2016年07月24日

仁義なき戦い

先月の終わり頃、4月頃から事務所の天井裏でごそごそ、みーみー、かりかり音を立てていた野良猫(推定)一家が旅立ちの日を迎えたらしく静かになりました。来年は侵入されないようにしないとね、と言っていた矢先、今度は床下からごそごそ、がりがり、きーきー音がし始め、なんだ天井裏から床下に引っ越しただけかとがっかりしました。

梅雨冷えの日には「へぷし、へぷし、へぷし」とくしゃみを連発されているご様子。風邪かね?天井裏の方が湿気少ないよ、と思っていたら、次の日には床下広範囲を走り回る音に、がりがりがりがりがりとひたすら何か引っ掻いて?いる音。しかも天井裏のかりかり音より迫力ある音になったので、ずいぶん大きく育ったものだなと工房裏手の床下に続く隙間を覗きに行ってみたら、猫ではなくタヌキが住みついていました。しかも親1匹、子6匹の計7匹も!!

親の姿は見えませんでしたが、子タヌキが警戒心ゼロで這い出して来てはころころ転がりあったり、穴掘ったりとタヌキパラダイスが繰り広げられていました。

なんてこった…。
ところでタヌキは夜行性ではなかったの?
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野良猫と思っていたからこそ、そのうち出ていくだろうと楽観視していたのですが、タヌキとなると話は別。見た目はかわいいのですが、疥癬等の病気の他、とにかくなんでも食べるので近隣の畑の作物被害が心配されます。近年、山の畑ではトウモロコシを巡って、社長とタヌキの戦いが繰り広げられていました。タヌキはトウモロコシに上って体重で根元から引き倒して成熟間近の実をあるだけ食べていくのです。タヌキ除けにネットを張ったそうなのですが、ネットを破られ、二重にしたら下に穴掘って入り込まれ、日々、社長がむきいむきいとしておりました。

床下に住み着いたタヌキは、ロクロ場外の草むらのケモノ道から察するに、近隣を餌場に、うちをネグラにしている模様。被害がうちだけにとどまらないとなると、やはりこれは駆除するしかなく。

陶工が妙に張り切って「仁義無き戦いだ」とネット等で色々調べ、とりあえず木酢をまいてみようということになりました。床下に入ることができないので、奥に噴射するための水鉄砲も100円ショップにて購入。準備ぬかりなし。
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1回目。木酢の容器に書かれている犬猫対策用の2倍希釈のものを散布。風にのって事務所内にいる私まで酸っぱくなりましたが、様子を見に行ったら、子タヌキは全くなんの問題もなさそうに遊んでました。

…敗退。

2回目。もう少し濃いめに希釈したものを散布。事務所他、ストック部屋、箱部屋等、私の行動範囲の大部分が酸っぱい香りに包まれていました。肝心のタヌキは雨降りだったので外に出ていませんでしたが、床下でがりがりがりとハイパーで穴掘りもしくは土台引っ掻き。

…敗退。

3回目。木酢を薄めず原液を散布しました。風が酸っぱすぎて私の鼻がつーんとしてました。タヌキは、きーきー、ばりばり、どだだだだ、と賑やかでしたが翌日からぴたっと静かになりました。

もしかして勝利?勝利した?

床下に続く穴を見に行くと気配もなくなっていました。勝った!!と思いきや、タヌキの出入りしていた入り口付近に細長ーい骨の残骸が…。近所の残飯捨て場から拾ってきたサンマの骨?それともヘビ?い〜や〜!!子タヌキが小さかったので親が獲物を運んで来ては床下で食べてたんでしょうな…。一体、私の足の下はどんな惨状になっているのでしょう。考えたくない…。

余談ですが、タヌキはとても臆病な動物で、鉄砲で撃たれると弾が当たっていなくてもびっくりして失神するのだそうです。そこからタヌキ寝入りという言葉が出たんだそうな。ちなみに、あまりに床下が騒がしい折り、金属製の鍋のフタを故意に床に落として、くわんくわんくわんと音を響かせてやりましたが、それでは大人しくなりませんでした。最近のタヌキは図太くなっているのかもしれません。

残った木酢は工房周りにまいてヘビ除けにしました。これで扉を開けたらヘビ!という恐怖の瞬間はなくなることでしょう。ああ、今日もなんとなく風がすっぱいなあ。


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2014年10月15日

新しい看板ができました

今さっき新しい看板が設置されました。道路の拡張工事で撤去されてから早数年、長かった。工房の前の道、どちらから来ても行きすぎてしまうと言われ続けた数年間でした。

設置作業。さくさくとあっという間でした。
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夏の青い山や田んぼを背景にしても、冬の雪に覆われても見やすいようにという要望に色々なカラーとデザインを出していただいての完成です。以前の看板は文字だけで、窯元はここであることを主張していましたが、今回はどういったものを焼いているかというイラストも加えていただきました。これでもう「大判焼きみたいなお菓子かと思ったんですが…」という勘ちがいは生じないはず。
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2013年12月08日

