2016年10月27日

仁義なき戦い2

ほぼ一カ月ぶりの更新となりました。

9月半ばから右目の調子が悪く、おそらく眼精疲労(睡眠不足含む)だと思うのですが、PCの画面を前にするとすぐ痛みが出て参りました。そして、ずーっとまるで右目全体が温泉玉子になったように、ふるふると奇妙な感覚。ブルーベリーやルテインのタブレットを毎日摂取してPC、テレビ、携帯電話、本、目にきつそうなものを全て遠ざけた一ヶ月でした。やっと落ち着いて、やれやれとため息です。

さて、先週のことですが、真昼の駐車場にタヌキが出ました。
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そそくさと立ち去るわけでもなく、日当たりのいい場所で、ころーんてろーんとくつろいでいらっしゃる。「あ!」と思って外に出てみると、とことこと(←けして急がない)会社の床下に入り込んで行きました。

夏に木酢をまきにまいて追い払ったはずなのに戻ってきた〜!!

まあ、夏場に戦ったのは7匹だったのですが今回は一匹なので、ちがうタヌキか追い出したうちの一匹が戻ってきたのかは分かりませんが、あらたに仁義なき戦いが始まりました。

夏とはちがう床下に入り込んでいて、今回はどうも会社の敷地の一か所をトイレにもしている様子。何が何でも出て行って貰わねばなりません。ということで、昨日、床下への隙間をふさぐ金網と、奥に木酢を注入する水鉄砲を買いに100円ショップへ行ってきました。ところが、前回は簡単に見つかった水鉄砲が見つからず。そうね、季節外れだもんね。最悪別の方法を考えますが、今日も仕事終わったら水鉄砲探しに行ってきます。

頑張ろう、さよならタヌキ引っ越し計画。
頑張ろう、木酢すっぱい生活。


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2016年09月28日

催事

本日9/28〜10/11まで、伊勢丹新宿店にて「豆豆碗碗展」が開催されます。豆皿とご飯茶碗の催事になります。今回はご飯茶碗のみ出店しました。通常の青い海鼠釉の他、白釉や淡青釉のものも出展有りです。
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2016年09月17日

新米の季節到来にむけて ご飯茶碗

気づけば、もしかして3連休初日?の本日です。その割に静かなのは稲刈りがスタートしたからでしょうか。工房内も釉薬採取のための藁束ねに人手が出払ってしまったのでひっそりしています。
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さて、稲刈りが始まったということは新米のシーズンもすぐそこ。そのため、シーズンに合わせてご飯茶碗のラインナップを強化しました。定番商品に加えて、形や色が異なる限定品もあまり数はありませんがこしらえました。出遅れることが多いのですが、今年は間に合いましたよ。
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定番のご飯茶碗に
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白いもの。
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淡青釉の浅型タイプとロクロ目お茶漬け碗。
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納豆鉢等ご飯のお供の器と一緒に店頭に並べました。
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形が同じでも色が違うとまた雰囲気もちがいます。
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白米や炊き込みご飯、パエリア等の洋風ご飯等、よそうご飯の色に合わせて選んでみても楽しいです。
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いつも繰り返しているようい思えますが、定番以外の色、形は限定品になりますのでお早目に。
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2016年09月14日

楢岡焼 白釉器

明日は十五夜です。諏訪神社の例祭と重なるのか、神社周辺の町中には紙垂のついた注連縄が張られていて、玄関先に提灯を下げているお宅もありました。ちなみに神宮寺の雄物川河川敷では今夕、花火大会があるため、出勤する頃から会場案内や駐車場案内の看板を積んだトラックだの、場所取りのビニールシートを抱えた人だのを多く見かけました。会社に到着してみれば、田んぼをお願いしている農家さんがやって来て稲刈りと藁焼きのの相談。日々の事柄が急に秋めいて来た今日この頃です。

