2012年05月14日

ロクロ場にて

かなり久しぶりの「事件簿」です。もともとクマの書いたブログが事件簿扱いだったのですが、ここのところブログ内の項目を増やされてしまい、事件性が高くないとカテゴライズ出来なくなってしまいました。

さて、今日お昼前に何が起こったかと言うと…

じゃじゃん!!
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あやしい足形とお思いでしょう?

でもね、

手形なんですよ、コレ。

ロクロ場の床についた手形なのですが位置関係を見てみましょう。
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右端に見えますのが、作業中の陶工です。

なんでもこうやって作業していたら、突然椅子が折れて後ろにひっくり返ったとか。手形はそのときついた手のもの。水引き作業中だったので粘土べったりです。ひっくり返った本人いわく現場検証よろしく人型をテープで囲った方がいいと言ってましたが、すいません、さすがにクマはそこまでヒマではありません!!

隣で水引き中だった社長はどっすん!という音に驚いて一個失敗。よい仕事をするには道具?というか家具も大事ですね。

件の椅子は、このように現代アートばり?の修理が施されました。これで何回目のワイヤー固定でしょう。
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なんでも昔買ったドラムセットの椅子だそうで、かれこれ20年が経過。まだ引退させてもらえないのね。えんえん修理は続くのね。日に日にワイヤーは増えて行くのね。

どうか人も椅子もケガのないように。



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2011年12月07日

楢岡焼浴槽帰ル

楢岡陶苑の浴槽ではなく、楢岡焼の浴槽の話です。

12月2日、大仙市の文化財保護課より楢岡焼浴槽が戻ってきました。
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全体像はこんなです。ところどころに釉が散らされているのが洒落ています。
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なんと2代目宇一制作の品です。見えにくいですが側面に「明治四十三年製 小松卯一」との銘が彫られています。(注:宇一の表記には「卯市」や「宇市」も使われています)。
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こちらの浴槽、随分昔に破損してしまい、長らく破片のまま年月を経ていたのですが、文化財保護課の「ぜひ組み立てたい」との熱い申し出をいただき、ほぼ完成に近い形状を取り戻しました。2代目宇一の作品は今ではもうほとんど残っていないので、うちの窯においては作品と言うより貴重な歴史的遺物と言っても過言ではありません。

製作者にとって、かなり思い入れのあった作品のようで、縁にはこんな模様も彫られたり型押しされていたりしています。
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松竹梅ですね。家族の誰かの産湯用に新調したのでしょうか?

なぜ作ったのか?
どうやって窯に入れたのか?
祖先のこととはいえ、何も伝えられていません。

内部はこんなです。埋め込まれた丸石は滑り止めの工夫でしょうか。
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おそらくこの方向でこちらに背を向けて湯につかり、前半分に板を渡してフタをしていたのではないかと推測されます。
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さて、この浴槽。
楢岡焼窯元にとっては価値の計り知れない貴重な品です。かといって大事にしまいこんでおいては無いも同じ。いずれどこかに展示して誰もが見られるようにしたいのですが、なにしろ大人二人がかりでも持ち上げられない重量と大きさ。簡単に展示スペースを確保することができず思案中です。

とりあえず現在は陶芸体験室の片隅に置いてあります。もし、見てみたい!という方がいらっしゃいましたら、来店の際にスタッフのお申し出下さい。ご案内いたします。

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2011年09月26日

秋が一粒

急激に秋めいてきました。
暑さ寒さも彼岸まで。まさにその通り。
それにしても昨日の朝の八℃にはやられました。温度差アレルギーに加えて、稲刈りが始まるので稲ワラ焼の煙にもやられるなあ…。やれやれ。

さて、ロクロ場から見える柿の木の実もだいぶ大きくなってきました。
その中に一粒だけ色づいた実があります。他の実はまだかんかんに固いのに。なぜでしょう。作業中に気になって仕方ないこの頃です。

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2011年09月15日

ヘチマ調理にトライ

今年の楢岡農園には、めずらしくヘチマが植えられました。窓辺にグリーンカーテンではなく畑にしっかり。

植えた当初から、社長はヘチマの使い道が気になるらしく、タワシだとかヘチマ水採取してた従業員がいただとか、いろいろ口にしていたのですが、ここ三カ月の間に何度も耳にしたのが、「ヘチマ食うんだとよ〜」。

なんでも以前、沖縄から嫁いできた方が、ヘチマの苗を大量に購入するのを見て、なぜそんなに植えるのか聞いてみたら、食べると言われたんだそう。その時の衝撃がいまだに残ってると見ました。

折に触れて、ヘチマの話をしては「食うんだと」、「なんたもんだべ」、「うめんだべか」とくりかえしているので、先日、ええい、これはもう試してみようと貰って帰りました。