いただきもの

クリスマスやお歳暮等々贈り物の増える12月。ここのところ立て続けに素敵なモノをいただいたのでご紹介です。

1、秋型の和三盆
友人が自分用にお取り寄せをした時に一緒に頼んでくれたのだそうです。キノコと栗の彩色がザ・日本の細工。いただいたのが中秋の頃で、紅葉が始まったら色づいた銀杏や楓と一緒に小皿に並べようと楽しみに待っていたのですが、今年は紅葉を飛び越して雪になってしまいました。残念。予定変更で、冷え込む日か年末年始でばたばたした日のお茶にゆっくりいただく予定です。日持ちするのもいいところ。日本茶に合わせるのもいいですが、岩手県立美術館でコーヒーと干菓子のセットをいただいてから、コーヒーや紅茶との組み合わせも気に入っています。熱いお茶にすっと溶ける感じがいいんだなあ。
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2、アクリルエコたわし
晩秋に実家集落御一同様が工房見学に見えた折、同級生のお母さんからいただきました。晩秋の冷たい雨が1日中降り続いた水曜日でしたが、うちの他、大曲のゴミ処理場と南外の最終処分場も見学したのだそうです。「勉強会だ〜!みんな真面目だから〜!!」とのこと(笑)。口々に「俺のこと分かるか〜?」「おべでらが〜?」と尋ねられましたが、屋号ばっかり浮かんできて名前なんだっけ?な私でした。「もしご家族に興味ある方いたら、いずれうちに修行に」とお話したら「こんな遠くまで俺通われね」「バカ、おめでね、孫の話だべ」と笑えるやりとり。うちの集落、こんなに仲よかったんだなと改めて思いました。さて、たわし。バラ型葉っぱ付きです。「愛をこめてプレゼント!」といただきましたが、愛のこもったたわし…もったいないので、しばらく観賞用。その後、あまり汚れない用途から使って行こうと思います。
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3、ティッシュケースその他
先日、友人から15分で作ったティッシュケースの画像が送られ来ました。すかさず「欲しい〜」とおねだりして届いたのがこちらのティッシュケースと
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味のあるティッシュ。自宅に100個近くあったとのことですが、なんで?どっから?
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チョコレートのようなティッシュケースのポイントはチロリアンテープ(そのもの)とテープとフェルトの色合わせだそうです。そして洗えるフェルト製。洗えるのはポイント高い〜。

そしてティッシュケースと一緒に送られてきた品々。
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レターセットとハーブティーとクリスマス栞とイケてる(本人談)付箋と蔵書票。女子心そそられる紙物セットです。最後のところでシールではなく蔵書票というのが心得てます。間違っても安易に売ったり貸したりしない本にはらないとな〜。画集とか絵柄的にクリスマス絵本とか。いや、そもそも貸しても所有をはっきりさせとくためのもの?使ったことがない分楽しさ倍増。いずれ自分用スタンプでオリジナル蔵書票作るのもいいかも。こうして案外簡単にマニアへの扉は開くのです。

本当に皆さんありがとう。
贈り物シーズンの12月。私も贈り物上手になりたいです。
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2013年11月17日

霜月の雪

晩秋も紅葉も本番を迎え気味と思っている辺りで風邪をひきました。

いつも鼻風邪で花粉症と区別のつきにくい症状を始まりから終わりまで貫き通すタイプなのですが、今回は喉風邪。しかも上部。鼻と喉がつながった辺りが痒いと思っていたら、あっというまに、いわゆるのどちんこが腫れ、横になると気道が塞がれ気味で息苦しいという症状に。昔の同僚が同じ症状、しかも口いっぱいに腫れあがる程の深刻さで入院したという経験談を聞いたことを思い出し、怖くなってすぐさま病院に行きました。内科なんて5年ぶり?6年ぶり?

喉風邪は熱が出たり、長引いたりで消耗しますね。なかなか思うように動けるようにならず、忙しい只中に5日も欠勤している始末。

そのさなかに初雪が降りました。
時間だけはあったので住居周辺の積もり具合をひたすら観測。

雨から雪へ変わり
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一時間も経つと晩秋は初冬へ。
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夕方には、これはもはや初冬なの?
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この次の日、お昼からやっと出勤予定となったのですが、初雪にあらざる積雪。そんな中、小ボスは運悪く健康診断日で夏タイヤで果敢に横手へ。

そして、開店準備をする予定の従業員からは「スリップして田んぼに逆さまに落ちちゃいました。私は全然ケガとかなくて大丈夫なんですけど」という衝撃の電話が!!あちこち電話かけて連絡とっての大騒ぎでした。

たしか「都の子」というエッセイに「雪の降った日はなんとなく町が活気づいてしまう」(←雪寄せやら毛布の準備やら降雪のわくわく等のことのようです)という一文があるのですが、それどころではない、全然ない。初雪にして、すでに脅威になってる雪。

当日は突然の降雪で事故多発だったらしくJAFに車をレッカーして貰うまでかなり待ったそうですが、当の従業員は翌日代車にて同じ道を通って出勤。どうせいつかはまた運転するので、それが遅いか早いかの違いとのこと。天晴れ!!その気持ちの向きが大事、何事も。

休憩時間に皆でストーブ囲んでお茶飲みながら、事故のあれこれを聞きながら笑っていられるありがたさ。「誰でも一回はする」と言われる冬道の事故でしたが本当に無事で何よりです。私自身は5年くらい前でしょうか、スリップして制御不能で回転しながら道路工事現場につっこみました。作業員の方々はいませんでしたが、置いてあった通行止めコーンやらご迷惑おかけします看板を跳ね飛ばしなぎ倒し、めりめりと降雪の中を進んで橋の欄干にあたって止まりました。川まで行かなくてよかった〜。この時も無傷だったのですが、膝までの積雪と吹雪の中、跳ね飛ばしたあれこれを拾い集めてくるのは大変でした。

気をつけよう冬道。と言いつつ、まだ夏タイヤですが。

会社の桜の木の下では早すぎる雪に紅葉した葉が金魚のようでした。何事もなければ、こんなふうにただキレイなんですけどね。
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2013年08月28日

ババヘラアイス来窯

先週のお話です。終業まで1時間を切った夕方のこと。事務作業をしていましたら、何やら外からガラガラ、キーッという音がして、小花プリントの農作業用日よけ帽子が窓からちらちら見えました。畑帰りの近所の方が回覧板でも届けにきたのかと思っていたら…。

「どうも〜。ババヘラアイスの訪問販売です〜。冷凍保存もできますよ〜。」

は!?

