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2010年03月29日

お願いです

先日の掘り出し物市は、皆様の協力もあり、無事に終了することができました。
本当にありがとうございました。

ですが、目の届かないところで色いろ問題があったり、工夫がたりないところも多々あったと思います。

毎年、その年の反省点をあげて次回に生かそうとはしているものの、盲点になっていたり、登り窯からの日程がタイトで手が回らなかったり、関係者一同額を寄せて相談してもいまだ解決策にたどりつけずにいる事柄もあります。

ですので、ここは皆様のご協力をあおぎたいと思います。
先日の掘り出し物市に関して、ご意見ご要望のございます方は、匿名でかまいませんので、コメント、メールをお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

posted by UH.Komatsu at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

3月28日 掘り出し物市編

昨日、掘り出し物市と登り窯の窯出しが行われました。
いらっしゃって下さった皆様、ありがとうございました。DSC00425_web.jpg

今年は過去最高の盛況ぶりで、朝九時前にはもうダンボール箱やマイカゴ持参のお客様の姿が見えました。
皆さん気合十分!!!

今年度は大皿や丼の注文が多い年で、B品ももちろんそれにならったラインナップになります。
お客様サイドからみると、つまらないのでは・・・という一抹の心配もあったのですが、始まってみるとそんなことは全くなかったようで安心しました。

こちらの予定では、午後3時頃に会場をひとつ閉鎖しようということになっていたのですが、なんと午前中のうちにB品全体の3分の2が売れてしまいました。
あっというまにすっかすかになった会場・・・。
DSC00427_web.jpg
B品も完品も同じに見えますが、という声もありましたが、よおくよおく見ていただくと、必ず何かしらはじかれた理由はあるのです。

ところで諜報員クマの母クマも毎年、一般のお客様にまぎれたつもりで掘り出し物市にやってきます。
そして帰宅すると、勝ち取った品物を「こんなのあった、こんなのもあった」とずらずら自慢されます。
母上・・・
それをB品としたのも、値段シール貼ったのも、陳列したのもワタクシでございまするよう。
あなたの指紋よりワタクシの指紋の方が多く付着していることでございましょう。

なんだかなあ。

たまにご質問が寄せられるのですが、
陶器は吸水性が高いため、数時間置いておくと、中についだ液体がにじみだしてくることがあります。
こういうときは品物をお米のとぎ汁で20〜30分弱火で煮沸するとにじまなくなります。
「入どめ」というものですね。
土鍋の使い初めには、おかゆを、と同じです。
もし先日、そういう品物をついうっかり掘り出してしまった〜!という方がいましたら試してみてください。
もちろんれっきとした本物のヒビにはききません。

本当にたくさんの方にご来店いただきありがとうございました。
天候にも感謝。
来年もどうぞお楽しみに。




posted by UH.Komatsu at 15:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2010年03月04日

日本の手仕事展

gifuevent_web.jpg
本日(3月4日)より8日(月)まで、秋田市の「技風」にて展示即売会が開かれております。カゴやザル、陶磁器、手吹き硝子、染織、木漆、金工などが集うのだとか。

午前10時から午後5時まで。

詳しくは技風(018-831-0022)まで。

posted by UH.Komatsu at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2008年06月11日

抹茶セット

macha.jpg
先日の東北十窯陶磁器展会場では、陶磁器の展示即売会と同時に抹茶(和菓子つき)の販売も行っておりました。

そのこと自体は、とても良い企画だと思います。
好きな窯元の茶碗でお茶をいただけるというのも魅力です。

でも納得のいかないことがありました。
それは主催者側で「抹茶碗をいくつか貸してください。使い終わったら返します」と言ってきたこと。

いくらキレイに洗って手入れをしたとして、一度使用した茶碗をそ知らぬ顔で店頭に並べて販売なんてできませんから。その茶碗はもう販売用としてではなく、普段使い用として使うべきものになってしまいます。もちろん、3日間のレンタル料を払ってくれるわけではありません。

本来であれば、その茶碗は主催者側で買い取るべきだと思うのです。
でも、出展料や来場者プレゼント、および関係者へのお礼の品の提供を求めてくるぐらいですから、そこまで抱える余力はないのかもしれません。


今回の展示会をまとめてみたらこうなりました。

・出展料を払った
・抹茶碗を無料レンタルした
・来場者プレゼントを数点提供した
・関係者へのお礼の品を数点提供した
・交通費がかかった
・宿泊費がかかった
・食費がかかった
・去年より売上が大きく落ち込んだ

来年も開催されるのかという不安と、開催されても呼ばれるのかという不安、さらに出展しても売れるのかという不安が出てきました。
でも、もし来年もお呼びがかかれば出展したいと思います。
その時は売り上げ目標なんて2の次にして、お客さんとの信頼関係の構築や継続、および我々の気分転換をメインにしていこうかな、と。

この記事、主催者や関係者の方に見つかるとちょっとヤバい気もしますが。


ま、いっか。
posted by UH.Komatsu at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2008年05月30日

展示会搬入日

tototo_1.jpg


東北十窯陶磁器職人展の、搬入および設営作業を行いました。
上の写真は、まだ展示する前の様子。下の写真は、楢岡焼ブースの展示がほぼ終わった状態の様子です。他にも、会場の中央に大物をいくつか展示しております。


tototo_2.jpg



朝9時半頃に窯元を出発。お昼前には会場に到着しました。
我が楢岡焼の戦略は「お手ごろ価格の品を数多く売る」ですので、量が多くて開梱や展示が大変でしたが、それでも3時過ぎには全て終了しました。

が。

打ち合わせやら何やら(包装指導とか)で、開放されたのは7時頃。
もう、ヒマでヒマでヒマでヒマでヒマで(以下エンドレス)


会期は明日から3日間。
ちょっと天気が心配だったりします。
posted by UH.Komatsu at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報

2008年05月29日

東北十窯陶磁器職人展

5月29日夕方、「とうほくとうようとうじきしょくにんてん」(略してトートートー ←嘘です)の出展準備がほぼ終了しました。

あとは明朝に車へ荷物を積み込み、いざ会場へ!

毎度毎度、1台の車に荷物をギッシリ積み込むので、傍から見たら夜逃げかと思われてもおかしくないほどです。


3日間の短期決戦。
来場者には「来て良かった」と思っていただきたいし、購入してくれた方には「買って良かった」と思っていただきたい。

有意義な3日間になりますように。
posted by UH.Komatsu at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 窯・イベント情報