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25センチ程のまっすぐな奴と曲がった奴。
むかごご飯同様、周りに食べる人はいないし、調理するのも初めてなので、これがちょうどいい大きさなのか分からないまま、とりあえずトライしてみることに。扱い方も加減も不明なので、ちょっとわくわくしながら皮をむいて、豚肉と一緒に炒めたあと、日本酒で溶いた味噌を投入して味噌煮にしてみました。

ヘチマって水分多いんだなあ。縮んでいく〜。

なんとか完成。
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ヘチマは冬瓜に似ているようなそうでないような、といった感じでしたが、おいしく食べられました。最初味見した時の青臭さも抜けてました。炒めると抜けるものなのか、味噌入れたからなのか分かりませんが、おいしかったのでよしとします。

食べてみて思ったのですが、わくわくしながら調理したもののヘチマ食べるの初めてじゃないかも…。

昔、沖縄料理店によく通っていたので、その時よく分からないまま食べてたようです。昔の「これはなんぞや?」という疑問が今頃すっきりしました。

後日、社長に「ヘチマおいしく食べられましたよ」と伝えたら、「んだが!!なんとやって食べた?」といい食いつきでした(笑)おそらく近日中に社長の食卓にもヘチマは登ることでしょう。

現在も我が家の冷蔵庫には楢岡農園産のゴーヤとヘチマが入っています。秋田県民の生活も変わったものよのう。

*使用した器:白釉肉じゃが鉢
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2011年09月11日

むかごご飯

夏の終わりに辰巳芳子さんの本を読み、「むかご」にほのかな憧れを抱きました。著書には、「新米が出回る直前の味の落ちた米に混ぜて炊くと豊かな風味が加わって」とあったのですが、そもそも、むかごとはなんぞや?

周りに食す習慣のある方がいないので、正体不明。なので調べてみました。

むかご(零余子)って山芋や長芋の葉の付け根にできる球芽なんですね。地上にできるとむかごになって、地下にできると芋になるそうです。おもしろ〜い。採取量が少ないので買うと高級食材扱いになるそうですが、山芋は山野に自生しているので採取してくればよいとのこと。なのですが、この季節、茂りに茂った山野に分け入るのはちょっとなあ、と思っていたら、なんのことはない。楢岡陶苑の駐車場脇の畑にありました。長芋のむかごですが。

近い!まったく問題なし!
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採ってもいいか社長にきいたら、ぽろぽろ落ちると来年勝手に生えてくるから持って行け!とのこと。「何するなだ?」ときかれたので、むかごご飯に、と答えたら、「昔、ばあさんが醤油で煮た奴一回食ったな」と一言。味についてはなんのコメントもなく、漂う不安。でもしっかり採取して帰りました。

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むかごご飯と言っても色々な作り方があると思うのですが、見たことも食べたこともないので、豆ご飯の要領で一緒に炊いてみました。混ぜ込む前に、洗うだけでいいのかな〜と一個割ってみたり。食べられることは分かっていても、初めてのものだと必要以上にどきどきします。

むかごご飯完成!!
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混ぜ込んだ量も問題なのかもしれませんが、なんていうか、はかない感じの芋ご飯?芋そのものを炊きこむよりも主張はないけれど、芋の存在はちらほら感じました。豆ご飯や栗ご飯の方がパンチははるかに強いです。何しろ他のむかごご飯を知らないので、こういうものなのかは分かりませんが、でもトライしたということに満足しました。秋の味覚の先発隊です。

後日、むかごご飯作ったよ、と友人に自慢したら、「は?むかご?何それ?虫?」という返事が返ってきました。やっぱりそう思うよなあ。こないだまで私もそう思っていたよ…。

*使用した器
「鉄海鼠釉ご飯茶碗(中)」
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2011年09月08日

不穏な夕方

昨日は気候のあやしい一日でした。

お客様からきいた話によると、お昼頃、秋田市に竜巻警報が出され、テレビに警報テロップが流れたそうです。「飛ばされない建物に避難して下さい、と表示されても、飛ばされてみないとどれが飛ばないかわからないよね〜」とのこと。そのとおりです…。

夕方になると西の方(秋田市方面)から真っ黒くて低い雲が閃光を放ちながら近づいてきていて、まるで追われるように家路を急ぎました。

そしたら、東の方(岩手県滝沢村方面)はこんなでした。
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走行中の車の助手席から撮ったので、ブレ気味ですが、この放射状の雲は一体?西は真っ暗なのに、そこだけ夕焼け?