ババヘラアイスの販売というのは、道端にアイス缶置いてパラソルを広げてババが椅子に腰かけている、待ちの販売だとばかり思っていたのに、いつのまにか攻めの戦法になっている!!

あまりの衝撃にあたふた動揺しながら窯場に駆け込んで窯作業していたスタッフ面々に「ババヘラの訪問販売きましたけどどうします?」と伺いを立てたら、全員が全員「は?ババヘラの訪問販売?」ときょとんとしてました。そうです、誰もババヘラが動き回って販売しているなんて見たことないし、思いもしないし。

見たことないものに心惹かれてしまうのは人間の性。結局全員好奇心に負けて特別に小ボスにアイスを買ってもらいました。

ババさん、満面の笑み。このアイス缶とパラソルを載せた台車を押して動き回っているようです。
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昔はお客様に「ババヘラ下さい」と言われ、知らない人にババと言われると泣いていたババさんもいたそうですが、今やババさんたちも「秋田名物のババヘラだよ〜。」と堂々としてらっしゃいます。秋田に行かないと食べられないものとして不動の地位を確立してきていることをババさんたちも心得ていらっしゃるのでしょう。

花盛り中。ババヘラの盛り方(杉重冷菓のババさんなのだそうで)→http://www.namahage.ne.jp/~parasolice/page009.html
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アイス盛りながらのお話しによると、ババヘラアイスは他のアイスのように凝固剤が入っていないので溶けやすいけれど、その分体にはいいのだそうです。

「こうやってアイス売ってれば年金に手つけねくていいし、孫にこづかいけでやれるから〜。」と笑ってらっしゃいましたが、ババヘラアイス販売は炎天下の道端で一日アイス販売。かなり過酷だと思うのです。こうやって稼いで、貰ったこづかいは心して使えよ、孫、と他所様のお孫さんに対して念を送ってみたりして。

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お話途中にババさんの携帯から演歌の着メロが流れ、お迎えのワゴン車の運転手さんからでしょうか、所在を尋ねられたらしいババさんは「今?ほれ、あの南外の瀬戸物いっぱい売ってるとこさいた」と説明してました。動くババヘラを可能にする文明の利器。いずれ、ルンバ(掃除機)みたいな形でGPS搭載の移動ババヘラカーが出てくるかも。THE 進化するババヘラ界。

今や観光客には「秋田に行ったらババヘラアイス食べなきゃ。写真撮らなきゃ」と絶大の人気です。楢岡焼を買いに来たお客様にも「どこに行ったらババヘラ食べられますか?」と聞かれたりもします。「イベント会場等には確実にいると思いますが、ある意味出会いなので運が良ければ…」とお答えするしかないのですが(笑)

なんでも観光客目線からはババさんたちはとてもミステリアスに見えるのだそうです。山奥の国道の片隅にぽつんと一人座ってアイスを売っているババさん。乗ってきた車等々の移動手段が見当たらないので、どこから来てどこへ帰るのか、どれくらいの時間そこに一人でいるのか、交代制なのか、不思議がいっぱいなのだそう。そうそう、それは多分、地元民でも謎に思っている人は多いはず。ちょっと前にババヘラの本を読もうと思って忘れてました。これを機会に読んでみようかな。確か図書館の地域図書にあったはず。

これと、
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これ。
ババヘラの研究ババヘラの研究
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ババヘラアイスの黄色い部分はバナナ味、赤い部分はイチゴ味。小さい頃はバラ盛りや花盛りなどなく、ただぺたぺたと盛られるだけだったので、赤い部分を多く盛られるととても嬉しかった記憶があります。なぜか、なんて理由はないのですが。そんな記憶ありませんか?

アイスもジェラートも「濃厚」がもてはやされる昨今ですが、ババヘラアイスは昔も今もこれからも、あの儚い感じの味は変わらないでほしいものです。

去っていくババさん。
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2013年01月28日

スーパーこまち試乗会〜車窓編〜

続きです。予告したのとタイトルが変わりました。

午前10時頃出発直後の大曲です。えらい吹雪でした。耳にまで雪が入ってくる〜。
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車内は薄手のセーター一枚でいられるほどあたたかく、足先が冷たいとか、窓際のシートが寒いということもなく、快適にのんびりできました。試乗会でしたが車内販売もあり、お姉さんのスイカ・ペンギンのエプロンに目が釘付け…。そこじゃないだろうと思いながらも、ペンギンの足跡がカワイイのです!!
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各シートのテーブルはこれくらいの広さ。手帳の確認や読書やお弁当にちょうどですね。
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秋田〜岩手間の仙岩峠付近を通過。山間を行くので沢が見えます。滝は凍ってました。仙台の友人が言うには、東京〜仙台間は平たいとこばかりで飽きる風景が多いので、こういう変化のあるところを走るのは楽しそうだ、とのこと。当たり前の風景なのでなんとも思っていなかった〜。南の方から来るとそういう感じなんですね。
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盛岡を過ぎると、ずいぶん降雪量が減りました。平らな所には積もっているけれど、高さのある部分はそうでもありません。いいなあ。
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そして宮城県古川周辺になると、春!?と思うほど青々とした風景に。しかも青空!!
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わずか2時間のうちにこれだけの天候変化の中を駆け抜けて行くなんて。奥羽山脈を隔てて天気が全然違うのは分かっていますが、こんなに?とびっくりします。こんなに急激な変化の中を行くのですから車体にかかる負担も相当と思うのですが、それを凌ぐ車体なんでしょうね。