さて、先日、窯出しした品物の検品が終わりました。今回は注文品に加えて、窯元限定販売の白釉器を焼成しました。
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地元の方には「白い楢岡焼!?」と違和感が強かった白釉の器ですが、最近は白釉のモノだけピックアップされていく方もいるほど、じわじわと人気が上昇中です。青い器では色映えがいまいちだった煮物系に使えるという声や、青い器はほぼ集めたので今度は白い器を集めたいいう有難い声も。

そして、なぜかダントツ人気の「数量限定、陶工の気まぐれ品」にも今回、白釉の湯呑みが加わりました。

上半分だけロクロ目がついた、定番品にはないデザインになっています。ロクロ目が滑り止めにもなって使いやすい形状です。
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白釉の器は、まだ大量生産するには発色の難しさがあるので、制作は不定期になります。青い器とはまたちがう雰囲気になりますので、実際手にとってご覧になりたい方はお早めにご来店くださいませ。
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2016年09月13日

第31回やきものの里展

9月9日より石川県にて第31回やきものの里展が始まりました。今年はすり鉢とドレッシング・ソース系の注ぎ物をメインに据えて出品しました。会期は10月11日までです。詳細はこちら。
http://www.isico.or.jp/dgnet/eventseminar/40846?type=isico
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2016年09月05日

8月に読んだ中から

先日、店舗内に設営したブッククロッシングゾーンを利用された方の、本を読んだ感想がサイトにあがり、なんだかとても嬉しくなりました。時折、本がなくなっているので、ああ、旅だったなあと思うことはあったのですが、感想があげられるということはなかったので。まあ、サイトへの感想登録は強制ではないですし、書店ではたくさんの本に埋もれてしまうような本との出会いの場所になればいいという気持ちで始めたものなのですが、やはり反応があると素直に嬉しいです。

8月は暑さ厳しい毎日でしたが、読んだ本の中に印象深いモノが数冊あったのでご紹介します。

8月前半は原爆の日や終戦記念日のこともあり、今年はホロコースト関係の本を数冊読みました。その中でも印象深かったのが「アウシュビッツの図書係」。図書館の新着コーナーでみつけました。
アウシュヴィッツの図書係アウシュヴィッツの図書係
アントニオ G イトゥルベ 小原 京子

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実話をもとにした小説で、アウシュビッツ強制収容所の中で、命がけで隠し持たれていた8冊の本と生きている本(語れる話を持つ人間)で、ひっそり運営された図書館活動と収容されたユダヤ人の毎日を描いたもの。命を養うためにはパンを、人間性を養い保つには本と教育を、が根幹にずっとあったように思います。本と読書が平和な日常生活を象徴するものであることに東日本震災で読み継がれた本や、久しぶりの開店を決めた書店の前に並ぶ人々の姿を思い出しました。読みたい本を読める毎日に感謝せねば。

こちらは読書SNSで知った絵本。よさそうだな読みたいなと思ったタイミングで図書館に入ったので早速予約しました。本当は購入して蔵書に加えたかったのですが、絵本はかけられた手間のまま高価なので、私の一ヶ月分の図書費と折り合いがつきませんでした。残念…。

「300年前から伝わる とびきりおいしいデザート」。
300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート
エミリー・ジェンキンス ソフィー・ブラッコール

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300年前から伝わるデザートのレシピはそのままに、材料の入手方法や使う道具、人々の暮らし、社会意識の変化を百年ごとに見てとれる流れになっています。絵本は文章の他、絵でも語りますから、人々が生活している風景や服装や調度の変化も興味深いものがあります。着眼点がおもしろいと思ったのですが、大人の方はあとがきもじっくり読まれることもおすすめします。子供と一緒に読むと、伝えられたレシピのデザートを食べてみたくなるようです。絵本のページそのままに一緒に材料をそろえるところから始めてみると楽しいかもしれません。

9月の読書は高倉健さんの「あなたに褒められたくて」からスタートしました。高倉さんいわく、「不器用」な感じが文章にもちらほら滲みでてますが女性には見えない世界が展開されていて魅力的。よい読書になりそうです。
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posted by UH.Komatsu at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 本について