先週、地震雲のサイトで似たような雲を見た後なので、万一に備えて自分専用の懐中電灯を買って帰りました。地震雲と言いきれないし、地震もほんとに来るのかは分かりませんが、まあ、きっかけとして。

後ろは真っ暗、前にはあやしい雲。夕暮れと言う時間どきもあって、不穏な気配でいっぱい。その後、すぐ巨大な積乱雲と日暮れで放射状の雲は見られなくなりました。地震の代わりにすごい土砂降りで大雨警報も発令されました。念のため、枕元に懐中電灯を置いて休みましたが、揺れは来ませんでした。

今朝になって北海道で大きめの地震があったと知ってびっくり。あの放射状の雲と関係はあるのでしょうか?やみくもに不安になるのもよくないと思いますが、備えはしっかりしとかないと、と気を引き締めた次第です。ああ、季節の変わり目だ。避難バッグの中の着替えを秋冬用に入れ替えようっと。
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2011年09月04日

侵入者あり

フェーン現象で気温がぐんぐんあがっています。

グリーンカーテンのつもりがそこまで伸びなかったゴーヤがお手洗いの流しの上の窓から侵入してきていました。朝はのぞいてるぐらいだったのですが…。

なにかゴーヤの気をひくものがあるのでしょうか?
この先にあるのはハンドソープのボトルくらいです。からめとって出て行かれたらイヤだなあ。つるにかすめとったもの満載にぶら下がる泥棒ゴーヤとかも。

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2011年08月04日

真夏日

暑いです…。
いつもと逆に風が吹いているのでフェーン現象でしょうか?

素焼きの窯出しをしたので、窯場もうだるような暑さです。
そうじゃなくともめずらしく工房内どこ行っても暑い日です。

アマガエルも軒先で避暑中です。
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2011年07月30日

楢岡陶苑夏模様

夏になって楢岡陶苑周辺の生き物が活発化しています。

先日、帰り道に105号線を通ったら、道端にかもしかが佇んでいました。写真!と思っていったん車のスピードを落としてもらったのですが、角持ちだったので、泣く泣く通過。ああ、残念。でも車にばい〜んと来られても困りますしね。

数年前に東京の友人が窯見学に来た折、途中の道でシカをみた、と言っていたことがあったのですが、あれもカモシカだったのかも。数年前までは、粘土を採掘する会社の土地付近に「もののけ姫」のシシ神そっくりさんが生息していたそうです。まだいるのかは分かりませんが、この辺に生息しているのはタヌキや雉だけじゃないようです。

最近、お店の窓や扉を開け放しているので、色々な虫が迷い込んできます。ええ、いいのも悪いのも。入り込んできてなんとなく嬉しくなるのはこちらの方。
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飛び方がたおやかで和みます。おにやんまはばびゅーんと猪突猛進、まるでジェット機のような勢いですが、それに比べるとこちらは紙か蝶といったところでしょうか。

あと今年は、蜘蛛がやたらに多いのです。去年は虻、おととしはスズメバチだったのですが、今年は蜘蛛ですか…。しかも元気な奴ばかりで巣はメートル級の大きさです。一番困るのは、巣を張るスピードです。陶芸体験や見学のある日など、掃除を終えて見回りしたのに、いざ案内するとばばん!とできてたりするのです。なにー!!いつのまに!!と胸中で叫びながら通過になります。うう、これでは掃除してないかのように見えるではないか・・・。

工房周りの雑草もたくましすぎるほど成長したので、今日は陶工が作業の合間に草刈りをしました。お店からは見えない裏側メインです。
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草いきれから湿気を抜いて、かつ農濃さは増したような青臭い草刈りの香りが風に漂ってました。小さいころからずっと定番の夏の香りです。草刈りもさぼると見た目だけではなく、ダニが出たり、蛇が渡り歩いたりとロクなことがないもんなあ。工房に侵入してこられるのは断固阻止しなくては。

駐車場のコンクリートの割れ目にもたくましい方がいらっしゃいます。
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さて草刈りの帰り、陶工がゴーヤを一本持ってきました。
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「ご褒美!といった風にぶらぶらしてた」そうです。が、それは楢岡農園産。つまりは社長ゴーヤ。

数年前の夏、「専務が毎日一本ずつゴーヤ泥棒してたのに社長はちっとも気付かなかった」と言うのは近年カミングアウトの笑い話ですが、もしかしてそれを聞いたから、今年は工房の裏手の目につかない場所にゴーヤが植えられているのかもしれません(笑)真相はいかに。

帰り際、社長に「ゴーヤは一本でたりるか〜?」ときかれ、ジャガイモもいただいてました。
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2011年07月24日