盛岡を過ぎるとミニ新幹線扱いの秋田新幹線から東北新幹線の線路に変わるのですが、もちろん普通営業している他の車両とすれ違う機会が出てきます。あの一瞬の風圧のような圧力が苦手なのですが、今回の車両では一度も感じませんでした。車窓から見ていないとすれ違いに気付かないほど。同じようにトンネルに進入した時のキーンとした耳鳴りもありませんでした。従来だと寝ていても耳が詰まって起きたりしていたんですが。ここも快適さのひとつのようです。

さて新車両ではスピードアップもうたわれています。テスト運転のようにスピードを体感させてもらえたので、それぞれ写真を撮ってみました。加速度が伝わるでしょうか?

まず130km/hから。
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270km/hへ加速。ちなみに現行こまちの最高速度は275km/hだそうです。
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そして300km/hへ。乗客から拍手が起こりました。揺れや圧力はたいして感じませんでしたが、外の風景がぱらぱら漫画や映写機のフィルムを見ているようでした。仙台〜盛岡間42分もうなずけます。
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仙台では1時間の自由時間をいただきました。事前に連絡していた仙台の友人がホームまでお出迎えに来てくれましたが、挨拶もそこそこに止まっているスーパーこまち車両へ。「いや〜、コレ見ちゃうと今のが色あせちゃうわあ。普段は高速バス使うけど次回の秋田行きは新幹線だ」とのご意見でした。そのまま友人と駅内で食事をしてタイムアップのため再びホームへ。2時間かけて仙台へ行き、駅から出ずにまた帰る。人生に一度あるかないかの不思議な滞在時間となりました。

帰りの車内。程良く疲れが出てきてシートに沈みかけた、この時、気になる場所発見。ここです。通路の天井。
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せっかく実った田んぼの中にいる雰囲気を演出した車両なのに、病院みたいな天井はもったいないように思えました。いっそ田んぼの上空の写真でもあったら楽しいかもしれません。車両ごとに四季折々で春車両や冬車両などなど。グリーン車は黒と青が基調なので夜空とか。殺風景なのも残念ですが、暖簾のような吊り広告もなあ…、そんな妄想を膨らませながら朝以上のえらい吹雪の大曲に到着。ああ、たった2時間の移動で快晴の青空は夢になってしまいました。つまりはそれだけの距離を移動したということ。距離を感じさせない新型新幹線。すごいですね。



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2013年01月27日

スーパーこまち試乗会〜グリーン車編〜

1月25日金曜日、スーパーこまちE6系の試乗会に行ってきました。関係者の方の試乗会にご招待いただいたので、大曲〜仙台往復間みっちり堪能することができました。

先月の内覧会では「はい、次。はい、次。」と言う感じでずんずん見学したグリーン車にも短い区間ではありますが乗車させていただきました。

大まかな車両の様子については先月のブログで紹介したので、今回は細部を。
http://naraoka.sblo.jp/article/60630207.html?1359273890
http://naraoka.sblo.jp/article/60630232.html?1359273937

まずシートです。ヘッドレストのカバーをめくると深みのちがう青色が。
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肘かけの下は藍色に近い青。
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通路とシート部分もまた無地とストライプで別の青色が使われていました。
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出入り口付近の壁は落ち着いた紺色に近い青。
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色々な青の中のどれが楢岡焼の色かと言うと、全部、発色しうる色合いです。楢岡焼の面白いところをちゃんととらえていただいています。自然原料のみの釉を使用しているので、窯の温度や窯内部での置き場所、焼成時間によっても色合いはかわりますが、採取した年の原料の出来具合によっても発色に違いが出ますし、調合、焼成を担当する陶工によっても色合いが変わってくるのが楢岡焼。

今現在の陶工の発色はヘッドレストの青が主流ですが、時代時代、まさにその時の歴史を紡いでいる陶工によって色合いは変わってゆくので、そういう意味でも「今」を走る配色になっていると言えましょう

せっかくグリーン車に時間を取って座らせていただいたので、先月確認できなかったあれこれを堪能してみました。シートのテーブルはこんなところに収納されていました。シートのゆったり感の工夫はこんなところに!
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テーブルの素材も普通車とちがいます。
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そうそう、各シートごとにパソコンや携帯電話の電源が確保されてたんですよね。ケーブル持っていけばよかった〜。形だけでも携帯電話やパソコンのケーブルをつないで電源ランプに光が灯る様子をみたかった。失敗でした。

「新しい」と言うことは、いちいちやってみたい試してみたいがてんこ盛りでわくわくします。新幹線縄ですから、これに長距離移動や旅行がついてくる。もっと心が躍ります。


普通車両&旅行気分編に続く。









posted by UH.Komatsu at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿

2012年12月24日

テマヒマ展の書籍が刊行されました

お久しぶりです。
今年こそは余裕ある12月を!と思っていたのですが、やはり師走。そうは問屋がおろしてくれませんでした。年末年始へ向けた小売店の注文から結婚式や法事用の注文などなど。

ひょえ〜!!と首が回らなくなりそうになりつつも、様々な方々の生活行事に参加させていただいているようでなんだか嬉しくなってきて、出来る限り尽力しようと思うこの頃です。

さて今さっきの話なのですが、郵便屋さんが大きい紙封筒を届けてくれました。
開封してみたら、真新しい本が!!