2016年09月04日

茅乃舎のだし

先週の花火大会に来た友人からのお土産は「だし」でした。

ライフスタイル系の本で紹介されているのを何度か目にした福岡「茅乃舎」のもの。おいしそうだけど福岡か〜遠いな〜と思っていたら、仙台に支店ができたのだそうです。これは今度行ってみねば。

今回は、トビウオやカツオ等を使った海系のだしと野菜だしをいただきました。出汁の取り方と調味料として粉末のまま使うレシピ集も一緒に。これは助かります。出汁として麺や汁物も外せませんが、普段しないだしの使い方が満載。ああ、何から作ろう。
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寄るとこんなです。
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ちょうど会社にコレがいたのでゴーヤチャーハンを作ってみました。今年も社長の畑のゴーヤは日々鈴なりで、花火大会に来た友人たちにサラダや佃煮等たーんとゴーヤを振る舞った私。当日は家に6本ありましたからね。花火の翌日には1本になり、よしよし、と思っていたら、また4本やってきて、ほぼスタート地点に戻ったのでした。いっそ赤く熟れるまで待ってジャムにしてみましょうか。
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話はそれましたが、ゴーヤチャーハンです。レシピではゴーヤを刻んで炒めご飯を加えたら、だしの袋を破ってまぶして炒めて完成というもの。シンプルなのでゴーヤの美味しさが引き立ちますとありましたが、欲張りな私はカリカリ梅とジャコも入れたいなと思いました。

だし味のチャーハンは、さらりとしていて重さを感じませんでした。夏にいい!!
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現在、野菜だし+オリーブオイル+にんにく+胡椒をまぶしてポークソテーを仕込中です。どんな味になるんでしょうね。

だしを持って来てくれた友人とは、「乾物コーナーって飽きないよね、すみずみまで見ちゃうよね」という話題で同意を得ました。スーパーの地味コーナーかもしれませんが、色々変わった物があり、意外と地域性もあったりします。

余談ですが、サバ味噌を作る時、味噌はなるべく離れた地域のものや原料の違うもの(豆味噌と麦味噌等)を2種類混ぜて使うとより美味しくできるのだそうです。それを聞いてから、旅行に行くと必ず地元のスーパーで調味料コーナーと乾物コーナーを偵察して何かしら連れ帰ってくるようにしています。お菓子等とちがって長く楽しめますしね。

ちなみに秋田のお土産として、だしを持参する時は安藤醸造の「しろだし」を持っていきます。角館の武家屋敷で実演販売をしていらした折り、試飲させていただいたら美味しかったのと、イワナのしょっつるを使っているのが話題のタネになるかなと。大阪の友人に送ったところ、「ゆでたほうれんそうにかけたら料亭の味になった」とのことでした。自宅で普段使いするには、ちょっと高級感を感じてしまうのですがお土産にはよい価格。秋田からのお土産に迷った時はおすすめします。
https://www.andojyozo.co.jp/shirodashi/index.html
posted by UH.Komatsu at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | わくわくするもの

2016年08月31日

大曲花火競技会、その日と次の日と

夏の大イベント、大曲の花火が終わったら、急に秋の気配が強くなりました。日中はまだ暑いですが。昨夜の台風、岩手や北海道の被害を受けた地域の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。大曲は特に目立った被害もなく普通範囲内の雨風で過ぎて行きました。奥羽山脈の防御力に守られたのかもとも思います。

さて、今年も花火競技会観賞に県外から友人2名がやってきました。前日まで大雨警報が出ていて、桟敷が流出しただの、開催が検討に入っただの、不安な情報ばかりでしたが、当日は嘘のように晴れ、交通渋滞もそれほど問題なくお迎えできました。

夕方、家人と友人は桟敷席へ出発、私は煙がだめなので家でひとりテレビと西向きの窓からの花火観賞(高くあがる花火の上三分の一程度ですが一応見えます)。今年は各社楽曲が被ったりもせず、それぞれの個性や表現がよく出た面白い花火競技会だったように思います。ネオンのように色合いが時間差で変化する花火が今年の流行りだとか。進化しますねえ。まぐろ寿司の型物花火で回転寿司を表現したものが面白かった(笑)