陶芸体験(ひもづくり)について

夏休みが始まりました。子供を持つ友人たちが口をそろえて嘆く?のが、子供が毎日うちにいる〜!毎日のお昼になに食べさせよう〜!どこに連れて行ったらいいんだ〜!がトップスリーのようです。子供はいいけど親は大変だ…。

通年で行っている陶芸体験も、この時期には夏休みのお出かけや工作対策にたくさんのお問い合わせをいただきます。

うちの体験は、粘土で好きな形を作っていただき、後はお預かりして乾燥、施釉、焼成、仕上げをして、お渡しというもの。

作り方は、電動ろくろではなく、「ひもづくり」という方法です。粘土でひもを作り、積み重ねていく方法です。簡単なので老若問わず挑戦できます。ゆえに、なんだ、簡単すぎるじゃ〜ん、と思われる方もいらしゃると思いますが、意外に奥が深いんですよ、ひもづくりって。簡単に終わらせようとするとほんとに簡単に完成となりますが、丁寧に仕上げようとするとどこまでも完成度が高められる方法だと思います。色々な形の様々な作品が作れますし。

こちらは手順説明で作ったカップ。参考のため一部だけ丁寧に仕上げしてあるので、重ねたひもの線が見えますね。
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この、同じ太さの粘土のひもを作る作業がなかなかあなどれません。手のひら全体を使ってうまく伸ばさないと太いところと細いところができてしまいます。このまま積み上げると当然高いところと低いところがでてきますね。それはそれで味があっていいのですが、飲み物用だと低いところまでしか入らないので、高さの割りにあまり内容量のない器になったりします。
重ねたひも同士の仕上げ方(くっつけ方?)次第では向こう側から光差す水漏れカップになったりするかも。

また細いひもの上に太いひもを重ねすぎると、上の重さにつぶされて焼成が終わった暁にはふちがへたって茶碗が皿に、皿が鍋敷に変身してたりします。受け取った後、作ったのって、こんなのだっけ〜???となってたりして…。

こういう予想外の仕上がりも体験ならではの楽しみなんですけどですね。ご愛嬌!ご愛嬌!!それでも、おおむね思い通りの形にはなりますし、あぶなっかしいかなあ、という時には講師もいるので心配御無用!!

実際、すきまカップはペン立てやお箸立てとして別の用途で活躍しているようです。多少水漏れしても自分で作った品はそれだけで愛着ありますもんね。

たいていの方は、お茶碗や湯呑やお皿を作られる方が多数ですが、なかにはこんな作品を作ってしまうすごい方も。

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魚型の時計ですよ!お皿を作る要領で魚型プレートを作り、お渡し後、ホームセンター等で売っている、時計の針をはめ込んだそうです。アイディアですね〜。

同じ方の作品ですが、こちらはスピーカー。音は、中音域から高音域は満足で低音はちょっとものたりない気もするけど、室内で聞くには十分!だそうです。
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他にも、記念品(名入りや手形入り等)、自分の飲食店用の器を作られる方、表札を作りに来られる方も見えます。アイディア次第で陶工もびっくりするような作品が生まれるので、こちらもお預かりしてからの作業が楽しくなります。

そうそう代金の詳細です。
大人粘土1キログラムで2000円。粘土代、講師代のほか、焼成までの管理代、施釉代、焼成代すべて込みのお値段です。粘土はお茶碗と湯呑とを一個ずつ作れる量です。もちろん大物作成予定の方は追加もできます。小学生までは粘土が半分の500グラムで1100円の子供料金もあります。詳細はHPの体験のページをご覧ください。

あと注意点ですが、作品は完成までおおむね一カ月前後かかります。窯のスケジュールもありますが、一番、時間がかかるのが乾燥です。無理に急乾燥させると割れたりヒビが入ったりするので、状態をみながら自然乾燥させていきます。「3日でできる自由研究」、「1日でできる自由研究」なんて本も売られている昨今ですが、さすがに焼き物はそうもいきません。なので、夏休みの工作として考えている方は早め早めに、できれば7月中にご予定下さいね。







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2011年07月20日

足付角皿(白釉)のご連絡

先日、ご紹介しました白釉の足付角皿が売り切れになりました。
ありがとうございました。
同じ形の定番配色(青海鼠+あめ釉)のものはまだ数枚在庫があります。
ウェブカタログや店頭販売では「限定品」扱いとなっておりますが、今後のお問い合わせいかんでは定番商品になっていくこともありますので、もしご希望がありましたらお問い合わせください。