春から夏にかけて東京で行われた「テマヒマ展〜東北の食と住」が書籍になったものでした。
http://naraoka.sblo.jp/article/55492670.html?1356314851

展示会のポスターさながら東北の手仕事品や伝統的な保存食のシルエットの描かれたシックな装丁です。

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マガジンハウス 2012-12-13
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内容をぱらぱら見てみましたら、右ページには品物のカラー写真、左側に説明文という構成になっていて、随所に評判の高かった映像の一コマと思われるカラー写真が掲載されています。その時は「距離と時間が…」と実際見に行くのはあきらめたのですが、やはり行けばよかった感再燃。

なんだか面白そうな気配がするので、ぱら見もほどほどで中止。年末年始に読めるといいなあ。ゆっくりじっくり読める時まで、いたずらに中をのぞかず取っておこうと思います。

ザ!!積読!!

早く読めますように。
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2012年12月09日

E6系スーパーこまち車両見学会〜グリーン車編〜

いよいよグリーン車に潜入です。楢岡焼のブルーと川連漆器の黒だそうです。自由車より落ち着いた雰囲気です。ヘッドレストと通路が楢岡焼のブルーということのようです。
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ヘッドレストに近づいてみました。いかがでしょうか?
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こちらは各シートの肘当て下についているシートやレッグレストの位置調整ボタン。うぃーんと言う感じで足が持ち上がりました。もちろん音はしませんよ!!
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頭上には読書灯がついていて
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シートそれぞれの足元にはコンセント。パソコンやスマートフォンや携帯電話の使用に不安がひとつ減りますね。
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最後はノーズ部分をぺちぺちと。キレイな茜色です。
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後ろを歩いていたおじいちゃんグループから「いいなあ、これで東京に行きてーなあ」という声が何度も聞こえてきました。本当に旅心がそそられます。先日青森に行くために乗った車両はビジネスっぽい雰囲気でしたが、こちらはゆったり旅行を楽しむな雰囲気。開業は2013年春ですが、実際乗るのはいつになるかなあ。グリーン車に乗る機会は(笑)?

車内には真新しいものの香りが漂っていました。次回乗る時はこの香り、もうしないんだろうなあ。半分仕事の心構えで行きましたが貴重な体験でした。春が楽しみです。
posted by UH.Komatsu at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿

E6系スーパーこまち車両見学会〜普通車編〜

ずいぶん前から「楢岡ブルーが使われるらしいよ」とささやかれていた秋田新幹線E6系。
http://naraoka.sblo.jp/article/41963403.html?1355018290

昨日、大曲駅にて新型車両見学会が開催されたので早速行ってきました。まずは参加するための抽選をクリア!300人の枠に1500人の応募があったとのこと。よく当たったものです。会社のためにしっかり見て来いとの啓示でしょうか。
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雨だの雪だの雷だのを気にして早めに家を出たら、ついうっかり「気合入ってます!!」と言わんばかりの早い到着となってしまい、一時間程待つことに…。各班ごとに分かれて連絡通路で待っていると主役がホームに入ってきました。参加者がいっせいに窓ガラスにはりついてしまったので背伸びして両手をあげて無理やり撮影した戦果。デジタルカメラ万歳!!
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もともと鉄道に興味はないのですが、大勢で列を作って拡声器持った先導者にくっついて、ぞろぞろホームに向かうと、小学校の頃の社会見学みたいでなんだか楽しくなってくる諜報員。

さて普通車両です。
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華やかな黄色?黄金色?車両全体が明るい感じになっていました。天気良好の太平洋側から陰鬱な日本海側の空の下に突入しても寒々しくなさそうです。このヘッドレストは座高に合わせて上下に動かせるようになっていました。ちゃんと確認して証拠写真も撮影しました。窓際にはコンセントもついているのでパソコンや携帯の充電にも便利です。

通路の床には稲穂の絵が描いてありました。「傷かと思った」と何やら勘違いの声(笑)稲穂ですよ、稲穂。
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普段あまり中を見ることのない乗務員室も黄金色。
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お手洗いも広い!!車椅子でも使用できるお手洗いだそうです。
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これくらいの広さがあったら走行中の揺れも平気かも。車内のお手洗いは避けて来てたので、ちょっと新鮮。現行こまち車両のも参考までに先月見ておけば比較対象になったのに…残念…。

まあ、見学会があるとも抽選当たるとも、先月は思ってなかったので仕方ないのですが…。

「E6系スーパーこまち車両見学会〜グリーン車編」に続く


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2012年06月29日

VS野良猫 〜セカンド・シーズン〜

梅雨の季節ですが、乾燥注意報が出ているらしいですね。じっとりと息苦しく蒸されているよりは作業のはかどりもよく、ロクロ場メンバーは山へ材料採取に出かけて行きました。肥料袋を数十枚とツルハシとスコップ積んで。お昼頃には戻ってくる予定で、その後は二階へ土上げ作業へと続いて行きます。暑いけれど頑張ろう。