友人によると、他所の花火大会にはない、花火の中にいる感覚がいいのだそうです。
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次の日は六郷湧水群散策に行きました。角館や田沢湖、抱き返り渓谷も案内したいのですが、帰りの交通を考えると遠出できず、毎年この辺をぶらぶらと。そろそろネタも尽きてきたので、地元大曲、どうか花火翌日も頑張りましょう。カフェやお店が日曜休みだと本当にどうしようもありません(←かなり切実)。

六郷では、いつものお店でブランチしてから湧水群へ。

友人たちが、一年に一回は食さねば、と楽しみにしているマグロカルビ。
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おすすめサラダには、じゅんさいがのってました。秋田では見慣れていますが友人たち大喜び。じゅんさいの話題で沸いているので「摘み取り体験できるよ」と言ってみましたが、これはスルーされました。
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駐車場からは、よくある景色。けれど都会から来た友人には、こういう雰囲気が凄くいいのだそうです。そういえば以前、東京の友人も「視界が解放される」と言うようなこと言ってましたね。
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夏の昼下がり。
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小さい湧水をたどりながら御台所清水へ。水に手を入れると冷たさが余韻になっていつまでも残ります。
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ひんやりとした風が生まれる水面。
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場所移動をしてニテコの湧子ちゃんへ。清水の中にスイカが冷やされていました。いいなあ。私の実家では洗濯機の中に浮かしているのですよ。風情が全然違います。
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友人は直売所で野菜を見るのも楽しいそうです。「やす〜い」「多い〜」「大きい〜」と賑やか。湧子ちゃんでは、豆腐ドーナツを購入してましたが、私はジェラートが気になりました。イチゴや抹茶など見慣れたラインナップの中に「地酒」とか「かぼちゃ」というフレーバーが。今回試せませんでしたが、ここにそういうものがあるという情報を書いておきます(笑)。

友人たちを見送ったあと、家に帰ったらものすごい祭りの後の寂しい感じと前日使った片付けるべき食器類リネン類が残っていましたが、なんだかとても楽しく穏やかに後片付けができました。どうやら本当に私も楽しかったよう。これで今年の夏も終わりです。

posted by UH.Komatsu at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2016年08月06日

新色登場

梅雨が明けたら日々正しく暑くなってきました。明日の予報気温は37度とか。乗り切れるだろうか…。

さて、現在、青、白、黒、淡青と四色の色がある楢岡焼に新色が加わりました。

何色って言ったらいいんでしょう。しいて言えば雲の中(イメージ上)みたいな雰囲気です。
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薄暗くなりましたが、接写。
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上手く色が出せるか分からなかったので、今回焼いてみたのはこの2個だけですが、安定して色が出せるなら、もっと様々な器を増やしていきたいです。

そしてもう一枚。

ひょんなところから昔、一時作っていたお皿が出てきました。
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楕円型ですが、小判皿と違って縁がゆるい感じ。そこが普段の食卓にいいな〜と思い、陶工に生産を申し出ました。現在着手中の記念品の準備と事務仕事が落ち着き次第、私が出張っていくことになりそうです(←なので期待はなさらず)。意外と大き目のお皿なので、器の上にココット型など置いて野菜やフライなどを盛ってもいいかもと妄想してます。丸パンと玉子とウィンナーとプチトマトでモーニングプレートもいいなあ。

お皿の名称を確認してみたら、正式な名前はついてないけれど作成コードネーム(?)はゾウリムシだったそうです。取引先に出すほどの数も作らなかったから、そういう事態になっているのかしら…。ゾウリムシ…。希望、大小、親子ゾウリムシで作成したい。

そのために、今日の仕事を頑張るとしましょう。

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2016年07月24日

仁義なき戦い

先月の終わり頃、4月頃から事務所の天井裏でごそごそ、みーみー、かりかり音を立てていた野良猫(推定)一家が旅立ちの日を迎えたらしく静かになりました。来年は侵入されないようにしないとね、と言っていた矢先、今度は床下からごそごそ、がりがり、きーきー音がし始め、なんだ天井裏から床下に引っ越しただけかとがっかりしました。