こちらは「青海鼠」タイプです♪
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2011年07月18日

祝!! 「miNca」オープン♪

大曲に楢岡焼を扱っていただけるお店が増えました。今月6日にオープンしたばかりの「miNca」というお店です。(注:楢岡陶苑の店ではありません。念のため。)
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場所は北都銀行大曲支店の向かい側。花火通り商店街のグランマートや平山書店の近くですね。日用雑貨とうつわと家具を扱うお店です。今はまだうまく言葉にできないけれど、人の手の技にひかれるという店主さんが全国の工房を巡って仕入れてきた品揃えで、使い勝手とデザインの両方に工夫がこらされたものばかりです。地元のものでは、楢岡焼のほか、仙南のあけび細工がありました。存在は知っていても実際どこで手に入るの?という状態でしたが、これで実際にみることができるようになりました。

店内はこんな感じ。むむ、器の棚には「小鹿田焼」と「会津本郷焼」がありました。店主さんいわく、来店するたびにちがう品物との出会いがあるお店にしたいそうで、限定入荷のものもあるそうです。理由を持って選ばれた品揃えなので、どの品についてもしっかり説明してもらえますよ。
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こちらは北陸の工房で作られた真鍮の鍋敷やお箸置き。三日月型の栓抜きが人気だそうです。
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個人的にテンションが上がったのは、WECKのガラス瓶が全種類と野田琺瑯製品があったこと。オープン記念に野田琺瑯のタッパーを1個買って帰りました。琺瑯のタッパーなので直火やオーブンに使えるのです。残ったカレーの後日に便利そうなので、長いこと欲しいと思っていたのですが、ネットだと実際の感じが分からないので購入を迷っていた品です。お店では、まだタッパー類はあまり売れてないということでしたが、今後、広まっていくといいなあ。

こちらはWECKの保存瓶。
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古くから代々伝えられ続けられてきた手仕事の技は、昨今、色々な場所やツールで紹介されていて関心の高まりを感じます。ですが情報だけが先走りしてしまい、実際は名前とうんちくだけ盛りだくさんで実物は見たことがない、使い方が分からないというものも結構あるのではないのでしょうか。全国チェーン店やネットストアやディスカウントショップがびっくりする勢いで増えている今日この頃。品物だけではなく、品物の背景や説明や思い入れといった様々な情報というか、今後一緒に暮らしていく品物への愛着のもとを手に入れられるお店は貴重なのではないでしょうか。お値段も品物に集結した技術の高さや生産過程を聞くと納得というかむしろリーズナブルな気がします。これからに期待します。

miNca
大仙市丸の内町7-18
п蒜ax:0187-88-8704
開店10時〜19時。
*定休日は木曜日ですが、7月中は無休だそうです。




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2011年06月30日

新作商品販売開始と、さくらんぼのこと

伊勢丹の催事が終わり、品物が戻ってきました。いらして下さった方、ありがとうございました。

品物は荷解きも終わり、今度は楢岡陶苑の販売場とwebカタログで販売開始となりました。新作は数に限りがありますので、しばらくは限定発売となります。人気がウナギ登りとなった場合は定番デビューを飾るかもしれませんが、いまいちな場合は生産終了ということもあります。

品目は、カフェオレ・ボウルやモーニング・プレート、スイーツカップ、スープカップ、足付角皿があります。

一例として、こちらは「スイーツ・カップ」。
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さくらんぼを盛ってみました。定番の「酢物鉢」に似た感じですが、ひとまわり大きく、写真では見えませんが高台をちょっとデザートカップっぽく削りだしてあります。やはりこのふちのひらひらが好きです。

さくらんぼは横手市十文字産です。浅舞公園にあやめを観に行ったのですが、まだほとんど咲いていなかったので、そのまま十文字の道の駅に流れてみました。ここの道の駅には何度も足を運んだことがあったのですが、前の交差点を渡ると「さくらんぼ通り」だなんて、ちっとも知りませんでした。割りと近くに住んでる秋田県民のはずなのですが…。

道端に直売所、道の脇にはさくらんぼ畑。民家の庭にも当たり前のようにさくらんぼの木が…。
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道の駅にもさくらんぼは出てましたが、雰囲気が大事!と直売所で購入しました。直売所によって大きさや色に差があるので、行ったり来たりして決めた直売所のさくらんぼは、数日前にスーパーで購入したものとは全く異なる粒の大きさ、色付き、そして甘さ。(もちろん値段もですが、納得の値段です)。今まで食べたさくらんぼ順位のトップが入れ替わりました。家人はさっそく食べ終わった種を植えてたほどです(笑)。道の駅でさくらんぼ狩りも斡旋してもらえるようなので、時間があったらチャレンジしてみたいと思います。来月いっぱいくらいはシーズンのようなので。

こちらは、さくらんぼ通りのマンホールのふた。「さくらんぼと白鳥飛来の地」の柄ですね。
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ちょっと外出すると、ご当地マンホールのふたの絵柄が気になります。