ロクロ場作業はここしばらく夏の記念品の作成に取り掛かっています。
お湯呑を800弱。
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天井近くもこのとおり。
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まだ高台の削り出し途中ですが納期まではあと一カ月。これから素焼きして施釉して本焼きして検品して、という流れですが、そのあとを受け継ぐ包装班はいつ焼きあがってくるのかはらはらしています。あまり切羽詰まってからだと大騒ぎになること確実なのを知っているので。

包装班と言えど、湯呑完成までは作成班なあたりが人出の足りないイタイところですが、私は作業班に入らずギリギリランナーにならないよう祈りながら、せっせとしおり折って熨斗刷って箱整備して包装紙や緩衝材を的確サイズにカッティングしてと地味な作業に追われています。準備は余念なく。と分かっていても一人で挑むとなかなか先が遠い…。

そんな楢岡陶苑メンバーをあざ笑うかのように、近隣在住の野良猫が出さなくていい手を出してきたのが今週始めのこと。窯場に入り込まれ、色々難儀なことが起こっています。もともと強風でガラスが割れた窓から入り込んだようなのですが、猫にとってはワンダーランドな窯場なため何度も忍び込んでくるようになってしまいました。

品物をのせた板を差す棚なのですが、猫好みだよなあ、こういうの。
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忍び込むだけならまだしも、あちこちアクロバットに歩き回って施釉して窯詰めを待っていた品物をけり落とし、踏み割る行為により陶工陣を敵に回しました。

猫被害の模様。上から蹴り落とされると下の品物も必然破損します。
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まず窓ガラスのビニールを補強。アクリル板を買ってくるまでの応急処置として、新しいビニールの上下に梱包用透明テープをべたべたに張ってみました。これは猫の目には変化なく見えるようで、窯場にて陶工と鉢合わせした時、逃げようとビニールに体当たりしたものの破れずに、ばい〜ん、と跳ね返され、立ちあがった格好のままずるずる滑り落ちるを繰り返していたそうです。

猫大慌て。

必死に、ばい〜んずるずるしている背中を陶工が棒でつついてみたので、猫もっとびっくり。別方向に猫まっしぐら。「馬鹿め(笑)」と勝利したつもりでいたその晩、今度は猫の逆襲を受けました。色々落とされ割られ、焼きあがった品物まで割られる始末。窓の補強は破られていないので、まだどこかに猫専用出入り口があるようです。

社長は猫落とし(?)を仕掛けようと画策しているようですが、はたしてどちらが勝利するのでしょうか。今のところ、猫が出入りしている場所が特定出来ていないため、人間側が不利なようです。

そうはいっても、現在作成中の注文品をまた大量に破壊されては信用問題にかかわるので戦いはどうしても陶工勝利でなくてはいけないのです。まずはどうしても猫の出入り口を突き止めないとねえ。
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2012年05月14日

ロクロ場にて

かなり久しぶりの「事件簿」です。もともとクマの書いたブログが事件簿扱いだったのですが、ここのところブログ内の項目を増やされてしまい、事件性が高くないとカテゴライズ出来なくなってしまいました。

さて、今日お昼前に何が起こったかと言うと…

じゃじゃん!!
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あやしい足形とお思いでしょう?

でもね、

手形なんですよ、コレ。

ロクロ場の床についた手形なのですが位置関係を見てみましょう。
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右端に見えますのが、作業中の陶工です。

なんでもこうやって作業していたら、突然椅子が折れて後ろにひっくり返ったとか。手形はそのときついた手のもの。水引き作業中だったので粘土べったりです。ひっくり返った本人いわく現場検証よろしく人型をテープで囲った方がいいと言ってましたが、すいません、さすがにクマはそこまでヒマではありません!!

隣で水引き中だった社長はどっすん!という音に驚いて一個失敗。よい仕事をするには道具?というか家具も大事ですね。

件の椅子は、このように現代アートばり?の修理が施されました。これで何回目のワイヤー固定でしょう。
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なんでも昔買ったドラムセットの椅子だそうで、かれこれ20年が経過。まだ引退させてもらえないのね。えんえん修理は続くのね。日に日にワイヤーは増えて行くのね。

どうか人も椅子もケガのないように。



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2011年12月07日

楢岡焼浴槽帰ル

楢岡陶苑の浴槽ではなく、楢岡焼の浴槽の話です。

12月2日、大仙市の文化財保護課より楢岡焼浴槽が戻ってきました。
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全体像はこんなです。ところどころに釉が散らされているのが洒落ています。
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なんと2代目宇一制作の品です。見えにくいですが側面に「明治四十三年製 小松卯一」との銘が彫られています。(注:宇一の表記には「卯市」や「宇市」も使われています)。
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こちらの浴槽、随分昔に破損してしまい、長らく破片のまま年月を経ていたのですが、文化財保護課の「ぜひ組み立てたい」との熱い申し出をいただき、ほぼ完成に近い形状を取り戻しました。2代目宇一の作品は今ではもうほとんど残っていないので、うちの窯においては作品と言うより貴重な歴史的遺物と言っても過言ではありません。

製作者にとって、かなり思い入れのあった作品のようで、縁にはこんな模様も彫られたり型押しされていたりしています。
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松竹梅ですね。家族の誰かの産湯用に新調したのでしょうか?