梅雨冷えの日には「へぷし、へぷし、へぷし」とくしゃみを連発されているご様子。風邪かね?天井裏の方が湿気少ないよ、と思っていたら、次の日には床下広範囲を走り回る音に、がりがりがりがりがりとひたすら何か引っ掻いて?いる音。しかも天井裏のかりかり音より迫力ある音になったので、ずいぶん大きく育ったものだなと工房裏手の床下に続く隙間を覗きに行ってみたら、猫ではなくタヌキが住みついていました。しかも親1匹、子6匹の計7匹も!!

親の姿は見えませんでしたが、子タヌキが警戒心ゼロで這い出して来てはころころ転がりあったり、穴掘ったりとタヌキパラダイスが繰り広げられていました。

なんてこった…。
ところでタヌキは夜行性ではなかったの?
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野良猫と思っていたからこそ、そのうち出ていくだろうと楽観視していたのですが、タヌキとなると話は別。見た目はかわいいのですが、疥癬等の病気の他、とにかくなんでも食べるので近隣の畑の作物被害が心配されます。近年、山の畑ではトウモロコシを巡って、社長とタヌキの戦いが繰り広げられていました。タヌキはトウモロコシに上って体重で根元から引き倒して成熟間近の実をあるだけ食べていくのです。タヌキ除けにネットを張ったそうなのですが、ネットを破られ、二重にしたら下に穴掘って入り込まれ、日々、社長がむきいむきいとしておりました。

床下に住み着いたタヌキは、ロクロ場外の草むらのケモノ道から察するに、近隣を餌場に、うちをネグラにしている模様。被害がうちだけにとどまらないとなると、やはりこれは駆除するしかなく。

陶工が妙に張り切って「仁義無き戦いだ」とネット等で色々調べ、とりあえず木酢をまいてみようということになりました。床下に入ることができないので、奥に噴射するための水鉄砲も100円ショップにて購入。準備ぬかりなし。
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1回目。木酢の容器に書かれている犬猫対策用の2倍希釈のものを散布。風にのって事務所内にいる私まで酸っぱくなりましたが、様子を見に行ったら、子タヌキは全くなんの問題もなさそうに遊んでました。

…敗退。

2回目。もう少し濃いめに希釈したものを散布。事務所他、ストック部屋、箱部屋等、私の行動範囲の大部分が酸っぱい香りに包まれていました。肝心のタヌキは雨降りだったので外に出ていませんでしたが、床下でがりがりがりとハイパーで穴掘りもしくは土台引っ掻き。

…敗退。

3回目。木酢を薄めず原液を散布しました。風が酸っぱすぎて私の鼻がつーんとしてました。タヌキは、きーきー、ばりばり、どだだだだ、と賑やかでしたが翌日からぴたっと静かになりました。

もしかして勝利?勝利した?

床下に続く穴を見に行くと気配もなくなっていました。勝った!!と思いきや、タヌキの出入りしていた入り口付近に細長ーい骨の残骸が…。近所の残飯捨て場から拾ってきたサンマの骨?それともヘビ?い〜や〜!!子タヌキが小さかったので親が獲物を運んで来ては床下で食べてたんでしょうな…。一体、私の足の下はどんな惨状になっているのでしょう。考えたくない…。

余談ですが、タヌキはとても臆病な動物で、鉄砲で撃たれると弾が当たっていなくてもびっくりして失神するのだそうです。そこからタヌキ寝入りという言葉が出たんだそうな。ちなみに、あまりに床下が騒がしい折り、金属製の鍋のフタを故意に床に落として、くわんくわんくわんと音を響かせてやりましたが、それでは大人しくなりませんでした。最近のタヌキは図太くなっているのかもしれません。

残った木酢は工房周りにまいてヘビ除けにしました。これで扉を開けたらヘビ!という恐怖の瞬間はなくなることでしょう。ああ、今日もなんとなく風がすっぱいなあ。


posted by UH.Komatsu at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 諜報員クマの事件簿