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2011年06月29日

梅雨の合間に

雨の話ばかりが続いていますが、雨あがりました。予報では今日まで雨になっていたので、嬉しいことです。大雨のあとなので、重さのある空気に立ちこめる栗の花の香り。むっとした空気と栗の花のもったりした香りが記憶のなかではいつもセットなのは思い込みかと思っていたのですが、そうではないようです。今年もやはりセットだ…。

久しぶりの晴れ間にはりきって布団や洗濯物を干している方もおられると思います。うちではさっそく次に素焼きする品物の天日干しにかかりました。注文が入っているのにさっぱり乾燥が進まず、気ばかり急いて辟易していたところでした。

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色の濃いものほどまだ乾燥が進んでいないものです。丼、片口類は急激に乾燥させるとヒビが入ったりするので要注意。ここにはすでに数日部屋干ししたものを出しました。乾燥の仕上げ段階と言うところでしょうか。湯呑類はまだ土の色が濃いですね。

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今年はまだ出現していませんが、天日干しするとツチバチがやってきて品物をかじって粘土を持って行ってしまいます。ここまで乾燥が進んでしまうと補修ができないので、かまれたものは水に溶かして粘土に戻します。まったく迷惑な泥棒蜂です。せめてあちこちをひとくちかじりとるのではなく、一個を集中的にかじってほしいものです。

余談ですが、工房裏の廃鉄材の山の上に親子連れの野良猫が現れました。子猫は3匹。まだよちよち歩きちょっと上くらいの心もとない足運びで果敢に廃材アスレチックに取り組んでました。壁で鳴いてた子たちでしょうか。
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2011年06月27日

大雨警報の月曜日

梅雨寒の一日。つい一カ月ほど前に着ていた厚手の作業着に上着まで重ねてしまいました。一日中、雨、雨、雨です。元気なのは雑草ばかり。

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ロクロ場の窓から雨の中を飛ぶモンシロチョウを見てびっくり。柿の木の下だったので、他所より雨はまばらかもしれませんが、まさか大雨の日に蝶が飛ぶとは思いませんでした。

雨の中、2組のお客様が来て下さいました。ありがとうございました。

午後からは先日窯出ししたフタかめ群を梱包してました。
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ありますなあ〜。

関東の問屋さんに発送する品なのですが、化粧箱なし発送なので、こういう出っ張りや突起のある器の梱包は緊張します。運送途中でどすん!と置かれた拍子に割れちゃったとか、段ボールが弱くて上の荷物で潰れたとかもありますしね。丈夫か!?クッションは!?そもそも全部入るのか!?とかとか。

段ボールの箱数は多くなりましたが、なんとか梱包終了しました。今作っている残りの品が完成を待って出発となります。

さて、今日の仕事は終了。大雨警報の出されている地域が広がりました。気をつけて帰るとします。冠水なんてしてませんように。
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2011年06月25日

大雨その後

大雨あがりました。お昼少し前から陽が差し始め、昨日までの雨が蒸発していくのか、空気はもわんとした重さを持っていました。午後になってからは、風が出てきたので、ずいぶん爽やかです。まるで昨日おとといの悪天候がうそのようです。
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窯下浸水は全ての水がはけました。がんばった!!ポンプ!!!
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もしも火が入っている時だったらどうなってたことでしょう。窯の熱で蒸発した水蒸気で窯場全体がひとつの蒸し器みたいになってたかもしれません。

昨日の正午頃の大曲はあちこち浸水や冠水で大騒ぎになっていました。警察や消防のサイレンがひっきりなしに走りまわり、冠水通行止めの道路を迂回してきた車で、普段すきすきな道路まですごい混みっぷり。国道13号線周辺も用水路の周りの田んぼが一体化して池になってました。聞いたところによると、大曲駅周辺は膝くらいまで水があったそうです。

今朝の雄物川です。
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いつもと川幅が全然ちがいます。今春は雪解け水が多く、やっと川が落ちついたと思ったのに、一夜にして春以上に増水してしまいました。この橋の上を徒歩通学する小学生は怖いだろうなあ。以前、神宮寺の桜としてアップした川べりの桜並木や畑は、今朝はすでに水はひいてましたが、用水路からあふれた水につかっただろう様が橋の上からも見てとれました。どろどろの畝に横たわる泥まみれの野菜の苗。育てていた方を思うと痛々しさが増します。雑草は水につかってもたいしたことなさそうですが、せっかく植えた作物はこんな風になっても大丈夫なのでしょうか。今年は寒さで植えつけが遅かったのもあるので今後が心配です。土曜日の朝ですが、畑の様子見や後始末に出てきたトラックや人影をあちこちで多くみかけました。