なぜ作ったのか?
どうやって窯に入れたのか?
祖先のこととはいえ、何も伝えられていません。

内部はこんなです。埋め込まれた丸石は滑り止めの工夫でしょうか。
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おそらくこの方向でこちらに背を向けて湯につかり、前半分に板を渡してフタをしていたのではないかと推測されます。
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さて、この浴槽。
楢岡焼窯元にとっては価値の計り知れない貴重な品です。かといって大事にしまいこんでおいては無いも同じ。いずれどこかに展示して誰もが見られるようにしたいのですが、なにしろ大人二人がかりでも持ち上げられない重量と大きさ。簡単に展示スペースを確保することができず思案中です。

とりあえず現在は陶芸体験室の片隅に置いてあります。もし、見てみたい!という方がいらっしゃいましたら、来店の際にスタッフのお申し出下さい。ご案内いたします。

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2011年09月26日

秋が一粒

急激に秋めいてきました。
暑さ寒さも彼岸まで。まさにその通り。
それにしても昨日の朝の八℃にはやられました。温度差アレルギーに加えて、稲刈りが始まるので稲ワラ焼の煙にもやられるなあ…。やれやれ。

さて、ロクロ場から見える柿の木の実もだいぶ大きくなってきました。
その中に一粒だけ色づいた実があります。他の実はまだかんかんに固いのに。なぜでしょう。作業中に気になって仕方ないこの頃です。

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2011年09月15日

ヘチマ調理にトライ

今年の楢岡農園には、めずらしくヘチマが植えられました。窓辺にグリーンカーテンではなく畑にしっかり。

植えた当初から、社長はヘチマの使い道が気になるらしく、タワシだとかヘチマ水採取してた従業員がいただとか、いろいろ口にしていたのですが、ここ三カ月の間に何度も耳にしたのが、「ヘチマ食うんだとよ〜」。

なんでも以前、沖縄から嫁いできた方が、ヘチマの苗を大量に購入するのを見て、なぜそんなに植えるのか聞いてみたら、食べると言われたんだそう。その時の衝撃がいまだに残ってると見ました。

折に触れて、ヘチマの話をしては「食うんだと」、「なんたもんだべ」、「うめんだべか」とくりかえしているので、先日、ええい、これはもう試してみようと貰って帰りました。

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25センチ程のまっすぐな奴と曲がった奴。
むかごご飯同様、周りに食べる人はいないし、調理するのも初めてなので、これがちょうどいい大きさなのか分からないまま、とりあえずトライしてみることに。扱い方も加減も不明なので、ちょっとわくわくしながら皮をむいて、豚肉と一緒に炒めたあと、日本酒で溶いた味噌を投入して味噌煮にしてみました。

ヘチマって水分多いんだなあ。縮んでいく〜。

なんとか完成。
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ヘチマは冬瓜に似ているようなそうでないような、といった感じでしたが、おいしく食べられました。最初味見した時の青臭さも抜けてました。炒めると抜けるものなのか、味噌入れたからなのか分かりませんが、おいしかったのでよしとします。

食べてみて思ったのですが、わくわくしながら調理したもののヘチマ食べるの初めてじゃないかも…。

昔、沖縄料理店によく通っていたので、その時よく分からないまま食べてたようです。昔の「これはなんぞや?」という疑問が今頃すっきりしました。

後日、社長に「ヘチマおいしく食べられましたよ」と伝えたら、「んだが!!なんとやって食べた?」といい食いつきでした(笑)おそらく近日中に社長の食卓にもヘチマは登ることでしょう。

現在も我が家の冷蔵庫には楢岡農園産のゴーヤとヘチマが入っています。秋田県民の生活も変わったものよのう。

*使用した器:白釉肉じゃが鉢
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2011年09月11日

むかごご飯

夏の終わりに辰巳芳子さんの本を読み、「むかご」にほのかな憧れを抱きました。著書には、「新米が出回る直前の味の落ちた米に混ぜて炊くと豊かな風味が加わって」とあったのですが、そもそも、むかごとはなんぞや?

周りに食す習慣のある方がいないので、正体不明。なので調べてみました。

むかご(零余子)って山芋や長芋の葉の付け根にできる球芽なんですね。地上にできるとむかごになって、地下にできると芋になるそうです。おもしろ〜い。採取量が少ないので買うと高級食材扱いになるそうですが、山芋は山野に自生しているので採取してくればよいとのこと。なのですが、この季節、茂りに茂った山野に分け入るのはちょっとなあ、と思っていたら、なんのことはない。楢岡陶苑の駐車場脇の畑にありました。長芋のむかごですが。

近い!まったく問題なし!
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採ってもいいか社長にきいたら、ぽろぽろ落ちると来年勝手に生えてくるから持って行け!とのこと。「何するなだ?」ときかれたので、むかごご飯に、と答えたら、「昔、ばあさんが醤油で煮た奴一回食ったな」と一言。味についてはなんのコメントもなく、漂う不安。でもしっかり採取して帰りました。

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むかごご飯と言っても色々な作り方があると思うのですが、見たことも食べたこともないので、豆ご飯の要領で一緒に炊いてみました。混ぜ込む前に、洗うだけでいいのかな〜と一個割ってみたり。食べられることは分かっていても、初めてのものだと必要以上にどきどきします。

むかごご飯完成!!
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混ぜ込んだ量も問題なのかもしれませんが、なんていうか、はかない感じの芋ご飯?芋そのものを炊きこむよりも主張はないけれど、芋の存在はちらほら感じました。豆ご飯や栗ご飯の方がパンチははるかに強いです。何しろ他のむかごご飯を知らないので、こういうものなのかは分かりませんが、でもトライしたということに満足しました。秋の味覚の先発隊です。

後日、むかごご飯作ったよ、と友人に自慢したら、「は?むかご?何それ?虫?」という返事が返ってきました。やっぱりそう思うよなあ。こないだまで私もそう思っていたよ…。

*使用した器
「鉄海鼠釉ご飯茶碗(中)」
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2011年09月08日

不穏な夕方

昨日は気候のあやしい一日でした。

お客様からきいた話によると、お昼頃、秋田市に竜巻警報が出され、テレビに警報テロップが流れたそうです。「飛ばされない建物に避難して下さい、と表示されても、飛ばされてみないとどれが飛ばないかわからないよね〜」とのこと。そのとおりです…。

夕方になると西の方(秋田市方面)から真っ黒くて低い雲が閃光を放ちながら近づいてきていて、まるで追われるように家路を急ぎました。

そしたら、東の方(岩手県滝沢村方面)はこんなでした。
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走行中の車の助手席から撮ったので、ブレ気味ですが、この放射状の雲は一体?西は真っ暗なのに、そこだけ夕焼け?