南外に入ってからは、減反政策で畑として使われている元田んぼが池になっていました。水辺の植物のように見えるものも実は大きくなったアスパラ…?。もと田んぼなので水はけが悪いからだと思いますが、わずかな間にここまで様変わりしてしまうと自然災害の恐ろしさが身にしみます。特に穏やかなときと猛威をふるうときの差の大きさは、実感と記憶があいまって恐ろしさの度合いが増すように思えます。

明日も晴れるようですが、雨と3月からの地震で地盤の緩んでいるところが多いと思われます。皆様、まだ気を抜かずにお気をつけください。
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2011年06月20日

今日のすり鉢制作過程

すり鉢の作成が始まりました。鉢の大きさが5寸の小型のものです。ロクロ場に呼ばれて行って櫛目のバリ取りをしたのですが、これまた先の長い作業です。昔は多少のバリはそのままで、手間を省いた分、値段を下げて出していたそうなのですが、それは使う側にとってはどうなのだろうか、ということになり、近年、可能な限りバリは取る方針になりました。多少安価で手に入れたとしても、すりこぎで欠けたバリが食べ物に混ざりこみ、知らずに食べてしまうかも…と使えずにいては、意味がありません。そもそも心配を抱えながら使用しなくてはいけない道具など、道具としての本分から外れているのではないでしょうか。

バリは本体の乾燥が進んでから一個ずつ先端のとがった道具で掻きだしていきます。素焼き後に軍手をはめた指の甲で大きなものをなでとってから細かいものを欠き、やすりでならすという方法をとっていた時もあるのですが、これだと軍手と手の痛手が洒落になりません。搔かなくていいところまで欠けたりすることもありますし。

素焼き前の乾燥段階では、櫛目が潰れてしまうので、軍手をはめてなでとるということはできませんが道具で掻いていくには余計な欠けが発生しづらく、よい加減でした。一個ずつバリを取っていくというと、えらく気の長い果てしない作業のようなのですが、やり始めると結構はまります。おそらくですが「ぷちぷちシート」のぷちぷち潰しにはまる人と同じ心理だと思います。

なかなか地味に楽しいのですが、今回は何分数が多く、悠長に作業しているわけにもいかなくなったので、中盤あたりから小ボスが施釉用の刷毛を分解してブラシを試作しました。使ってみたところ、キレイに素早くバリは取れるようになりました。以後、これがすり鉢バリ専用になりそうです。

まだまだ先は長いですが、完成品は関東方面の問屋さんに納品される予定です。

左側はバリ取り終了、右側はこれからです。
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*バリは取る方針になりましたがお値段は以前と変わらずです。うちのこっそりお得商品かもしれません(笑)。

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2011年06月16日

壁が鳴く

今週に入ってから展示場(販売場)の壁が騒がしく鳴きたてるようになりました。野良猫の子連れ引っ越しが行われた模様です。現在使用してない二階物置のどこからか壁の中に入り込んで子猫を隠したようです。登り窯周辺等あちこちに隙間があるので、野良猫が入り込むのは毎年のことなのですが、壁の隙間に入り込むのは5年ぶりくらいのことです。去年は事務室の床下にいました。ちなみに春先には雪を土台に屋内に入り込もうとする野良猫と締め出そうとバリケードを作る社長との攻防戦が繰り広げられます。(ほぼ毎年猫側が勝利)。

子猫と言っても、かわいらしい感じではなく、猫声でカラスが鳴き叫んでるような声です。小さな怪獣でもいるような。とことこ歩き回っている音や、親猫が帰ってきた音もするので隙間にはまったとか落ちたといったことではないようなのですが…うるさい…。

はじめの一日は、夜泣きの子供抱えた親はこんな感じかな、大変だな〜、くらいの認識だったのですが、こうも日がな一日鳴きたてられるとこたえます。

にゃあにゃあとぎゃあぎゃあの中間くらいの鳴き声で、よく疲れないものだ、声枯れしないものだと感心するくらい騒いでます。静まっているのは親猫が帰ってきたときと展示場に人の気配がないときだけ。

人が入ってきたり、動きまわったりするともれなく反応。コンビニのチャイムか?そしてまた子猫のいる壁が展示場と社長室と在庫部屋とお手洗いを仕切る壁なもので、どう考えても人の行き来が多く、したがって猫は鳴く。延々鳴く。

ここ数日で声はか細く弱っていくどころか日に日に大きくなっているところを見ると、順調に成長を遂げているようです。困るのは、お客様がいらっしゃっても騒ぐこと。猫好きな方ばかりではないし、姿が見えず声だけなので「落ち着かないから」と帰られたお客様まで…。小さいながらも猫なら招いてくれよ〜!!

声だけといえど被害が出ているので、二階に偵察に行きましたが、壁の中にいる、ということくらいしか分かりませんでした。どこかに猫専用の穴があるんでしょうね。成長でも引っ越しでもいいので早いとこ移動してくれることを願うここ数日です。やーれやれ。


これは野良の苦労のかけらも知らない家猫。
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2011年06月15日

陶芸教室の暑さ対策

7月中旬の気温になったり、5月中旬の気温になったり不安定な6月です。今年は、節電のためにグリーンカーテンが推奨されているので、ヘチマやゴーヤやひょうたん等の種が手に入りにくいのだそうです。と言う話を休憩時間にしていたら、電力会社からヘチマ、ゴーヤ、朝顔の種が配布されました。巻き時は4月から5月となっていましたが、まだ間に合うのでしょうか? 朝顔はぎりぎり大丈夫そうですが。でも一番の問題は場所です。

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一番暑さ対策が必要な陶芸教室の窓から真下を見た図です。このたくましすぎる雑草に打ち勝つ植物を種から育てられるのか…? プランターを置くにしても果たしてちゃんと育つのか疑問です。

というわけで、ホームセンターへ出向いて「よしず」を購入してきました。うちの工房で冬場、一番あたたかいのは陶芸教室なのですが、その分、夏場は暑い場所となります。一部、一階の窯の上にかぶっているので、焼成中はその熱も伝わっているんでしょうね。加えて、この季節の太陽の高さだと午前中の窓際が問答無用な日当たりに…。これまでは巨大扇風機を置いて対処していたのですが、粘土の乾きが早くなるなど、弊害もあるのです。去年も一昨年もどうしたものかと悩みの種でした。

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吊るしてみました。けして高価なものではないのですが、ぐっと雰囲気が変わりました。適度に風も光も通すのでなかなかよさそうです。虻や蜂よけの網戸も兼ねそうです。曇天や雨も多い南外なので真ん中にひもを通して巻きあげられるようにしました。

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行き場のなくなった種は社長に渡したところ、大変喜ばれました。「くまちゃんゴーヤ」と名前がつけられたようで、ロクロ場の窓辺のプランターで双葉くらいまで育っています。もう少し大きくなったら畑に引っ越していくと思われます。

グリーンカーテンに初挑戦される皆さま。毛虫等の害虫がつくと窓開けられなくなりますので注意して下さいね。(経験者は語る…)。



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2011年05月30日

ピーヨのこと

「5月は巣作りの季節」とあったのは、エリック・バトゥーの「めぐる月日に」だったでしょうか。楢岡陶苑周辺でも、ゴールデンウィークあたりから目に見えて野鳥が増え、ロクロ場前の柿の木やブロック塀の上で、さかんに聞きなれない声で鳴いてはつがいになって飛んでいく光景が見られました。

その中で目をひいたのはこの鳥です。
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ウソ鳥?ひよどり?
名前は分かりませんが、ある日突然10羽くらいがやって来て、さかんにピーヨピーヨと甲高い声をあげては、だらりと下げた翼をぷるぷるふるわせてアピールしてました。どんどんつがいになって飛び去っていくのですが、どうしても要領の悪いのが約一羽…。

アピールしてもアピールしても振られてばかりで、あげくすでに相手の決まった鳥にちょっかい出して追われたり、作成中の巣の中にまでついていって攻撃されたりしてました。見ていると、捕ってきた餌を食べようとして落としたり、飛行中の虫を捕らえようとして交わされたり。相手の見つからない理由が分かりすぎて、ロクロ場では苦笑が絶えませんでした。人間なら「仕事に生きます!」とか「趣味をとことん追求します!!」とか結婚以外の道は色々ありますが、その点、鳥はものすごくシビアかもしれません。

一羽きりのまま五月中旬がすぎ、朝も早よからピーヨピーヨと甲高い声が聞こえてくると「まだ見つからないのか」、「大丈夫なのか」とロクロ場の人間も心配になってくる始末。ピーヨ君は窓の外のすぐそこのマルメロの梢にいるのですが、ロクロ場とは窓以上にぶあつい見えない壁があって何もしてあげられないのだよ…と、こちらまでさびしくなってしまうことしきりでした。

なにしろ、この後ろ姿。さびしい!さびしすぎる!!
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ピーヨ君が日がな一日梢でピーヨピーヨと鳴かなくなったのは、もう下旬後半になってからでしょうか。相手がみつかったのか場所を変えたのか、あきらめたのかは分かりませんが、たまに低空飛行で飛び去る後ろ姿を目にします。これはどうなんでしょうね。ことの顛末が読めないので、また急に戻ってくるのではないかと、柿やマルメロの梢が気になってしかたのないここ数日です。
posted by UH.Komatsu at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