先週、地震雲のサイトで似たような雲を見た後なので、万一に備えて自分専用の懐中電灯を買って帰りました。地震雲と言いきれないし、地震もほんとに来るのかは分かりませんが、まあ、きっかけとして。

後ろは真っ暗、前にはあやしい雲。夕暮れと言う時間どきもあって、不穏な気配でいっぱい。その後、すぐ巨大な積乱雲と日暮れで放射状の雲は見られなくなりました。地震の代わりにすごい土砂降りで大雨警報も発令されました。念のため、枕元に懐中電灯を置いて休みましたが、揺れは来ませんでした。

今朝になって北海道で大きめの地震があったと知ってびっくり。あの放射状の雲と関係はあるのでしょうか?やみくもに不安になるのもよくないと思いますが、備えはしっかりしとかないと、と気を引き締めた次第です。ああ、季節の変わり目だ。避難バッグの中の着替えを秋冬用に入れ替えようっと。
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2011年09月04日

侵入者あり

フェーン現象で気温がぐんぐんあがっています。

グリーンカーテンのつもりがそこまで伸びなかったゴーヤがお手洗いの流しの上の窓から侵入してきていました。朝はのぞいてるぐらいだったのですが…。

なにかゴーヤの気をひくものがあるのでしょうか?
この先にあるのはハンドソープのボトルくらいです。からめとって出て行かれたらイヤだなあ。つるにかすめとったもの満載にぶら下がる泥棒ゴーヤとかも。

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posted by UH.Komatsu at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿

2011年08月04日

真夏日

暑いです…。
いつもと逆に風が吹いているのでフェーン現象でしょうか?

素焼きの窯出しをしたので、窯場もうだるような暑さです。
そうじゃなくともめずらしく工房内どこ行っても暑い日です。

アマガエルも軒先で避暑中です。
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posted by UH.Komatsu at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿

2011年07月30日

楢岡陶苑夏模様

夏になって楢岡陶苑周辺の生き物が活発化しています。

先日、帰り道に105号線を通ったら、道端にかもしかが佇んでいました。写真!と思っていったん車のスピードを落としてもらったのですが、角持ちだったので、泣く泣く通過。ああ、残念。でも車にばい〜んと来られても困りますしね。

数年前に東京の友人が窯見学に来た折、途中の道でシカをみた、と言っていたことがあったのですが、あれもカモシカだったのかも。数年前までは、粘土を採掘する会社の土地付近に「もののけ姫」のシシ神そっくりさんが生息していたそうです。まだいるのかは分かりませんが、この辺に生息しているのはタヌキや雉だけじゃないようです。

最近、お店の窓や扉を開け放しているので、色々な虫が迷い込んできます。ええ、いいのも悪いのも。入り込んできてなんとなく嬉しくなるのはこちらの方。
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飛び方がたおやかで和みます。おにやんまはばびゅーんと猪突猛進、まるでジェット機のような勢いですが、それに比べるとこちらは紙か蝶といったところでしょうか。

あと今年は、蜘蛛がやたらに多いのです。去年は虻、おととしはスズメバチだったのですが、今年は蜘蛛ですか…。しかも元気な奴ばかりで巣はメートル級の大きさです。一番困るのは、巣を張るスピードです。陶芸体験や見学のある日など、掃除を終えて見回りしたのに、いざ案内するとばばん!とできてたりするのです。なにー!!いつのまに!!と胸中で叫びながら通過になります。うう、これでは掃除してないかのように見えるではないか・・・。

工房周りの雑草もたくましすぎるほど成長したので、今日は陶工が作業の合間に草刈りをしました。お店からは見えない裏側メインです。
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草いきれから湿気を抜いて、かつ農濃さは増したような青臭い草刈りの香りが風に漂ってました。小さいころからずっと定番の夏の香りです。草刈りもさぼると見た目だけではなく、ダニが出たり、蛇が渡り歩いたりとロクなことがないもんなあ。工房に侵入してこられるのは断固阻止しなくては。

駐車場のコンクリートの割れ目にもたくましい方がいらっしゃいます。
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さて草刈りの帰り、陶工がゴーヤを一本持ってきました。
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「ご褒美!といった風にぶらぶらしてた」そうです。が、それは楢岡農園産。つまりは社長ゴーヤ。

数年前の夏、「専務が毎日一本ずつゴーヤ泥棒してたのに社長はちっとも気付かなかった」と言うのは近年カミングアウトの笑い話ですが、もしかしてそれを聞いたから、今年は工房の裏手の目につかない場所にゴーヤが植えられているのかもしれません(笑)真相はいかに。

帰り際、社長に「ゴーヤは一本でたりるか〜?」ときかれ、ジャガイモもいただいてました。
posted by UH.Komatsu at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